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【民話朗読】おばあちゃんの日本昔ばなし

1 個月前
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【民話朗読】おばあちゃんの日本昔ばなし
怪談朗読でおなじみのヤマネコギンが、日本各地に古くから残る民話・伝説・言い伝えを囲炉裏で語りかけるように読んでいきます。大人も子供も一緒に楽しんでいただけると嬉しいです。 お便りは、wildcatgin@gmail.com まで。 Podcastにて、「怪談夜魔猫便~逢魔の章」も毎日更新中! Twitter @wildcatgin #民話 #朗読 #昔話 #楽しい話 #おとぎ話
カチカチ山

いたずらタヌキを捕まえたおじいさんは、天井につるして懲らしめていました。

しかし悪いタヌキは優しいおばあさんに嘘を言って、おばあさんを棒で殴って逃げてしまいました。

(福娘童話集より読ませていただいています。)

Wed, 10 Apr 2024 12:53:30 GMT
サルの恩返し

飛脚が将軍様に献上する刀を持って走っていると、大タコがサルを海に連れて行こうとしている所に出くわします。

(福娘童話集より読ませていただいています。)

Fri, 29 Mar 2024 15:00:00 GMT
百七十歳の九尾きつね

あるお寺の小僧さんに狐がとりつき、自分は百七十歳の九尾きつねだと喋り始めました。

年を取って弱ってきたので、神として祀って供え物をしてほしいと言うのです。

(福娘童話集より読ませていただいています。)

Thu, 28 Mar 2024 21:02:44 GMT
大工と鬼六

村の川はとても流れが速く、橋をかけてもかけてもすぐに流されてしまいます。

そこで村人は日本一の橋造り職人に頼むことにしました。

(福娘童話集より読ませていただいています。)

Thu, 28 Mar 2024 03:00:00 GMT
酒を買いに行く猫

洗濯したはずの子供の服が汚れているのを怪しんだ夫婦が、夜、子供の服を見張ることにしました。

すると飼い猫が子供の服を着て出かけていくではありませんか。

(福娘童話集より読ませていただいています。)

Wed, 27 Mar 2024 02:20:35 GMT
まゆにつば

おつかい途中の小僧さんに、いたずらタヌキが街の酒屋のでっちさんに化けて声をかけてきました。

小僧さんは怪しいと思い、タヌキに化かされないようにまゆにつばをつけました。

(福娘童話集より読ませていただいています。)

Sun, 24 Mar 2024 03:00:00 GMT
ステレンキョウ

お奉行様が浜でとれた奇妙な魚の名前を知る者に百両を与えるとお触れを出しました。

そこで浜助は奉行所でその魚を見せてもらう事にしました。

(福娘童話集より読ませていただいています。)

Sat, 23 Mar 2024 07:06:58 GMT
だまされた泥棒

ある夜、泥棒に気付いたおじいさんは、ひとつ泥棒を騙してやろうとおばあさんに「一度寝たら朝まで目覚めないおまじないを教えてやろう」と話しかけました。

(福娘童話集より読ませていただいています。)

Sun, 17 Mar 2024 09:44:06 GMT
本当の母親

江戸の下町に住んでいるおしずとたいちの親子の所に、ある日おこまという女が訪ねてきて、「あずけていた息子を返してくれ」と言ってきました。

しかし、昔あずかったおこまの息子は病で死んでしまっています。

たいちは自分の息子だと言うおしずとおこまの二人の言い争いは続き、とうとう町奉行の大岡越前守に訴え出る事になりました。

(福娘童話集より読ませていただいています。)

Sat, 16 Mar 2024 07:56:17 GMT
猫に教わった剣の道

腕の立つ侍がある晩、仲間と碁を打っていると、行燈の油がやけに早くなくなる事に気付きます。

これは怪しいと部屋の外から見ていると、大きなネズミが油を舐めにきていました。

そこでネズミ退治のために猫を連れてくることにしたのです。

(福娘童話集より読ませていただいています。)

Thu, 14 Mar 2024 14:06:36 GMT
八百比丘尼

福井県の古いほら穴に、人魚の肉を食べた女が八百歳まで生きて身を隠したという伝説があります。

これはその女がまだ幼い頃のお話。

(福娘童話集より読ませていただいています。)

Sun, 10 Mar 2024 03:00:00 GMT
びんぼう神

ある村に山の向こうからボロボロの着物の老人が雨に濡れながらやってきました。

村人たちは「貧乏神に違いない」と追い出しにかかりますが、ただ一人善のじいという人だけが親切に家に泊めてくれました。

Sat, 09 Mar 2024 08:35:37 GMT
子もりじぞうさま

働き者の夫婦が赤ん坊をつれて畑に行き、草むらに赤ん坊を寝かせてせっせと働いていました。

すやすやと眠っているとばかり思っていた赤ん坊でしたが、目を覚ますと蝶々を追ってよちよちと歩き出したのです。

Thu, 07 Mar 2024 11:04:25 GMT
そこなしひしゃくのこのこのざえもん

和尚さんに法事をお願いする言付けを頼まれた人がやってきました。

「そこなしひしゃくのこのこのざえもんさんの家で法事をするので昼過ぎに来てください」

和尚さんは快く引き受けましたが、その名前の家に心当たりがありません。

困った和尚さんお使いから帰ってきた一休さんに訪ねました。

(福娘童話集より読ませていただいています。)

Wed, 06 Mar 2024 02:54:20 GMT
もち屋の禅問答

勉強が嫌いで物を知らない和尚さんの所に、怖そうな旅の僧が禅問答をするために訪ねてきました。

困った和尚さんは、もち屋の六助に代役を頼みます。

(福娘童話集より読ませていただいています。)

Sun, 03 Mar 2024 21:14:15 GMT
星を落とす

ある日、吉四六さんが空の星をほうきで落とすと言い出しました。

村人たちは笑いますが、星は金でできているので大儲けできると聞き、夜に吉四六さんの家の前に集まりました。

(福娘童話集より読ませていただいています。)

Wed, 28 Feb 2024 03:05:49 GMT
けんかがうつる

吉四六さんの隣の夫婦はいつもけんかばかりしています。

そこで吉四六さんはお隣との間に垣根を作る事にしました。

たまたま通りかかった庄屋さんが話しかけてきて・・・

(福娘童話集より読ませていただいています。)

Mon, 26 Feb 2024 21:21:35 GMT
大工の神様と天人

腕の良い大工の若者が村のきれいな娘さんにお嫁さんになってくれるように頼みました。

でも、娘さんはその気はありません。

断るために、畳が60枚もある大きな家を一日で建てる事が出来たらお嫁さんになりましょうと言いました。

困った大工は考えて、ある策を思いつきました。

(福娘童話集より読ませていただいています。)

Sun, 25 Feb 2024 03:00:00 GMT
月見草の嫁

山奥の村に暮らす馬子の若者に家に、ある日、きれいな娘が訪ねてきました。

そのまま家に住み着いた娘を男はすっかり気に入り、そのまま嫁にすることにしました。

しかしその幸せは長くは続かなかったのです。

(福娘童話集より読ませていただいています。)

Sat, 24 Feb 2024 05:54:39 GMT
なまことクジラの泳ぎ勝負

海で大威張りのクジラを面白く思わない魚たちが、クジラをやっつける相談をしていると

なまこが「わしにまかせてくれ」と言いました。

そしてクジラに泳ぎ勝負を持ち掛けたのです。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Wed, 21 Jun 2023 21:18:41 GMT
沼女の手紙

毎日みぞう沼の草を刈っていた孫四郎は、ある日、沼の中から出てきた美しい女に声をかけられました。

草刈りのお礼をしたいという女に、孫四郎はお伊勢参りがしたいと言い、

女はそのお金と、富士山近くの青沼にいる妹への手紙を託しました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Wed, 07 Jun 2023 21:41:22 GMT
昆布買い

お母さんが男の子に「昆布を買ってきておくれ」と頼みました。

男の子は忘れないように口の中で「昆布、昆布」と言いながら歩いて行きましたが、

途中の溝を「ピントコショ」とまたいでしまいました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Tue, 06 Jun 2023 21:41:32 GMT
大師井戸 弘法話

海のそばの井戸は塩辛くとても飲めたものではありませんでした。

そこに一人のお坊さんが通りかかり、娘さんに水を飲ませてもらいたいと頼みました。

塩辛い水は飲めないと断る娘さんたちに、お坊さんは美味しそうに飲んで見せました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Sun, 04 Jun 2023 09:19:06 GMT
スズメとキツツキ

スズメはお母さんの危篤の知らせを聞いて仕事中の泥も落とさず

大慌てでかけつけました。

しかし、キツツキは自分のお母さんの危篤の知らせを聞いても

ゆっくりとお化粧して着飾って行ったのでした。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Sat, 03 Jun 2023 08:19:48 GMT
天に昇りそこねた亀たち

竜は千年生きると天に昇ると言われています。

亀の大将はもう三千年も生きているので天に昇る事ができます。

それを知った息子や嫁や孫やひ孫たちも一緒に天に昇りたいと言い出しました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Wed, 31 May 2023 21:14:41 GMT
ネコに技を教えるキツネ

ある男が便所の小窓から見かけたのは、ネコとキツネ。

ケンカでも始めるのかと思ったら、なんと二匹は仲良く踊り始めました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Wed, 31 May 2023 03:12:48 GMT
子ザルのまつ

むかし松城町に住む徳嵩源五郎が山で親と死に別れた子ザルを拾ってきました。

子ザルはまつと名付けられ、我が子同様に可愛がられて育ちました。

ある日、源五郎とまつの芸を見た殿様は、まつを気に入り、ゆずって欲しいと言い出しました。

源五郎が困りました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Sun, 28 May 2023 21:00:07 GMT
ブッポウソウの声

