てくてく美術館 byきらきらぼし

美術館の音声ガイドについて話しています。なぜ音声ガイドを借りるのか。忘れられない音声ガイドの話。皆さんは借りますか？借りませんか？〈ヴァロットン―黒と白 @三菱一号館美術館、津田健次郎/ムンク展―共鳴する魂の叫び@東京都美術館、福山潤/新・北斎展 HOKUSAI UPDATED@森アーツセンターギャラリー、神田松之丞/没後120年 ゴッホ展 こうして私はゴッホになった@国立新美術館、安住紳一郎〉

「諏訪敦 眼窩裏の火事@府中市美術館」緻密で再現性の高い画風で知られる諏訪敦。絵画制作における認識の意味を拡張しようとする姿が立ち上がる展示。そこで生きた命を観た話。〈がんかうらのかじ/棄民/舞踏家 大野一雄/空也上人立像/六波羅蜜寺/「生きる」谷川俊太郎/「本気のしるし」深田晃司監督/府中駅ペデストリアンデッキ〉

「東京国立博物館創立150年記念 特別展 国宝 東京国立博物館のすべて@東京国立博物館 平成館」史上初、所蔵する国宝89件をすべて公開。空気が変わるほどの国宝の圧を体感した話。「十六羅漢像」「洛中洛外図屏風（舟木本）」「瀟湘臥遊図巻」「細字法華経」「扁平鈕式銅鐸」「埴輪 挂甲の武人」「片輪車蒔絵螺鈿手箱」「八橋蒔絵螺鈿硯箱」

「美術展部門賞」皆さんから募集した〈2022年美術展部門賞〉を発表。部門賞は皆さんの自由、何でもあり。「秋田県立美術館」 「マンガの画材〈アイシースクリーン〉展－マンガ表現の相棒としての50年－＠米沢嘉博記念図書館」 「国宝展の古今和歌集の紙＠東京国立博物館」 「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展〜お化けたちはこうして生まれた〜＠東京シティビュー」 「山口県宇部のパブリックアート」 「写真展『はじめての、牛腸茂雄』＠PARCOほぼ日曜日」 「みちまほ展のマンガワークショップ＠GALLERY HANA」 「展覧会 岡本太郎＠東京都美術館」 「佐藤雅晴 尾行-存在の不在、不在の存在-」 「カラーフィールド 色の海を泳ぐ＠DIC川村記念美術館」 「みんなの椅子 ムサビのデザインⅦ７＠武蔵野美術大」ハンス・J・ウェグナー『ロッキングチェアJ１６』 「国宝展の図録P259『金剛力士像 明治１２年購入』」

「美術展オブザイヤー」皆さんから募集した〈2022年に行ったベストな美術展とその理由〉を紹介しています。 「Masking/Unmasking Death 死をマスクする／仮面を剥がす」東京藝術大学 「カラーフィールド 色の海を泳ぐ」DIC川村記念美術館 「奇装のモード 装うことへの狂気、またはシュルレアリスム」東京都庭園美術館 「モエレ沼公園」札幌イサムノグチ 「フランソワ・ポンポン展」群馬県立舘林美術館 「彫刻刀が刻む戦後日本 2つの民衆版画運動展」町田市立国際版画美術館 「追悼特別展 高倉健」地元美術館 「ゲルハルト・リヒター展」東京国立近代美術館 「井上泰幸展」東京都現代美術館

最近行った展示あれこれの話。23個の展示についてと飯田橋ギンレイホールについても話しています。

「展覧会 岡本太郎@東京都美術館」岡本太郎の人生の全貌を紹介する過去最大規模の回顧展で岡本太郎の作品を観ていきなり泣いた話。〈「孤独が君を強くする」岡本太郎/興陽館〉

「ファン・ゴッホ-僕には世界がこう見える-@角川武蔵野ミュージアム」日本初！360度体感型デジタル劇場でゴッホのアートと物語を全身で浴びる没入体験をてくてく美術館ミュージアムショップ店長ばちょふさんとした話。

