本日会見を開いた日本銀行の植田総裁は「マイナス金利」の解除を決定しました。マイナス金利は2016年に民間の銀行が日銀にお金を預ける金利をマイナスにし、そのお金を企業や個人に対して積極的に貸し出して景気を良くする効果を狙ったものです。そのマイナス金利が解除されれば、一言でいうと金利が上がります。銀行にお金を預けてもほとんどゼロに近かった利息が増える可能性がある一方で、住宅ローンの金利も上がる可能性が。賃金の伸びが物価の高騰に追いついていない中、日銀のマイナス金利解除の背中を押したとされるのが、33年ぶりの高い