むかし土佐に、とんちの上手なたいさくという人がいました。

たいさくはある日、町で「わしらの山にはブッポウソウという珍しい鳥がいる」と言いふらしたので、

それを聞いたお殿様がたいさくの家の近くの山まで道をつくって出かける事にしました。

しかし、山には野バトしかいません。

怒ったお殿様はたいさくを呼び出しました。


(福娘童話集から読ませていただきました)

Sun, 28 May 2023 08:49:59 GMT
トビの鳴き声

息子がとてもひねくれもののトビの親子がいました。

父親が死ぬ間際、ちゃんとしたお墓で眠りたいと思いわざと逆の事を言いました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Wed, 12 Apr 2023 00:20:32 GMT
山弥長者(さんやちょうじゃ)

大分の山弥之助氏定という長者が商売の帰り道に仲間と十六山で休んでいると、

仲間の鼻の穴に蜂が入って出て行くのを見ました。

仲間が起きて「十六山には黄金が埋まっている」と言うのを聞いた山弥は、

それから何年も山を掘り続け、黄金を見つけて長者になりました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Sun, 09 Apr 2023 21:37:09 GMT
生まれ変わりのしるし

昔、那賀郡田中村(→今の和歌山市)というところに、赤尾長者と呼ばれる長者がいました。

長者には子供がいませんでしたが、ようやく可愛い男の赤ちゃんを授かりました。

ところが事故でその子が死んでしまい、長者は悲しんで、生まれ変わってもわかるようにと、

手のひらに名前を書きました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Wed, 05 Apr 2023 02:28:36 GMT
雑炊橋

昔は梓川には橋がかかっておらず、子供たちは向こう岸の子供と大声で叫んだり物を投げたりして遊んでいました。

清兵衛とおせつもそんな子供でした。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Mon, 03 Apr 2023 21:17:41 GMT
不思議なサバ売り

奈良の東大寺で、「華厳経」というお経(きょう)の話しをする会が、初めてもよおされる事になった時、

誰がお経の話をするかで悩んでいると、天皇が夢のお告げで

「朝一番に寺の前を通りかかった者を先生にすればよい」と言ってきました。

そこで朝早くから誰が通りかかるか待っていると、

魚を入れた大きなザルをてんびん棒でかついだサバ売りがやってきました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Sun, 02 Apr 2023 21:10:27 GMT
竜宮の酒

揺動ヶ淵で大事なナタを落としてしまった男はあわてて飛び込んで死にかけてしまいました。

しかし目を覚ますとそこは竜宮でした。

男は美味しい料理とお酒をふるまわれて、3時間楽しく過ごして帰りましたが、

家では誰かの葬式をしていました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Sun, 02 Apr 2023 01:51:23 GMT
生あるものは

むかしむかし、柿が大好きな和尚さんがいました。
柿の実が生ると全部ひとりで食べてしまうのです。
ある秋、小僧が留守番をしていると、柿の実が二つ生っているのを見つけました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Thu, 16 Mar 2023 21:29:11 GMT
草葉のかげ

むかしむかし、とても怠け者の男がいました。
男は大旦那のところで働いていましたが、遊んで使い果たしては
大旦那に借金をして、まだ一度も返していません。
お正月を前にしてお金が無くなった男は、ある事を思いつきました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Wed, 15 Mar 2023 21:34:38 GMT
改心した、おいはぎ

むかし、千葉県東部の東金に宗兵という商人がいました。
ある日、宗兵が江戸で商売をして戻ってくる途中の山に、おいはぎが出ました。
しかし宗兵はあわてず、おいはぎに話をしました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Mon, 13 Mar 2023 21:13:33 GMT
塩買い大黒

むかし、薩摩の国で塩がとても少なくなった年がありました。
川内のお寺でも、和尚さんから小僧まで塩を求めて走り回っていました。
ある時、本堂の掃除をしていた小僧は、大黒様がどっしりと座っているのを見て、
「みんなが塩不足で困っているのに・・・」と愚痴をこぼしました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Mon, 13 Mar 2023 01:30:44 GMT
カメとイノシシ

むかし、亀は足が長く背が高い動物でした。
けものたちの力比べではいつも一番強いイノシシが
威張って「エヘン、エヘン」とやっているのを真似して、
亀も「エヘン、エヘン」。
二人は意地をはり合います。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Fri, 10 Mar 2023 22:16:44 GMT
わらびの恩

ヘビが昼寝をしていると、土の中から茅が芽を出してヘビの身体を貫いてしまいました。
ヘビは目を覚ましましたが身動きが取れません。
さあ、困りました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Thu, 09 Mar 2023 20:34:37 GMT
トラが木登りの出来ない理由

むかし、中国武術が得意なトラが、沖縄の空手が強いと聞いたので闘って
沖縄を支配しようとやってきました。
誰もが怖れて勝負をしようとしない中、一匹のヤマネコが名乗りを上げました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Wed, 08 Mar 2023 21:41:00 GMT
観音さまと殿さま

むかしむかし、浜名湖の近くの海で夜になると海中で何かが明るく光りました。
それが何か誰にもわかりません。
そこで漁師たちはアミですくってみると、古い木造の観音様が出てきました。
観音様は近くのお寺に納められました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Wed, 08 Mar 2023 01:34:56 GMT
鉄砲屋八兵衛(てっぽやはちべえ)

鉄砲を作る職人の八兵衛はウグイスが大好きで、美しい声のウグイスを何羽も飼っていました。
ある時、近くの宿屋に泊まった殿様が、この八兵衛のウグイスの声を聞いて家来に探させました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Mon, 06 Mar 2023 21:18:18 GMT
魚石

長崎に伊勢屋という欲張りな主人がいました。
唐人屋敷のアチャさんが、中国に帰る前に伊勢屋に挨拶に行くと、
土蔵の石垣の中から青く光る石を見つけ、これを売って欲しいと言いました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Mon, 06 Mar 2023 21:10:23 GMT
龍神さまの掛軸

むかしむかし、平吉と言う男が龍神の描かれた掛軸を手に入れました。
平吉は掛軸を床の間にかけて、毎朝、野菜と米と水を盃に入れて祈っていました。
するとある朝、盃の水がなくなっているのに気づきました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Sat, 04 Mar 2023 23:12:24 GMT
円海長者(えんかいちょうじゃ)の大赤牛

円海長者は川原に寝そべっていた大きな赤牛を拾って飼うことにしました。
餌を食べては寝ている牛は「なまくら牛」と呼ばれるようになりました。
そんな頃、都で法皇が三十三間堂を建てる事になり、大きな棟木を運ぶために
国中から力持ちを集めていました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Sat, 04 Mar 2023 01:01:03 GMT
金色のトビ

昔々、日向の国に伊波礼毘古命(いわれびこのみこと)という人がいました。
伊波礼毘古命は高千穂を出て、軍を率いて東の方に向かいましたが、
大阪湾で大和の国の長髄彦(ながすれひこ)に矢を浴びせられました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Thu, 02 Mar 2023 20:30:33 GMT
人形のお嫁さん

一人暮らしの若者は貧乏なのでお嫁さんを貰うことが出来ませんでした。
ある日、庭木の雪囲いを外していると、そばに綺麗な娘さんが立っていました。
でも、話しかけても返事をしません。
よく見ると、その娘さんは人形だったのです。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Wed, 01 Mar 2023 21:01:26 GMT
牛になるまんじゅう

おばあさんが一人でやっている粗末な宿屋には、旅人が時々泊まりますが、
不思議な事にみんな姿を消してしまいます。
ある時、一人のお坊さんがこの宿に泊まりました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Tue, 28 Feb 2023 23:47:07 GMT
おりゅう柳

昔々、但馬の国の高柳というところにとても大きな大きな柳の木がありました。
おりゅうという美しい娘は、ひまを見つけてはこの柳の木の下で過ごしていました。
村人たちは、おりゅうは柳の嫁さんだと噂しました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Mon, 27 Feb 2023 20:46:56 GMT
酔っぱらったスズメ

スズメを捕まえて隣の国に持っていけば高く売れると話すお父さんに、
息子が「そんな事は簡単だよ」とある方法を考えました。
早速息子は、酒かすと椿の葉っぱを持ってきて、罠を仕掛けます。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Sun, 26 Feb 2023 20:50:16 GMT
爺婆かぼちゃ

一人暮らしの娘はいつも「おじいさんとおばあさんが欲しいなあ」と思っていました。
ある日、娘がかぼちゃ畑にいると、裏山から鬼が落ちてきました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Sat, 25 Feb 2023 23:36:16 GMT
大飯食らいは損をする

むかしむかし、くいち朗というお百姓さんがいました。
ある時、殿様が田んぼに通りかかり、家来が道を尋ねたところ、
くいち朗は重たいスキを片手で持ち上げて道を教えました。
お殿様はその力持ちなのにビックリ!