「ライアン・ガンダー新たな時代のサイン @東京オペラシティアートギャラリー」東京初の大規模個展。どうしてこれを作ったのだろう？何とも不思議な鑑賞体験とももさんタケさんと感想を話したその話。【#13ライアン・ガンダー展と併せてお楽しみください】

「仙厓のすべて@出光美術館」江戸時代、臨済宗の禅僧仙厓が禅の教えをテーマに描いた画。とは思えないようなスットコトーン！な画を観てフィーバーした話。

今日は休館日。「おばけなんてないさ」の歌詞の意味とメロディの素敵な魅力について話しています。「こちらあみ子」「初恋の悪魔」でも印象的に歌われた歌。

「カラーフィールド 色の海を泳ぐ@DIC川村記念美術館」1950-60年代にかけてアメリカを中心に発展した抽象絵画の潮流「カラーフィールド」約40点が初来日。素晴らしき美術の館で色と光に圧倒された話。

今日は休館日。川の話とMCU映画アイアンマンの主人公トニー・スターク（演：ロバート・ダウニー・Jr.）のワイシャツについて話しています。なぜかって？聴けば見えてくる。

「ゲルハルト・リヒター展 @東京国立近代美術館」ドイツ出身の現代アートの巨匠、生誕90年、画業70年。疲れを覚えるほどにエネルギーに満ちた彼の絵についての話です。

「篠田桃紅展 @東京オペラシティアートギャラリー」墨によるまったく新しい独自の抽象表現、空間表現を確立し2021年に107歳で亡くなった桃紅の大回顧。今にも踊り出しそう、動き出しそうな線や形を観て心が軽やかになった。その話です。〈「行人」、「惜墨1」「惜墨2」「惜墨3」「惜墨4」、「熱望」、寺田コレクション、「project N 86 諏訪未知 SUWA Michi」、「ライアン・ガンダー われらの時代のサイン」「ライアン・ガンダーが選ぶ収蔵品展」2022/7/16-9/19〉

「ピカソひらめきの原点 @パナソニック汐留美術館－そこから繋がるあの7人－」ピカソ展の感想に加えてそこから広がり繋がる他の展示、アーティストについて。その話です。【訂正】ピカソ「フランコの夢と嘘」について。×「3×3の６分割」→○「3×3の9分割」

「ボテロ展ふくよかな魔法@Bunkamuraザ・ミュージアム」ボリュームのある形態で描くコロンビア出身の現代を代表する美術家フェルナンド・ボテロ。夢の中に迷い込んだようなコミカルなようなそれでいてゾワっとするような一度観たら決して忘れることのない特徴的な絵を観た。その話しです。〈「庭で迷う少女」、「パイナップル」、「オレンジ」、「ピエロ・デラ・フランチェスカにならって（2点組）」、フィレンツェ ウフィツィ美術館、「ウルビーノ公爵夫妻の肖像」、目黒区美術館「東京の猫たち」、Bunkamuraシアターコクーン「パンドラの鐘」、蜷川幸雄、野田秀樹、杉原邦生〉【巡回】名古屋市美術館2022/7/16〜9/25

「その光に色を見る Spectrum of Vivid Moments 流麻二果 Manika Nagare @ポーラミュージアムアネックス」 「色彩の作家」と呼ばれる流の「女性作家の色の跡」シリーズの新作ほかの展示。輝き放つ色の光に圧倒され「この色を手にしたい」と切実に思った。その話です。〈「光芒」【訂正:制作年2020年→2022年】/「窓辺で手紙を読む女」フェルメール/「レモンの籠と瓶」ゴッホ/「春に」谷川俊太郎/「チーズクリーム」木村屋/#18ゴッホ展/#20アナザーエナジー展/#21ギャラリーの方と話して現代アートについて考えたこと〉

