厚生労働省と国立感染症研究所は、日本国内で初めてマダニが媒介する「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の人から人への感染例を確認したと発表しました。感染したのは20代の男性医師で、昨年4月にSFTSと診断された90代の男性患者を担当していました。患者のタヒ亡後、点滴を外す処置を行った9日後に発熱などの症状が現れ、SFTSと診断されました。患者と医師のウイルス遺伝子が同一であることから、人から人への感染があったと判断されました。医師は現在、症状が軽快しています。中国や韓国では人から人への感染例が報告されてい