(福娘童話集から読ませていただいています)

Fri, 24 Feb 2023 21:04:14 GMT
しじみの恩返し

むかしむかし、小川のそばに太郎とお母さんが住んでいました。
貧しい暮らしでしたが、太郎はとても働き者でした。
ある日、雨に濡れた太郎は高い熱を出してしまい、
お医者に見せるお金のないお母さんは一生懸命看病しました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Thu, 23 Feb 2023 21:17:30 GMT
上の字さま

侍屋敷の主人が友人と池に面した縁側で話をしていると、
お菓子の器からまんじゅうが一つ浮かび上がり、池に飛んでいきました。
そのまんじゅうの飛んでいく先には大きなガマガエルが一匹。
ガマガエルはまんじゅうをパクリと食べてしまいました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Wed, 22 Feb 2023 20:13:06 GMT
千亀女(せんかめじょ)

むかしむかし、向河原に千亀女という美人がいました。
町の誰もが振り返らずにはいられないほどの美人で、千亀女の母はそれが自慢でした。
ある日、有名な運慶が作った観音様がお寺に迎え入れられる事になり、
千亀女と母はそれを見に行きました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Tue, 21 Feb 2023 21:50:08 GMT
トラのあぶら

とんちの上手な是市という若者が隣村に出かけたとき、突然の雨に降られて
一軒の家で雨宿りをさせてもらいました。
いろりの火で服を乾かしているのですが、火が弱くてなかなか乾きません。
そこで是市は、いいことを思いつきました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Mon, 20 Feb 2023 21:08:10 GMT
炭やき長者

ある所に、大金持ちでとてもケチな長者がいました。
貯めたお金を土蔵に居れていましたが、ある時、小判が一枚足りない事に気付きます。
泥棒を捕まえてやろうと土蔵を見張っていると、夜中に土蔵からひそひそと話し声が聞こえてきました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Sun, 19 Feb 2023 20:24:29 GMT
カワウソの名刀

日蓮上人が金沢の本泉寺にやって来た時の事、
いたずらばかりするカワウソが村人に捕まって首を絞められていました。
日蓮上人はそれを可哀そうに思って、逃がしてやったのです。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Sun, 19 Feb 2023 01:02:10 GMT
牛に引かれて、善光寺参り

むかしむかし、布引山のふもとの村に、とてもケチなお婆さんがすんでいました。
お婆さんは自分が損をするのが大嫌い。
なので、人付き合いも避けていました。
ある日、近くの善光寺のお祭りに村人たちが誘いに来ましたが、お婆さんは知らんぷり。
でも、突然牛がお婆さんの洗濯物を角に引っかけて走り出してしまいました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Sat, 18 Feb 2023 03:04:32 GMT
寝太郎物語

ある所に寝てばかりいて寝太郎と呼ばれる男がいました。
ある日、寝太郎派起き上がって父親に千石船を二そう作ってくれと言い出しました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Thu, 16 Feb 2023 21:08:12 GMT
お銀と小金物語

悲しいお話です。

昔々、お銀と小金という仲の良い姉妹がいました。
姉妹は腹違いで、お銀の母親が亡くなってから後妻に来た小金の母親は、
小金だけを可愛がり、お銀に冷たくあたりました。
ある日、母親は邪魔なお銀を殺してしまおうと考えました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Wed, 15 Feb 2023 20:45:35 GMT
ネコの置物を売る店

昔、江戸の浅草に貧乏な野菜売りの男が、年老いた父親とおかみさんと三人で暮らしていました。
父親が寝たきりになったため、看病をしながら仕事もなかなか手に着きません。
お金がないので医者に見せる事もできず、ますます貧乏になりました。
飼っていた猫に餌をやる事もできないため、男は猫に「好きなようにしてくれ」と言いました。
すると次の日から猫は姿を消してしまいました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Tue, 14 Feb 2023 21:49:03 GMT
お金ヶ浜とお倉ヶ浜

昔、岩脇の海沿いにお金とお倉という娘が住んでいました。
お金は意地悪で村の皆に嫌われていましたが、お倉は優しくて皆に親切にしていました。
ある日、二人がそれぞれいつも行く浜で、はまぐりを取っていると、
旅のお坊さんが通りかかりました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Mon, 13 Feb 2023 20:29:56 GMT
お酒の好きな子ザル

昔、子供なのにお酒の大好きな子ザルがいました。
こっそり人の家に忍び込んでお酒をなめるのです。
それを知った猟師がお酒を使って子ザルを捕まえてやろうと、
お酒の入った桶を道に置きました。
子ザルはそれが気になって仕方ありません。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Sun, 12 Feb 2023 21:09:11 GMT
田植え鬼

庄屋の勘右衛門が豆まきをしていると、赤鬼が家に飛び込んできました。
あちこちで豆をぶつけられて青あざだらけの鬼を見て可哀相に思った勘右衛門は、
鬼を中に入れてもてなしてやりました。
その年から勘右衛門の田んぼで不思議な事が起こり始めました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Sat, 11 Feb 2023 21:19:18 GMT
生き胆の目薬

目の悪いおばあさんは、お虎という幼い孫娘をとても可愛がっていました。
ある日、旅のお坊さんが訪ねてきて、
「おばあさんの目は子供の生き胆を食べさせたら見えるようになる」と言いました。
しかし、子供の生き胆を手に入れるなんて無理です。
ところが、お虎がその話を聞いていたのです。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Fri, 10 Feb 2023 21:14:59 GMT
寝ているだけの仕事

怠け者の男が働かずにいると、とうとうお金もお米もなくなってしまいました。
男が寝ているだけの仕事はないかと歩いていると、見世物小屋の親方が丁度いい仕事があると言ってきました。

(福娘童話集から読ませていただいています)


Thu, 09 Feb 2023 20:53:29 GMT
甚兵衛(じんべえ)と茸(キノコ)

炭焼きの甚兵衛がある日お昼に峠を通ると、
いつも早朝には眠っているキノコたちが輪になってどんちゃん騒ぎをしていました。
楽しそうなので仲間に入ってすっかり仲良くなった甚兵衛は、
何気なく「一番嫌いなものは何だ?」と尋ねました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Wed, 08 Feb 2023 20:38:07 GMT
おだてて鼻が高くなる

江戸の大きな店の跡取り息子として生まれた万吉は鼻が低く、
父親はそれを悩んで天狗に鼻を高くしてもらう願掛けに行きました。
天狗に「高慢になれば鼻が高くなる」と言われた両親は、
それから自分たちも周囲の者たちも万吉を褒めて煽てて育てました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Wed, 08 Feb 2023 00:32:11 GMT
尻鳴りしゃもじ

ある男が大金持ちのお婿さんになる夢を見ました。
外に出てみると夢に出てきたのと同じしゃもじが落ちていました。
男がそのしゃもじで自分のほっぺたを撫でてみると、
ほっぺたが歌いだしました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Mon, 06 Feb 2023 20:25:59 GMT
鬼が残して行った金棒

貧乏な夫婦が豆まきをしました。
いつも「鬼は外、福は内」とやっても福は来ないので、
「鬼は内、福は外」とやってみたところ、
その夜、本当に鬼たちがやってきました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Sun, 05 Feb 2023 20:26:25 GMT
黄門さまのイジワル

テレビでお馴染みの水戸黄門の子どもの頃のお話。
黄門さまは子どもの頃、大変な悪ガキでした。
ある日、家来に好物は何かと尋ねると、家来は見栄を張って
本当は大嫌いなカミナリと小豆がゆだと答えました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Sun, 05 Feb 2023 00:01:58 GMT
成相観音(なりあいかんのん)

深い雪に閉じ込められてしまった山寺でひとりのお坊さんが食べるものがなくて死にかけていました。
そこで観音様に食べ物を恵んでくださるようにお願いをしました。
すると本堂のすみの壊れた所から、外に何かが横たわっているのが見えました。
それは死んだ鹿でした。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Fri, 03 Feb 2023 23:39:18 GMT
鉢かづき姫

子供を望む夫婦が長谷寺で祈願して、美しい姫を授かりました。
それから何年かして母親は病の床で姫の頭に鉢をかぶせ亡くなりました。
鉢はどうしても頭から外れません。
父親が新しく迎えた奥さんに嫌われた姫は、家を追い出されてしまいました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Thu, 02 Feb 2023 21:10:57 GMT
山下淵(やましたぶち)の大なまず

諫早の中村大蔵という腕の良い刀鍛冶が神剣を打っていると、
一人の女が銛を作って欲しいと頼みに来ました。
その必死な願いに大蔵は折れて、三日で銛を仕上げました。
実はその女は山下渕の主だったのです。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Wed, 01 Feb 2023 20:42:45 GMT
キツネの倉

男が荒地を耕していると石に当たって鍬を壊してしまいました。
鍛冶屋で直してもらおうと歩いていると、子供たちがキツネを虐めています。
男は鍬を直すためのお金でキツネを買い取って逃がそうとしましたが、
鍬が直らなければ仕事にはならないので困ってしまいました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Wed, 01 Feb 2023 00:12:52 GMT
節分の鬼の恩返し

毎年節分にいくら「福は~内」とやってもちっとも福が来ないので、
おじいさんはある年、「鬼は~内」と豆まきをしてみました。
すると本当に鬼がやって来たのです。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Mon, 30 Jan 2023 20:36:28 GMT
友助タヌキ

おばあさんの庭の裏にはタヌキが住んでいました。
首に数珠を巻いたタヌキは人間にあこがれていました。
ある日、首に数珠を巻いた友助という男がおばあさんを訪ねてきて
庭の手入れをしてくれると言いました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Sun, 29 Jan 2023 20:59:13 GMT
小野道風とカエル

一生懸命字を書いていた小野道風は、自分の字、日本人の字が書けなくて悩んでいました。
もう筆を持つ事もできないでいる小野道風に友人は散歩に出る事をすすめてくれ、
道風は外に出ました。
池のそばまで来ると、カエルが柳の枝の先の虫を狙って飛びつこうとしています。
しかし何度やっても失敗ばかり。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Sun, 29 Jan 2023 00:23:36 GMT
落ちたカミナリさま

雲の上で昼寝をしていたカミナリさまが、うっかり加茂神社に落ちてきました。
カミナリさまは背中に太鼓を背負っているので、動くたびにドカーン、ドカーンと雷を落とします。
困った神主さんは、加茂明神にお願いしました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Fri, 27 Jan 2023 20:37:37 GMT
石合戦(徳川家康が子どもの頃の話)