「奇想のモード 装うことへの狂気、またはシュルレアリスム @東京都庭園美術館」奇想をテーマに16世紀の歴史的なファッションブランドからコンテンポラリーアートに至るまでを展覧。「なんだこれは」という作品を観ながら服について服とは何かなぜ服を着るのかなど色々と考えたその話です。

「没後50年 鏑木清方展@東京国立近代美術館」繊細に美しく「生活を」「物語を」「小さく」描いた画家。いつまでもどこまでも飽きずに観続けられる、底無しの魅力を感じたその話です。〈薄雪、黒髪、築地明石町、新富町、浜町河岸 、雛市、いでゆの春雨、巣林子、初冬の雨、鎌倉市鏑木清方記念美術館「特別展 美しきおもかげ－物語の女性たち－」4/14-5/18、微酔、野崎村（下絵）、#8河鍋暁斎の底力、#12コレクター福富太郎の眼、#26グランマ・モーゼス展〉

「ミロ展－日本を夢見て@Bunkamuraザミュージアム」ピカソと並ぶ現代スペインの巨匠で日本文化への造詣が深いジュアン・ミロ。彼の絵を観て絵が描きたくなり、大壺に魅了され、詩に立ち尽くした、そのお話しです。〈アンリク・クリストフル・リカルの肖像、絵画（パイプを吸う男）、絵画（カタツムリ、女、花、星）、瀧口修造「ヨアン・ミロ」、大壺、ミロ展ポスター、絵画、岡本太郎〉【補足】アンリク・クリストフル・リカルの肖像の浮世絵はミロが描いたものではなくコラージュです。【名前表記について】近年は従来のジョアンではなく現地読みでジュアン・ミロとするようになったそうでミロ展でもジュアンと表記がありましたのでここでもジュアンとしました。

「ミケル・バルセロ展@東京オペラシティアートギャラリー 」現代美術界の巨匠、スペインの代表的アーティストの日本初の回顧展。巨大な絵のエネルギーを浴びて次から次へと、絵から絵と足が止まらなくなりノンストップで鑑賞したそのお話しです。〈雉のあるテーブル、良き知らせ、母、開いたメロン、冬のメロン、緑のメロン、熟したメロン、下は熱い、事象の地平、小波のうねり、影/太陽、4本のアーモンド、フランス国立図書館 大地を描く大ガラス、ブリーチ・ペインティング、幼生〉

恵比寿にある東京都写真美術館の素敵さついてのお話です。

「フランソワ・ポンポン展-動物を愛した彫刻家 @佐倉市立美術館」19世紀末から20世紀初頭にフランスで活躍した彫刻家。51歳で動物彫刻家に転向。ツルン、スルンとしたその曲線美の真ん中に生き物の実存感が宿っている。生き物がわかる。筋肉がわかる。そう感じたお話です。【訂正】横浜美術館での展示は×2013年→○2018年

「グランマ・モーゼス展 素敵な100年人生@世田谷美術館」70代で本格的に絵を始め身近な風景を油彩で描いたアメリカの国民的画家。清々しく瑞々しく広大で緻密な絵に心が晴れやかに伸びやかになった話と「どこの美術館かわからない問題」。そのお話しです。

「白井晟一入門 第2部/Back to 1981 建物公開@松濤美術館」展示や衝立を取り払った設計当初の状態で美術館そのものを観る展示。いつもと違う建物の表情を見て驚いたり涙がでたり。そのお話です。

「河鍋暁斎-躍動する絵本- @太田記念美術館」【「オンライン展覧会」で観ることができます】 幕末から明治にかけ浮世絵も数多く描いた絵師。人物や動物、妖怪などの絵を一冊の本にまとめて出版した「絵本」の展示。「絵がうまい、設定がおもしろすぎる、絵がうまい、設定がおもしろすぎる」をループし続ける鑑賞体験。「わはは」ではなく「くすっ」とするおもしろさ。そのお話しです。

