屋久島が世界自然に登録されて今年で30年、KKBではゴリラの研究で知られる霊長類学・人類学者の山極寿一さんをナビゲーターとしたシンポジウムを10月に屋久島で開催しました。 山極さんは京都大学の大学院生だった1975年からヤクザルの調査のため屋久島に住み込んでいて、研究活動に留まらず西部林道の自然保護活動や若者たちが自然との付き合い方や観光の在り方を考える「あこんき塾」の立ち上げなどに取り組んでこられました。 屋久島で過ごした日々は山極さんにとって、その後のアフリカでの調査や保護活動の原点になっているといいま