戦国時代を終わらせて平和な江戸幕府の礎を築いた徳川家康の
子どもの頃のお話です。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Thu, 26 Jan 2023 21:28:15 GMT
ほらふきの竹

ある宿屋でたまたま一緒になった三人の商人が、
それぞれの国自慢をしました。
奈良の商人は大仏さまのお風呂に使う風呂桶を作る話、
江戸の商人は一日に何万本も売れる団子の話、
越後の商人は高さ10里幅4里もある大竹の話。
皆で越後の大竹を見に行くことになりましたが、
慌てたのは越後の商人です。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Wed, 25 Jan 2023 20:28:14 GMT
姥捨山

大の年寄り嫌いな山口の殿様は、国の年寄りを姥捨山に捨てさせていました。
でも、自分の母親を捨てることが出来なかった若者は納屋のすみに母親を隠しました。
その頃、隣の国の殿さまから無理難題を出された山口の殿さまは困っていました。

(福娘童話集から読ませていただいています)

Tue, 24 Jan 2023 22:15:10 GMT
二つのおむすび

大きなネコと小さなネコが、ある日それぞれ、おむすびを拾いました。
大きなネコは小さなおむすびだったので、大きなおむすびを拾った小さなネコに、
取りかえてくれるように頼みます。

(福娘童話集から読ませていただいています。)

Mon, 23 Jan 2023 20:41:43 GMT
お腹に忘れられたかさ

酔っぱらってのどが渇いた男は、道端のおけの水を飲んでしまいました。
そのおけにはボウフラがわいていたので、男は気持ち悪くなりました。
家で苦しんでいると、友人が「それなら金魚を飲んでボウフラを食べてもらうといい」と言うので、
男は金魚を飲み込んだのですが、今度は金魚が泳ぐので気持ち悪くなりました。

(福娘童話集から読ませていただいています。)

Sun, 22 Jan 2023 20:36:19 GMT
猫神

長崎県の民話です。
侍が悪いイノシシ退治のため出かけると、
そこにいるはずのない女中が来ました。
タヌキが化けたものだと思い矢を放つと、
血の跡が点々と家の方に続いていました。

(福娘童話集から読ませていただいています。)

Sat, 21 Jan 2023 22:24:50 GMT
桜島大根汁

働き者の弟の所に怠け者の兄がやってきました。
そこで食べた大根汁がとても美味しかったので、作り方を聞いて帰り
自分でも作ってみようとしましたが、大根は煮えません。
そこで改めて弟に作り方を教えてもらいました。

(福娘童話集から読ませていただいています。)

Sat, 21 Jan 2023 03:00:18 GMT
与作の占い

働き者の与作の家には、怠け者で大飯食らいの嫁がいました。
でも、嫁は与作の前ではご飯を少ししか食べません。
不思議に思った与作はある日、仕事にいくふりをして天井裏に隠れました。

(福娘童話集から読ませていただいています。)

Fri, 20 Jan 2023 20:14:24 GMT
水の中に見える妻

長崎に来ていたオランダ人が帰国する前に通訳の人たちに
お礼に欲しい物を国から贈りましょうという話になりました。
通訳たちはあれこれと欲しい物を言いますが、
中に一人だけ何も言わない男がいました。
男の望みはただ、江戸に置いてきた妻子に会いたいだけだったのです。

(福娘童話集から読ませていただいています。)

Wed, 18 Jan 2023 20:24:59 GMT
桃の汁

山へ柴かりに行ったおじいさんは、のどが渇いて近くにあった桃の実を食べました。
すると元気いっぱい。
家に帰ったおじいさんに、おばあさんはビックリしました。

(福娘童話集から読ませていただいています。)

Tue, 17 Jan 2023 21:48:01 GMT
和尚さんの三つの忠告

旅に出る小僧さんに和尚さんが三つの忠告をします。
「柱のない家で宿をとるな」
「女房の方が親切な家には気を付けろ」
「ネズミは年を取ると化け物になる」
わけがわからない言葉でしたが、それは命を守る大切な教えだったのです。

(福娘童話集から読ませていただいています。)

Mon, 16 Jan 2023 20:20:57 GMT
キツネの恩返し2

子供たちに虐められているキツネを買い取って助けた若者の家に、
美しい娘がやってきます。
娘は自分を先ほどのキツネであり、恩返しをしたいと言います。

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困っている弱い動物や人を助けて恩返しをされるお話は民話によくあります。
それも、大金持ちや強い人ではなく、その日その日をやっとのことで生きている
貧しい人やお年寄りが施しの心で善行をするお話が多いですね。
自分もいつ困ったことになるかわからない状況で、
助け合いこそが大事なのだと子供たちに教える物語になっているのでしょう。

(福娘童話集から読ませていただいています。)


























Sun, 15 Jan 2023 21:24:28 GMT
敵に塩を送る

有名な上杉謙信と武田信玄のお話です。
これは現代でもよく例えに使われますね。
戦は勝つためなら手段は選ばないものですが、
日本の武将には卑怯な手を使うのは「恥」と感じる大和魂がありました。
今の世の中を渡っていくには甘いと言われそうですが、
対局をとらえる器をよく表しているお話ではないでしょうか。
時も場所も越えてこのように伝えられているのですから。

(福娘童話集から読ませていただいています。)

Sat, 14 Jan 2023 23:59:20 GMT
ネコのおけさ節

佐渡島の海辺の貧しいおばあさんの飼い猫が
美しい娘に化けて恩返しをします。
江戸で人気になった「おけさ」は、それでもやはり猫でした。

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自分を大事にしてくれた貧しいおばあさんに恩返しをする猫はどこか「鶴の恩返し」を思わせます。
そして江戸に売られておけさ節が上手いと売れっ妓の芸者になった娘のくだりは「ぶんぶく茶釜」。
最期、その正体を知り約束をやぶった者を許さない化け物は「雪女」でしょうか。
お話のテイストが二転三転するのが面白い所です。
もしかしたら、昔の人がなかなか眠らない子供に寝かしつけのためにお話を膨らませていったのかも知れません。

(福娘童話集から読ませていただいています。)

Fri, 13 Jan 2023 21:45:17 GMT
龍王ばあさま

中村という所に住む、産婆がある日連れていかれたのは海の中の竜宮城でした。
そこで難産だった龍王の娘の赤ちゃんを上手に取り上げたおばあさんは、
龍王に褒美をもらうことになりましたが、おばあさんが欲しがったのは別のものでした。

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昔は今のようにお産を病院でするのではなく、自宅で産んでいました。
赤ちゃんを産むお母さんは命がけです。
産婆さんは、お母さんを励まし呼吸を促し、お腹の赤ちゃんの状態を見ては
上手にタイミングを合わせて速やかな出産へと導くという重労働でした。
赤ちゃんをスムーズに取り出すために、手の小さな人がなっていたという話もあります。
大変な仕事ですが、命に係わることなので、やりがいも大きかったでしょうね。
このお話のお婆さんは、仕事に誇りを持っていたので、不相応な金銀財宝は求めませんでした。
その代わりに、村人の命を繋ぐ大きな宝を得ました。
みんなが幸せになるお話は、読んでいて嬉しいですね。

(福娘童話集から読ませていただいています。)

Thu, 12 Jan 2023 20:21:03 GMT
キツネの恩返し

キツネはいつも人を騙すイタズラをしては喜んでいました。
でも、人間もやられっぱなしではありません。
山の道で美人の娘がひとり蹲っているなんておかしいとおもった次助は、
送っていくふりをして娘を背中にくくりつけて村へと帰ります。

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迷惑なキツネを処分するか逃がしてやるかの二択とは極端に感じますが、
厳しい自然を相手に必死に生きていた昔の人たちにとっては、
たかがイタズラと笑って済ませられない問題だったようです。
しかし、キツネも自然の一部。
農村では稲荷信仰も盛んだったと思われますので、
不思議な力を持つキツネは神様のお使いの側面も持っていたのでしょう。
そして、悪事は一度は情けをかけて見逃すけれど、二度目はないよという、
これは村の中での掟の一つだったのかもしれません。

(福娘童話集から読ませていただいています。)

Wed, 11 Jan 2023 20:43:25 GMT
カニの甲羅の毛

サルとカニのお話と聞けば「猿蟹合戦」を思い浮かべますが、
このお話は、サルとカニが餅つきをするお話です。
サルはカニに「餅をついてやるから」と言って、
餅米を持ってこさせ、蒸させ、臼と杵を作らせます。

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悪知恵の働くサルと、素直なカニというのは猿蟹合戦と同じですが、
カニが自分でやり返している所が本家とは違いますね。
それにしても、サルは全身毛だらけなのに、
たったの三本しかあげないのはやっぱりケチかも。
毛ガニは、たくさん毛をもらったのかな?