「熱海山口美術館」 静岡県熱海市に2020年オープンした美術館。1,700展のコレクションから展示。美術館の志、美術館そのものの在り方とそれ故にできた作品との特別な出会い方にこの美術館が突如、大好きになった。そのお話です。〈宮田亮平「イルカのオブジェ」/岡本太郎「河童神像」/ベルナール・ビュフェ「屏風」/安井曾太郎「風景」〉【訂正】河童を蛙と言い間違えている箇所があります。渋谷のこどもの城にあるのは太陽の塔ではなく「こどもの樹」です。銀座にあるのは「若い時計台」。

「ホテルニューアカオ『Standing Ovation 四肢の向かう先』@熱海」ホテルを会場にした展示で7名の作品を観て建物に飲み込まれた。そのお話しです。

「ギャラリーの方と話して現代アートについて考えたこと」 ギャラリーに行き２つの現代アートを観て考えたこと。現代アートの魅力とは。アートを買うとは。そのお話です。①「大久保如彌｜From Here to Somewhere, From Somewhere to Here@GALLERY MoMo Projects」幻想と現実のはざま。②「チカンチ・アナスタシア展 露死愛嬢@ボヘミアンズ・ギルド」ぐわんぐわん渦巻き迫りくる絵。

「アナザーエナジー展 挑戦しつづける力－世界の女性アーティスト16人@森美術館」この展示に行って心にどすんと感じたこと、そこからぐるぐる考えたこと、そして今年行った展示をある角度で振り返る。そのお話です。〈「ビッグ・アイズ」「天才作家の妻 -40年目の真実-」「恋するベーカリー」「ドリーム」「〈悪女〉論」田中貴子〉【訂正15%→25%】

「Walls&Bridges壁は橋になる@東京都美術館」 生涯に共通点はほとんどないが表現への飽くなき情熱により壁を橋に変え得た5人の展示。胸がつまる。私も知っている記憶がそこにある。もう取り戻すことのできないあの頃。切なく懐かしい記憶を観た。そのお話です。〈東勝吉（水彩画）増山たづ子（写真）シルヴィア・ミニオ＝パルウエルロ・保田（彫刻・絵画）ズビニェク・セカル（彫刻） ジョナス・メカス（映像・写真）〉

「ゴッホ展 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント@東京都美術館」 ヘレーネのコレクションの中からゴッホの油彩画28点と素描・版画20点を展示。ゴッホの絵から聴こえてくるのは音。こんなにもたくさんのゴッホの素描を観たのは初めて。ゴッホの魅力とは何か。そのお話しです。〈フィンセント・ファン・ゴッホ1853-1890、ヘレーネ・クレラー＝ミュラー1869-1939、クレラー＝ミュラー美術館@オランダ、縫い物をする女1885、森のはずれ1883、素描、「センチメンタルなメランコリー」、風車「デ・オラニエブーム」,ドルドレヒト、レモンの籠と瓶1888、ロンドン・ナショナル・ギャラリー展@国立西洋美術館2020《ひまわり》初来日、損保美術館、夜のプロヴァンスの田舎道1890、IMAX、#7モンドリアン展、#6〈休館日〉絵を観るのが得意ではなかった私がてくてく美術館を始めた理由〉【ゴッホ展巡回:東京都美術館2021/9/18-12/12 → 福岡市美術館2021/12/23-2022/2/13 → 名古屋市美術館 2022/2/23-4/10】

「木彫り熊の申し子藤戸竹喜アイヌであればこそ@東京ステーションギャラリー」 大胆さと繊細さ躍動と柔らかな質感を掘り出した不世出の木彫家の熊や狼の作品。そこに居る。生きている熊を観た。毛並みが輝いている。観る者の心を捉える凄みある木彫り。そのお話しです。〈怒り熊/鹿/樹霊観音像/全身を耳にして/狼と少年の物語/語り合う熊/這い熊/TEAM83🐻/はしもとみお木彫展 いきものたちの交差点、武蔵野市立吉祥寺美術館/フランソワ・ポンポン1855-1933、回顧展、名古屋市立美術館2021/9/18-11/14、佐倉市立美術館2022/2/3-3/29〉

