寛永15年のキリシタン弾圧に端を発する島原の乱で、天草四郎時貞を始めとする2万人近い信者が惨殺された。 しかし悪魔ベルゼブブの力により蘇った四郎は、徳川幕府に復讐するべくグリモワールを身につけ、「エロイムエッサイム 我は求め訴えたり (Eloim, Essaim, frugativi et appelavi )」と唱えながら、自分と同じく現世で無念の死を遂げた者たちを魔界衆に引き入れていく。 戦乱の最中、夫の細川忠興に見捨てられ、火の海に取り残された細川ガラシャ。柳生但馬守宗矩・柳生十兵衛光厳親子と戦えなか