(福娘童話集から読ませていただいています。)

Tue, 10 Jan 2023 21:03:03 GMT
おじいさんはくさかった

むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんは山へしばかりに、おばあさんは川へ洗濯に。
みんなよく知っているお話?と思いきや、
川で洗濯をしていたおばあさんが拾ったのは、大きな大きなイモでした。
子供たちは、こんな面白いお話が大好きですよね。

(福娘童話集から読ませていただいています。)

Mon, 09 Jan 2023 20:48:29 GMT
朝寝坊山の引っ越し

大きな大きな立ち上がると雲がおへそのあたりまでくるだいだらぼうは、
実は心優しくて、人々の迷惑にならないように気を付けて暮らしていました。
そして人々の役に立ちたいと思っていました。
ある日、故郷の村に帰ってみると、村人たちが困っている事があるようでした。

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おすもうさんどころではない大きさのだいだらぼうですが、
人に心を寄せ、恩も忘れないと言う良い存在だったのは嬉しいですね。
貧しい暮らしの中で食べ物を分け与えてだいだらぼうを育て、
そして十分な事をしてやれなかったと今まで胸を痛めていたぐらいの故郷の村人たちのおかげで、
彼は真っすぐに育ったのでしょう。
身体が大きすぎると言う欠点は、逆に他人のできないような事もできるという長所でもあります。
「自分に何かできることはないだろうか」「役に立てないだろうか」
そうした気持ちを持っている人は孤独にも強いのかもしれません。

(福娘童話集から読ませていただいています。)






Sun, 08 Jan 2023 20:37:11 GMT
トラとキツネ

中国のトラが、日本のキツネと勝負をするために海を渡ってきました。
竹やぶの中での早歩き競争をすることになり、
中国の竹やぶになれたトラは勝ったも同然と思いますが、
キツネには作戦があったのです。

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物語は正直なトラと狡いキツネのやりとりのように見えますが、
なぜトラはわざわざ日本にやってきて頭の良いキツネとの勝負をしようと思ったのでしょうか。
強いトラなら、日本のオオカミとの強さ比べの方がふさわしい気がします。
昔の外交上の問題を民話にしたのでは?とか深読みしてしまいます。
それにしても、可愛い猫を送り込んでくれたのは、ありがたいですね。

(福娘童話集から読ませていただいています。)

Sat, 07 Jan 2023 22:40:13 GMT
踊る三毛猫

三味線ひきのおばさんが、かわいがっている猫に踊りを教えようと
いろりにかかっている鉄鍋に猫を入れて、やけどをしないぐらいに少しだけ炭火をおこしました。
猫は足の下が熱くなってくると前足後ろ足を上げて、それはまるで踊っているかのよう。
すかさずおばさんが三味線をひくというぐあいに、踊りを教えました。

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動物に芸を教えるのは大変です。
いろりの火の上の鉄鍋に猫を入れるなんて、今では動物虐待で大問題になりそうですが、
昔は芸事で身を立てる人たちにとって、厳しい修行は当たり前の事だったのでしょう。

しかし、他が真似をできない事をする人に対して、
もてはやしたり、ねたんで陰口を広めて評判を落としたりすることがあるのは、
今も昔も変わらないようです。
三味線ひきのおばさんが、それでも変わらず猫をかわいがり続けたのは、
本当の愛情だったようで、ほっとしますね。

(福娘童話集から読ませていただいています。)

Sat, 07 Jan 2023 00:43:25 GMT
あとかくしの雪

雪の中、一人のお坊さんが小さな村に訪れました。
あちこちで一夜の宿を断られたお坊さんは、村で一番貧しいおばあさんの家に行きます。
するといろりの火さえない家なのに快く入れてくれたのです。
何もおもてなしができない心苦しさから、おばあさんはある決心をして外に出ました。


他人の物を盗むことは本当はやってはいけないことですが、
自分の身はどうなっても構わないので、今、困っている人に何かしてあげたいという気持ちは
とても尊いものです。
幸せになったおばあさんはきっと、村の人たちみんなにその幸せを分けてあげたことでしょう。

(福娘童話集から読ませていただいています。)































Thu, 05 Jan 2023 20:41:42 GMT
天福地福

正直なおじいさんと欲張りなおじいさんが、初夢の話をしました。
正直なおじいさんは天から福を授かる夢、欲張りなおじいさんは地から福を授かる夢。
ある日、正直なおじいさんの畑から大判小判が入ったかめが見つかりました。
早速、正直なおじいさんは、欲張りなおじいさんに地から福が出てきた事を伝えに行きます。

正直者が得をして、欲張りは損をするという典型的なお話ですが、
相手に対する行いによってそれがもたらされるというのが、このお話の面白い所です。
欲張りなおじいさんが、かめの中には蛇が入っていたと本当の事を言っていたらどうなっていたのか。
黙っていても、煙突から入れなければ正直なおじいさんに別の福が授かっていたのか。
などなど、いろいろ考えるとまた別のお話ができそうですね。

(福娘童話集から読ませていただいています。)

Wed, 04 Jan 2023 21:07:41 GMT
仕事の取り替えっこ

昔の暮らしは、今と比べると随分と大変だったようです。

おじいさんは山へしばかりに、おばあさんは川へ洗濯に。
昔ばなしの定番の仕事分担ですが、
「洗濯物の汚れが落ちていない」「しばが湿っていて燃えにくい」
相手に不満を持った夫婦が仕事を取り替えてみることにしました。
さて、その結果は?

「自分はこんなに頑張ってるのに、相手は楽をしている」
現代でもこんな風に思うことってありますよね。
相手の立場になって思いやる事、感謝する事はとても大事です。

(福娘童話集から読ませていただいています。)

Tue, 03 Jan 2023 21:35:35 GMT
じっと見つめていました

とんちで有名な吉四六さんがまだ子どもの頃、
出かけるお父さんに、熟れた柿が生っている木を「見ていてくれ」と頼まれました。
吉四六さんはちゃんとその通りにしましたが・・・・

今回のお話は、とんち話というよりも、
大人の考えている常識とか当たり前とかが、子供には通用しないという、
子育て失敗談がベースになった民話かもしれません。

(福娘童話集から読ませていただいています。)

Mon, 02 Jan 2023 22:40:22 GMT
この正直者め

関所の役人が通行する人のお酒を飲んでしまうので困っているという話を聞いたきっちょむさん。
役人がお酒を飲まなくさせるにはどうすればいいか、とんちを絞ります。

嘘は悪くて正直は良いという常識を逆手にとった、作戦に笑ってしまいます。

そしてこのお話には、危険な事をさせないためのもう一つの教訓が含まれています。

(福娘童話集より読ませていただいています。)

Sun, 01 Jan 2023 22:49:35 GMT
こぶ取りじいさん

あけましておめでとうございます。
2023年の最初のお話は、みなさまお馴染みの「こぶ取りじいさん」です。
(福娘童話集から読ませていただいております。)

このお話の中に出てくる、のんきなお爺さんとイライラお爺さんは、
どちらも両方、人の心の中に住んでいるような気がします。
やりたい事を楽しくやると幸せになりますが、
他人を羨んで嫌な事を無理にやると痛い目にあってしまう。
そんな事を私たちに教えてくれているのではないでしょうか。

お子様と一緒に聞いて、「もしお話の登場人物だったらどうする?」
なんて会話も楽しいかもしれません。

今年もたくさんのお話をご紹介していこうと思っています。
どうぞよろしくお願いします。

ヤマネコギン









Sat, 31 Dec 2022 23:38:30 GMT
赤い蝋燭(あかいろうそく)/新見南吉

山から里に遊びに行った猿が、一本の赤いろうそくを拾いました。
赤いろうそくは珍しいので、猿はこれを花火だと思い込んでしまったので、
山は大騒ぎです。何しろ誰も見たことがなかったものですから。
さっそく夜に打ち上げてみることになりました。








Sun, 17 Jul 2022 07:42:41 GMT
浄称堂(じょうしょうどう)のきず薬

浄称堂というお寺の和尚さんは、曲がった事が大嫌い。
悪い事をした人は許しませんが、その人が本当に改心すると助けるという心正しい人でした。
ある夜、和尚さんが便所に行くと、どこからか手が和尚さんのお尻の穴に触りました。
お尻の穴を取られては大変と、和尚さんはふところの小刀でその触った手をバッサリ切ってしまったのです。
(福娘童話集から読んでいます)

Wed, 15 Jun 2022 02:07:46 GMT
岩になった鬼

ある日、鬼が山のふもとを散歩していると、おじいさんと小さな女の子が歩いていました。
おじいさんは悲しそうな顔で空を拝んでいます。
鬼がどうしたのかと聞くと、毎年夏になると海が荒れて、村の人たちが大勢犠牲になるのだと言います。
(福娘童話集から読んでいます)

Wed, 09 Mar 2022 21:33:15 GMT
きんぴかのやかん

お寺の床下に住んでいる頭の薄いタヌキは、人助けが大好き。
ある日、いつものように豆腐屋に油揚げを買いに行くと、
豆腐屋の主人がお金がなくて困っていました。
(福娘童話集から読んでいます)

Sun, 20 Feb 2022 08:28:38 GMT
まだまだわからん

おじいさんとまごが暮らしていました。
そばの種をまいて、まごは毎日成長を楽しみにしているのですが、
おじいさんは「まだまだわからん」と言って喜びません。
そのうち、そばの実がなっていよいよ食べられるようになったのですが、
それでもおじいさんは「まだまだわからん」と言うのです。

Sat, 19 Feb 2022 07:04:21 GMT
山じいときこり

ある時、山奥できこりは長い髪の毛の大男と出会いました。
「これがうわさに聞く山じいだな」と思っていると、
山じいは心を読んできました。
これでは逃げる事もできません。

Wed, 16 Feb 2022 06:47:57 GMT
雪女

茂作とおの吉親子が冬山の木こり小屋で震えながら眠っていると、
扉が開き、雪と一緒に美しい女の人が入ってきました。
それは雪女。
雪女は父親の茂作にフーッと息を吹きかけました。
(福娘童話集から読んでいます)

Fri, 11 Feb 2022 12:52:08 GMT
うなぎのにおい

けちんぼの六兵衛さんは、いつも隣のうなぎ屋さんの
うなぎのにおいを嗅いでは、家でごはんだけ食べていました。
しかし、うなぎ屋さんも六兵衛さんに負けないぐらい
しっかりものだったのです。