イサム・ノグチ発見の道@東京都美術館企画展示室 彫刻を観て様々に感じること。彫刻の見方と衝撃。作品を観るってどんなことなのか？そのお話です。〈不思議な鳥1945年アルミニム/ねじれた柱1982-84年玄武岩/無題1987年安山岩/あかり(L2+BB3)1976年和紙、竹、鉄/高松市牟礼町イサム・ノグチ庭園美術館/イサム・ノグチ財団・庭園美術館（ニューヨーク）/新海誠「秒速５センチメートル」/深田晃司監督「本気のしるし」/ざわつく日本美術/#2舟越桂展/#3石岡瑛子展/#7モンドリアン展/#13ライアン・ガンダー展/#15ダイアログ・イン・ザ・ダーク/モエレ沼公園〉

①「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」何も見えない真っ暗闇の中を歩き体験するワークショップ。そこで得た人生屈指の得難い体験。そのお話です。〈竹芝、対話の森、 https://did.dialogue.or.jp 〉②「ミュージック・イン・ザ・ダーク」真っ暗闇の中で聴くコンサートにて「生まれて初めて本当に音楽を聴いた瞬間」の話。〈川畠成道/ 徳永二男/ W.A.モーツァルト、ディヴェルティメント ニ長調 K.136(125a)第1楽章/A.ヴィヴァルディ、ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」Op.8〈四季〉/J.S.バッハ、管弦楽組曲 第3番BMW1068 第2楽章「アリア」〉

今日は休館日。普段と違う話をしています。8/15の話やお便り紹介。「てくてく美術館が渋谷区宮益坂にある理由は？」そのお話です。〈竪管清掃/#6〈休館日〉てくてく始めた理由/#11ねずみくんのチョッキ/#12コレクター福富太郎の眼/沖縄県平和祈念資料館/長崎原爆資料館/広島平和記念資料館・平和記念公園/伊江島 反戦平資料館ヌチドゥタカラの家（ヌチドゥタカラ＝命こそ宝）/阿波根昌鴻（あはごんしょうこう）1901-2002/玉音放送/終戦の詔書/「日本のいちばん長い日」岡本喜八監督1967年/岡本太郎記念館/お便り紹介#9、10マーク・マンダースの不在、#12コレクター福富太郎の眼〉

「ストーリーはいつも不完全……」「色を想像する」 ライアン・ガンダーが選ぶ収蔵品展@東京オペラシティアートギャラリー 白黒の絵だけの展示。暗い中、自ら懐中電灯で光をあてて観る展示。魂に響く言葉、色を想像しない十人十色の白と黒、予想だにしない色と質感。そのお話です。〈谷川俊太郎/THE BLUE HEARTS/奥山民枝シリーズ迣:正陽、日尽/小松崎邦雄、花の祈り〉

「コレクター福富太郎の眼 昭和のキャバレー王が愛した絵画@東京ステーションギャラリー」福富がコレクションした絵画の展示。何よりもまず彼の魅力。次に絵や画家への深い眼差し。そして目が開かれたのは”コレクションすることの重要性”。そのお話です。〈鏑木清方「薄雪」、北野恒富「道行」、山下裕二（美術史家・明治学院大学教授）、ちばてつや「ひねもすのたり日記」、高畑勲「君が戦争を欲しないならば」〉

「誕生45周年記念 ねずみくんのチョッキ展 なかえよしを・上野紀子の世界@松屋銀座8階イベントスクエア」 絵本の原画展。ねずみくんについて初めて知って驚いたこと。原画を観て感じる「印刷された絵本」と「原画」の圧倒的な違い。そして人や世界や歴史を見る時の「見え方」について考えたこと。そのお話しです。〈エリック・カール「はらぺこあおむし」、林明子「はじめてのおつかい」「こんとあき」、レオ・レオーニ「スイミー」「フレデリック」、西巻茅子「わたしのワンピース」、ショーン・タン「アライバル」、高畑勲「かぐや姫の物語」「アルプスの少女ハイジ」、鳥山明「ドラゴンボール」、上野の森美術館「フェルメール展」2018-2019、沖縄平和祈念資料館、ちばてつや「あしたのジョー」原画展について言及し忘れました〉