Mon, 07 Feb 2022 11:53:51 GMT
頭の池

むかしむかし、とても貧乏な男が「人並みに暮らしたい」と観音様にお願いしました。
すると「お宮の石段を下りて最初に見つけたものを大切にしなさい」とお告げがあり、
石段の下で見つけたのは、一つの柿の種だったのです。
(福娘童話集から読んでいます)

Sun, 06 Feb 2022 01:09:55 GMT
馬のしりのぞき

むかし山に住んでいる「おさんぎつね」は、人を化かすと言う噂でした。
ある夕方、馬を引いて通りかかった馬方は、用心していましたが、
道端に若い娘がしくしくと泣いているのを見て、「どうしたのか」と声をかけました。

Sat, 05 Feb 2022 08:49:31 GMT
すずめときつつき

昔、スズメとキツツキは姉妹でした。
お母さんが病気になったという知らせを聞いて、
スズメはすぐにかけつけましたが、
キツツキはおめかしをして次の日に来ました。
しかし、お母さんはもう亡くなっていたのです。

Wed, 02 Feb 2022 03:43:35 GMT
屁こき夫婦

貧しい夫婦が芋のしっぽばかりを食べていました。
そのため二人はいつもおならばかりしています。
ピーヒャラピーとお祭りの笛のようです。
ある日、通りかかった殿様がその不思議な音に気が付きました。
(福娘童話集から読んでいます)

Sat, 29 Jan 2022 03:18:11 GMT
花さかじいさん

正直者のおじいさんとおばあさんは山で拾った犬をかわいがっていました。
ある日、犬がおじいさんを裏山に連れて行って「ここほれワンワン」と言いました。
おじいさんが掘ってみると、大判小判がザックザク。
それを見ていた隣の欲張り爺さんは無理やり犬を連れて行ってしまいました。

Wed, 26 Jan 2022 04:37:04 GMT
だんまりくらべ

ぼたもちが何より好きなじいさまとばあさまがいました。
ある時、ぼたもちを七つもらった二人は、一つづつ食べて行きましたが、
最期に一つのこってしまいました。

Sat, 22 Jan 2022 23:30:27 GMT
宝のげた

おかあさんが病気になったので、子供がおじさんの所に薬を買うためのお金を借りに行きました。
しかし、欲張りなおじさんはお金を貸してくれません。
とぼとぼと帰る途中、白いひげのおじいさんに話しかけられました。

Sat, 22 Jan 2022 04:51:38 GMT
偽物の汽車

ある田舎の村で汽車を走らせていると、向かいから別の汽車が向かってきました。
これは危ないと運転手が汽車を停めると消える。
そんなことが何度も続き、ある晩、運転手は
汽車を停めずにもう一台の汽車にぶつかっていきました。
(福娘童話集から読んでいます)

Thu, 20 Jan 2022 21:42:39 GMT
ざしきわらし

むかし、古い家には小さな子供の姿をしたざしきわらしがいたそうです。
ざしきわらしがいる家は栄えますが、出て行くとさびれると言い伝えられていました。

Wed, 19 Jan 2022 00:28:34 GMT
貧乏神と福の神

働き者夫婦は仲良く暮らしていましたが、いくら働いても貧乏なままでした。
それというのも、家には貧乏神が住み着いていたからです。
ある年の暮れ、天井裏から泣き声が聞こえてきました。
(福娘童話集から読んでいます)

Sun, 16 Jan 2022 21:13:40 GMT
うりこひめ

瓜から生まれたうりこひめは、機を織るのが上手なとても美しい娘でした。
長者様のお嫁さんになる前日、おじいさんとおばあさんが留守の間に
悪いあまのじゃくがやってきました。

Sun, 16 Jan 2022 20:52:27 GMT
大力の坊さん

むかしむかし、比叡山の延暦寺に、実因僧都という坊さんがいました。
この実因は、とても力持ちの坊さんとして有名でした。
ある時、宮中にご祈祷に行った帰りに、見知らぬ男が送ってあげようと背中に乗せてくれました。
しかし、その男はおいはぎだったのです。
(福娘童話集から読んでいます)

Sat, 15 Jan 2022 15:18:52 GMT
にげだしたまつの木

いたずら好きの悪いたぬきが、さかな売りの男をみつけて騙してやろうと松の木に化けました。
でも、さかな売りはこのあたりに松の木がなかった事を知っていたのです。
(福娘童話集から読んでいます)

Thu, 13 Jan 2022 21:15:20 GMT
福の神

ある年の暮れ、村にに七人の旅人が
死体をこもに巻いて一晩の宿を借りにやってきました。
縁起の悪いその風体に、よくふかな長者は断りましたが、
貧乏なお百姓さんは、こころよく受け入れてくれました。

Wed, 12 Jan 2022 21:37:45 GMT
三年寝太郎

朝から晩まで寝てばかりの男は、みんなから三年寝太郎と呼ばれていました。
おかあさんが起こしても「考えがある」とぐうぐう寝てしまうのです。
起きてくるのは10日に一回、おしっこをする時だけです。
ある時、村はかんかん照りの水不足になってしまいました。

Wed, 12 Jan 2022 07:10:16 GMT
金太郎

むかし、ある所に金太郎というとても力持ちの男の子が住んでいました。
友達は山の動物たち。
クマと相撲を取っても負けません。

Sat, 08 Jan 2022 06:55:01 GMT
ネコがネズミを追いかける訳

まだ人間も生れていない程の大昔、
神様が動物たちに言いました。
元旦にみんな私の所に来なさい。
「来た順番に、その年の大将にしてあげよう」
(福娘童話集から読んでいます)

Thu, 06 Jan 2022 21:06:40 GMT
大工と三毛猫

一人暮らしの大工は一匹の三毛猫をとても可愛がっていました。
ところがある時から大工は目の病気になってしまいました。
段々目が見えなくなっていく大工は猫に語り掛けます。
すると猫が大工の目を舐めるようになりました。
(福娘童話集から読んでいます)

Thu, 06 Jan 2022 07:00:00 GMT
二人の甚五郎

昔、飛騨の山奥に佐吉という彫り物の上手な男が住んでいました。
腕試しをしようと出かけた尾張の国で、持っていたお金が無くなったので
宿屋の主人に何か彫り物をさせて欲しいと頼み込んで、
立派な大黒様を彫り上げたのですが、
それは大黒柱をくりぬいた木から作ったものだったのです。
(福娘童話集から読んでいます)

Wed, 05 Jan 2022 06:17:04 GMT
招き猫になったネコ

上野の山の下の乾物屋で生まれた猫は、人間が怒ったような顔をしていたので、
店の主人が気味悪がって、使用人に「捨ててこい」と言いつけました。
(福娘童話集から読んでいます)

Wed, 05 Jan 2022 01:53:24 GMT
若様は一人

とんちで有名な彦一はお殿様に呼ばれ、一人息子の遊び相手になって欲しいと言われます。
しかし出てきたのは、そっくりな5人の男の子。
誰が本物の若様なのでしょうか。
(福娘童話集から読んでいます)

Tue, 04 Jan 2022 03:01:49 GMT
トラのはじまり(カンボジアの昔話)

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
今年は寅年。
そこで、虎にまつわるお話をお送りします。
カンボジアの昔話です。
(福娘童話集から読んでいます)


Sat, 01 Jan 2022 01:08:05 GMT
百姓じいさんとテング

山道を歩いていた百姓のおじいさんは、ばったり大テングと出くわしてしまいました。
道をよけろと言う大テングに、おじいさんは一歩も譲りません。
とうとう怒った大テングに食べられてしまうという時に、
おじいさんは最後に見たいものがあると言い出しました。
(福娘童話集から読んでいます)

Sat, 01 Jan 2022 00:04:40 GMT
おもいやり

ある日、吉四六さんの村に山火事が起こりました。
庄屋さんが村人に誰が焚火の不始末をしたのか聞いたのですが、
誰も名乗り出る者はいません。
でも、吉四六さんは誰なのか知っていたのです。
どうにか自分から名乗り出て欲しいと思う吉四六さんは、
とんちを働かせました。
(福娘童話集から読んでいます)

Wed, 22 Dec 2021 04:49:10 GMT
ネコとネズミ

おじいさんとおばあさんが大事にしている猫が
ある日納屋でネズミの歌を聞きました。
次の日には、こぼれた豆を拾っているのを見て、
飛び掛かっていきましたが・・・
(福娘童話集から読んでいます)

Wed, 15 Dec 2021 05:22:13 GMT
真冬のイチゴ

真冬にイチゴを採ってこいと家を出されたお千代は、
雪の降る山で親切なおじいさんに会いました。
(福娘童話集から読んでいます)

Sat, 11 Dec 2021 13:13:55 GMT
人魚が教えてくれた秘密

浜辺の村の若者たちが海での漁を終えてお酒を飲んでいると、
どこからか不思議な歌声が聞こえてきました。
それから数日して網に人魚がかかりました。
「これは高く売れるぞ」と思った若者たちでしたが、
人魚は「助けて欲しい」とお願いします。
(福娘童話集から読んでいます)

















Wed, 08 Dec 2021 21:18:34 GMT
お花地蔵

おばあさんと一緒に暮らすお花はとてもおてんばで男の子の遊びが大好き。
でも、おばあさん思いの優しい子でした。
そんなお花が、流行り病で死んでしまいました。
(福娘童話集から読んでいます)

Mon, 06 Dec 2021 21:24:55 GMT
打たぬのに、鳴るたいこ

新しい小僧さんを試そうとした和尚さんが、
無理難題を出して小僧さんを困らせます。
でも、いい事を思いついた小僧さんは、森に行ってあるものを取ってきます。
(福娘童話集から読んでいます)

Sun, 21 Nov 2021 00:49:10 GMT
仁王とどっこい

力自慢の仁王が唐の国のどっこいに力比べの勝負を申し込みに行きました。
今は留守にしていると聞いて待っていると、
どっこいのお母さんがお風呂よりも大きな釜でご飯を炊くのを見てビックリ。
(福娘童話集から読んでいます)

Fri, 19 Nov 2021 04:00:00 GMT
尻尾のつり

冬に木の実がなくなってしまいお腹ぺこぺこの猿は、
いつも魚を食べているカワウソが羨ましくて仕方ありません。
そこで、どうやったら魚が釣れるのかを聞いてみましたが・・・
(福娘童話集から読んでいます)

Wed, 17 Nov 2021 02:47:18 GMT
テングの羽うちわ

とんち上手のふく八が、テングが住んでいるテング山にやってきて、サイコロで遊んでいました。
転がすとどこでも好きな所が見えると言うのです。
それを聞いて、テングは欲しくてたまりません。
自分の持っている、鼻が伸びたり縮んだりするうちわと交換して欲しいと言いました。
(福娘童話集から読んでいます)
























Tue, 26 Oct 2021 09:13:04 GMT
食わず女房

ご飯を食べずに働く嫁が欲しいと言っていた男の元に
望み通りの女が来ました。
しかし、ご飯を食べないのに蔵の米は減って行くばかり。
怪しんだ男は、ある日仕事に行くふりをしてこっそり覗くことにしました。
(福娘童話集から読んでいます)









Wed, 06 Oct 2021 08:56:58 GMT
大仏の目玉

東大寺の大仏様の目玉が抜け落ちて行方不明になってしまいました。
直すには大金がかかります。
どうしたらいいのか悩んでいる所に、
ある男が「私なら安くできますよ」と言ってきました。
(福娘童話集から読んでいます)

Wed, 29 Sep 2021 07:30:29 GMT
白米城

山の上の小さな山城が敵の軍勢に囲まれて、兵糧攻めにあっていました。
米と塩はあるものの、とうとう水が底をつき、
もはやこれまでと思ったときに、馬引きの男が良い考えを思いつきました。
(福娘童話集から読んでいます)

Sun, 26 Sep 2021 08:42:34 GMT
木仏長者

長者が持っている金の仏像が羨ましい男は、
ある日、仏様そっくりの木の根っこを見つけお祀りすることにしました。
毎日お膳を供えて信心していると、
長者が金の仏像と木の仏像ですもうを取ろうと言い出しました。
(福娘童話集より読んでいます)

Sun, 19 Sep 2021 08:21:31 GMT
歯をボロボロにされた鬼

山から下りてきては畑を荒らしたり家の物を食べつくす鬼に村人は困っていました。
そこで、お寺でご馳走を食べさせることにして、畑を荒らさないようにはなりましたが、
毎日お腹いっぱい食べて飲んではいびきをかいて寝てしまう鬼が憎くてたまりません。
そこで和尚さんは良い方法を考えました。
(福娘童話集から読んでいます)

Sat, 18 Sep 2021 08:27:42 GMT
キツネのいたずら

通りかかる村人のお土産を狙っていたずらばかりするキツネに
村人は困りはしても怒ったりはしませんでした。
(福娘童話集から読んでいます)

Mon, 26 Apr 2021 21:34:42 GMT
きんぴかのやかん

お寺の床下に住んでいる「はげダヌキ」は人助けが大好き。
ある時、お金がなくて困っている豆腐屋の主人のために、
一肌脱ぐことにしました。
(福娘童話集から読んでいます)

Mon, 19 Apr 2021 14:39:09 GMT
しびれの薬

けちんぼ自慢の男の所に友達が遊びにやってきました。
すると男は真っ暗な部屋の中に素っ裸で座っています。
灯りも着物も節約しているのでした。
(福娘童話集から読んでいます)

Sat, 17 Apr 2021 17:55:44 GMT
だんまりくらべ

近所の人にお餅を7つもらったおじいさんとおばあさんは、
さっそく一つずつ食べました。
まだお餅は5つあります。
なのでもう一つずつ。
折角なので、もう一つずつ。
最後に残った一つのお餅をかけて、だんまりくらべをすることにしました。
(福娘童話集から読んでいます)


Fri, 16 Apr 2021 22:00:00 GMT
和尚の失敗

和尚さんがいろりで豆腐でんがくを20串焼きました。
全部ひとりで食べるつもりだったのに小僧さんがやってきたので、
和尚さんは歌詠み勝負をもちかけました。
(福娘童話集から読んでいます)

Thu, 15 Apr 2021 21:54:01 GMT
キツネの仕返し

村人の病気回復の祈祷を頼まれた山伏が村に向かっていると、
途中で昼寝をしているキツネを見つけました。
そこでほら貝の大きな音で脅かして大笑い。
かわいそうなキツネは川に転げ落ちてしまいました。
(福娘童話集から読んでいます)

Sat, 03 Apr 2021 14:56:14 GMT
運の良い鉄砲打ち

腕の良い鉄砲打ちが、うっかり石の上に鉄砲を落として鉄砲が曲がってしまいました。
それでも「まあ何か取れるだろう」と猟に出かけ、池で16羽のカモを見つけました。
(福娘童話集から読んでいます)

Wed, 10 Mar 2021 12:35:52 GMT
タヌキの糸車

留守にやってきて食べ物を食い散らしたり
夜にポンポコ腹つづみを打ったりするタヌキに困った木こりは
「ワナを仕掛けて捕まえてやる!」と怒ります。
でも、木こりの女房は、糸車を回すまねをするタヌキが可愛くて、
ある日、罠にかかったタヌキを逃がしてやりました。
(福娘童話集から読んでいます)

Sat, 06 Mar 2021 08:41:08 GMT
げたの化け物

今日はちょっと怖いお話。
昔、はきものを粗末にする家がありました。
その家のおかみさんは、ちょっとでも下駄の歯が欠けたり鼻緒が切れたりするとすぐに捨ててしまうのです。
ある夜、その家の女中さんが、表をおかしな歌を歌いながら歩く声を聞きました。
(福娘童話集から読んでいます)

Thu, 18 Feb 2021 20:13:48 GMT
ウグイス長者

山の竹やぶで迷ってしまった男は、いつの間にか大きな屋敷の前にいました。
美しい4人の娘たちに誘われるままに屋敷に入り、長女の婿になった男は、
幸せな日々を送っていました。
ある日、娘たちとその母親はお花見にいくことになり、
男は留守番をたのまれました。
(福娘童話集から読んでいます)

Wed, 10 Feb 2021 21:44:31 GMT
節分の鬼

妻と子を亡くして一人暮らしのおじいさんは寂しい毎日を送っていました。
秋祭りも一人、正月も一人。
節分の日に、楽しかった時の事を思い出しやけくそになって
「鬼は内」と言ってしまうおじいさんでしたが、
その時、戸口にやってきたのは・・・・
(福娘童話集から読んでいます)

Sun, 31 Jan 2021 21:34:41 GMT
竹から生まれた女の子

おじいさんとおばあさんは竹から生まれた女の子を大事に育てました。
大きくなった女の子は自分の部屋で機を織り始めました。
決して部屋の中を見ないで下さいと言って。
(福娘童話集から読んでいます)

Sat, 16 Jan 2021 23:30:27 GMT
錦絵から出てきた女の人

やさしいおばあさんに頼りきりだった男は、急におばあさんを亡くして
ひとりぽっちで貧しい暮らしをしていました。
拾った錦絵を壁に貼り語り掛ける毎日。
そんなある日、男が仕事から帰ると家がきれいになって、食事の支度がしてありました。
(福娘童話集から読んでいます)

Thu, 14 Jan 2021 21:12:28 GMT
クッカルとカラス

真っ黒な羽のクッカルは、色とりどりで美しい羽根のカラスが羨ましくてしかたありません。
ある日、クッカルはカラスを水遊びに誘いました。
(福娘童話集から読んでいます)

Wed, 13 Jan 2021 06:52:40 GMT
芝居見物

大きな芝居小屋ができたというので、山を越えて見物に来た吉四六さんでしたが、
うっかりお金を忘れてきてしまいました。
(福娘童話集から読んでいます)






Sun, 03 Jan 2021 21:38:03 GMT
キツネとタニシ

足の速いのを自慢ばかりするキツネに、タニシが都までの競争を持ち掛けました。
キツネはタニシを馬鹿にして大笑い。
でも、タニシは自信満々です。
はてさて、この勝負、どうなるのでしょうか?
(福娘童話集から読んでいます)

Mon, 28 Dec 2020 21:01:45 GMT
彦一とえんまさま

とんちで有名な彦一も、年を取って死んでしまいました。
彦一は地獄のえんま大王に裁かれることになりましたが、少しも慌てません。
持ってきた三段重ねのお重に入った黒砂糖をぺろぺろと舐めています。
(福娘童話集から読んでいます)

Mon, 21 Dec 2020 20:22:01 GMT
ブラブラたろう

ある村に、たろ助という怠け者の若者がいました。
たろ助がプラブラ遊んでいると、壺を見つけ拾ってみると中から声がしました。
壺の中には小さな男。たろ助は家に持って帰って一緒に暮らすことになりました。
(福娘童話集から読んでいます)












Thu, 17 Dec 2020 20:25:18 GMT
瓜子姫

おじいさんとおばあさんは、瓜から生まれた可愛らしい娘を瓜子姫と名付けて育て、
やがて娘は美しい女性にと成長しました。
ある日、おじいさんとおばあさんが留守中に、あまのじゃくがやってきました。
(福娘童話集から読んでいます)