「マーク・マンダース マーク・マンダースの不在@東京都現代美術館」独特な強烈な彫刻作品。ドキッとする作品との衝撃的な出会い。私は一体何を観て何を得てしまったのか。作品の存在理由、観ることの価値とは。そのお話しです。〈乾いた土の頭部、4つの黄色い縦のコンポジション、ドローイングの廊下〉

「マーク・マンダース マーク・マンダースの不在@東京都現代美術」独特な強烈な彫刻作品。ドキッとする作品との衝撃的な出会い。そのお話しです。〈ミヒャエル・ボレマンス、未焼成の土の頭部、夜の庭の光景、マインド・スタディ（椅子は片側に2脚、向かいに1脚、角に1脚）〉

「河鍋暁斎の底力@東京ステーションギャラリー」完成作なし下絵等だけの展示。絵の中の生き生きとした動物や人を観て私が5分に1回思ったこととは？そしてこの絵の中に閉じ込められたらどうなるか？そのお話です。〈象 写生、書画展覧余興之図、竹虎之図、骸骨の茶の湯 画稿、骸骨の花火見立 画稿、夕涼み美人 下絵、女人群像 下絵、柿に鳩 絵手本〉

「モンドリアン展 純粋な絵画をもとめて@SOMPO美術館」風景画から水平垂直線と原色平面のコンポジションまで多岐にわたる作品。絵を観て心に得た安寧と圧倒的な肯定感。何をもって「良い」とするのか、キャプションについての思い、グッズ売り場で思ったこと。そのお話です。

今日は休館日。普段と違う話をしています。そもそも絵を観るのが得意ではなかった私がゴッホの絵を観て何を思ったのか？絵と写真の決定的な違いとは？なぜてくてく美術館を始めたのか？そして最近の美術展の様子。そのお話です。〈ロバート・キャパ1913-1954写真家、エリオット・アーウィット1928-写真家、アンリ・カルティエ＝ブレッソン1908-2004写真家、マグナム・フォト〉

「特別展国宝 鳥獣戯画のすべて@東京国立博物館平成館」擬人化した動物や人々を墨で描いた巻物。展覧会史上初、甲乙丙丁全4巻全場面を一挙公開。国宝の貫禄と神秘性をものともせずにいきいきと飄々と紙の上で転げ回る鳥獣たちの姿に心鷲掴み。そのお話です。〈甲乙丙丁（こうおつへいてい）、断簡（だんかん）、模本（もほん）〉

「ベルナール・ビュフェ回顧展 私が生きた時代@Bunkamuraザ・ミュージアム」フランスで一世を風靡した具象画家の絵画の展示。時代によって全く違う絵の放つエネルギーに魅せられ飲み込まれた体験。そのお話です。〈ベルナール・ビュフェ美術館（静岡県長泉町）〉

「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか@東京都現代美術館」デザイナー石岡瑛子の多岐に渡る作品とその作成過程の展示。その中で「彼女が私に」問いかけてきたことは何だったか。そのお話です。

「舟越桂 私の中にある泉@松濤美術館」現代日本を代表する彫刻家舟越桂の木彫人物像の展示。淡々とけれども深く語りかけ私の心を捉えかき乱す作品との対話。そのお話しです。〈ウィリアム・メレル・ヴォーリズ1880-1964建築家〉

「没後70年吉田博展@東京都美術館」吉田が40歳を過ぎて始めた木版画の展示。私は今までに体感したことのない驚くべき感情を彼の木版画から得ました。そのお話です。