Wed, 16 Dec 2020 02:33:07 GMT
ウナギつりのおじいさん

ウナギつりの上手いおじいさんが、ある日大きなウナギを力いっぱい釣り上げると、
勢いあまって山の中に飛んで行ってしまいました。
探しに行くと、ウナギと一頭のイノシシが倒れていました。
(福娘童話集から読んでいます)

Sat, 12 Dec 2020 02:37:03 GMT
ウサギと太郎

おじいさんは孫の太郎に「おかゆを作って待ってておくれ」と言って山へ仕事に出かけました。
夕方、太郎がおかゆを作っていると、ウサギが一口食べさせてほしいとやってきました。
(福娘童話集から読んでいます)

Wed, 09 Dec 2020 13:22:30 GMT
とんち勝負

ゆかいないたずら者の吉四六さんと、とんち名人といわれる彦一という子どもが、
ある日とんち比べをすることになりました。
和尚さんが百数える間に、世の中に必要なものを作らなければなりません。
(福娘童話集から読んでいます)









Sun, 06 Dec 2020 20:46:15 GMT
貧乏神のわらじ

働いても働いても貧しい暮らしの藤兵衛一家は、夜逃げをすることにしました。
その夜納屋で変な音がするので見に行くと、貧乏神が一緒に引っ越しする準備をしていました。
これではどこに逃げても貧しい暮らしからは抜けられません。
(福娘童話集から読んでいます)

Fri, 04 Dec 2020 21:02:50 GMT
こわれたせともの

悪いキツネに騙されて売り物のせとものも弁当も取られてしまったおじいさんのかたきを討とうと、翌日息子が出かけていくと、ちょうどキツネが若い娘に化けるところを見てしまいました。
(福娘童話集から読んでいます)

Sun, 29 Nov 2020 21:05:16 GMT
すもう取りと、貧乏神

相撲取りのつるぎ山は、毎日厳しい稽古をして大関を目指していましたが、
ある時から急に弱くなり、体の小さい相手にもコロコロと負けてしまいます。
もう駄目だと、お母さんのいる田舎に帰ったつるぎ山でしたが・・・
(福娘童話集から読んでいます)

Sat, 28 Nov 2020 01:47:38 GMT
灰まき童子

あがり長者に騙されて貧乏になったいり長者の息子が、
あがり長者に米と味噌を借りに行きましたが貸してはくれません。
お母さんは、最後の一枚の芭蕉布を息子に売りに行かせました。
(福娘童話集から読んでいます)

Thu, 26 Nov 2020 21:35:16 GMT
風呂屋の大黒さま

繁盛しているお風呂屋さんをうらやましく思ったお医者さんは、
お風呂屋さんにある大黒様を取ったら、お客が増えると思い、
ある夜こっそり大黒様を盗み出しました。
(福娘童話集から読んでいます)

Mon, 23 Nov 2020 21:10:57 GMT
たいこもちと三つ目の大入道

江戸でたいこもちをしている富八が箱根の温泉に行った帰り道、三つ目の大入道に出会いました。
普通なら肝をつぶして逃げ出すところですが、富八はちょっと違います。
(福娘童話集から読んでいます)

Thu, 19 Nov 2020 20:47:32 GMT
へくさ穂(ほ)

和尚さんと小僧さんが、粟の穂を取りに行った時のことです。
取りやすい大きい穂ばかり取って、小さい穂を取らない小僧さんを和尚さんが叱ると、
小僧さんは、小さい穂は臭くて食べれないと言います。
その話が本当かどうか確かめることになりました。
(福娘童話集から読んでいます)

Mon, 16 Nov 2020 21:28:20 GMT
鼻たれ小僧

たきぎを売って暮らしているおじいさんが、ある日、
売れ残った薪を川の神様にあげようと川に投げ込んだところ、
川の中から美しい女の人が小さな子供を抱いて現れました。
女の人は川の神様のお使いでした。
(福娘童話集から読んでいます)

Thu, 12 Nov 2020 21:12:31 GMT
風小僧と子どもたち

子どもたちが村はずれのお堂の前で遊んでいると、見たことのない男が話しかけてきました。
「クリやカキやナシがいっぱいなっている所に遊びにいかんか?」
子どもたちは大喜びで、男について行きました。
(福娘童話集から読んでいます)

Sat, 07 Nov 2020 23:04:42 GMT
サケのおじいさん

ある北国の川に、太助と呼ばれる大きなサケが住んでいました。
毎年冬が近くなると、たくさんのサケたちをつれて川に上ってくるのです。
村の人たちは太助だけには手を出しませんでしたが、長者は太助を食べたいと思っていました。
(福娘童話集から読んでいます)

Thu, 05 Nov 2020 21:28:57 GMT
えんまになった、権十おじいさん

芝居のさかんな村で一番芝居のうまい権十おじいさんが亡くなってしまい、
あの世の暗い道を歩いていると、えんま大王に声をかけられました。
一度芝居を見てみたいと思っていたえんま大王は、
芝居を見せてくれるように頼み、権十おじいさんは衣装を貸してくれるならと受けました。
(福娘童話集から読んでいます)

Wed, 04 Nov 2020 21:31:29 GMT
たのきゅう

役者のたのきゅうはお母さんが病気だと知り、大急ぎで山を越えて帰る途中、
白髪のおじいさんに出会いました。
たのきゅうを狸と勘違いしたおじいさんは、実は大ヘビだったのです。
(福娘童話集から読んでいます)

Wed, 28 Oct 2020 21:35:59 GMT
テングに気に入られた男

ある日、小さな茶店にやってきた山伏姿の男が店の主人に、
江戸から嫁さんをつれてきてやると約束して立ち去りました。
しばらくして、一人の娘を連れてきたのですが・・・
(福娘童話集から読んでいます)

Tue, 27 Oct 2020 21:10:59 GMT
カモ汁

吉四六さんが庄屋さんにカモ汁をごちそうすると呼ばれて、
お腹を空かせて行ってみると、大根ばかりの汁でした。
(福娘童話集から読んでいます)

Sun, 25 Oct 2020 20:53:14 GMT
ハチとクモとアリ

一緒にお伊勢参りに向かっていたハチとクモが、道中、落し物の財布を拾いました。
どちらの物かで争っていると、そこにアリがやってきて二人の間に割って入りました。
(福娘童話集から読んでいます)

Sat, 24 Oct 2020 23:35:43 GMT
弘法大師の焼き栗

子供たちが焼き栗をしている所に弘法大師が通りかかると、
大師のお腹が「グウウウ」と鳴ったので、子供たちは大師に焼き栗をわけてあげました。
(福娘童話集から読んでいます)

Sat, 24 Oct 2020 23:27:54 GMT
果報者と阿呆者

お寺の和尚さんから「果報は寝て待て」という説教を聞いた夫婦が、
それならと毎日寝てばかりいたところ、寝転んで見た天井窓から
月のウサギが餅をついているのが見えました。
その話はたちまち広がり、あちこちから見物客が押し掛けるようになりました。
(福娘童話集から読んでいます)

Thu, 22 Oct 2020 20:32:35 GMT
三笠山

昔、木曽の御嶽山に天狗が住んでいました。
天狗はなんとかして富士山より高い山を作ろうと考えて、山の上に山を三つ重ねることを思いつきました。
(福娘童話集から読んでいます)

Wed, 21 Oct 2020 21:20:13 GMT
白ギツネの恩返し

加賀の殿さまに可愛がられていた、弥三右衛門が殿様の命令で白ギツネに矢を放とうとしましたが、
そのキツネはお腹に子があり、可哀そうになった弥三右衛門は見逃してやりました。
しかしそのため殿様が怒ってお城から追い出されてしまいました。
(福娘童話集から読んでいます)

Tue, 20 Oct 2020 21:38:43 GMT
腰折れスズメ

心優しいおばあさんが庭で腰の骨が折れて苦しんでいるスズメを見つけて看病してやりました。
やがてスズメは治って帰っていき、お礼にひょうたんの種を持ってきました。
舌切り雀の元になったお話です。
(福娘童話集から読んでいます)

Sun, 18 Oct 2020 20:51:51 GMT
毒のナシ

ナシの大好きな和尚さんが、ナシが熟れる頃に出かけなければならなくなったので、
小僧さんに食べられてはいけないと、毒があるので食べないようにと言い残して出かけました。
でも、小僧さんは気になってしかたありません。
(福娘童話集から読んでいます)

Tue, 13 Oct 2020 22:07:16 GMT
ムカデの医者むかえ

一軒の家で仲良く一緒に暮らす虫たち。
ある日、カブトムシが急に苦しみだしたので、医者を呼びに行くことになりました。
誰が一番足が速いでしょう?
(福娘童話集から読んでいます)

Mon, 12 Oct 2020 21:09:19 GMT
竹の子童子

おけ屋の小僧さんの三ちゃんが、竹やぶで竹を切っていると、
どこからか呼ぶ声が聞こえてきました。
(福娘童話集から読んでいます)

Sun, 11 Oct 2020 05:55:24 GMT
吉四六さんの水風呂

年貢を納める旅の途中、のどの乾いた馬のために泉に立ち寄った百姓たちですが、
水が少なくてあと少しのところで馬の口に届きません。
そこで吉四六さんがいいことを思いつきました。
(福娘童話集から読んでいます)

Sat, 10 Oct 2020 02:59:50 GMT
京のカエル大阪のカエル

京都のカエルが大阪の町を見てみたいと旅に出ました。
同じころ、大阪のカエルも京都の町を見てみたいと旅に出ました。
二匹のカエルが真ん中の天王山で出会うと・・・
(福娘童話集から読んでいます)

Thu, 08 Oct 2020 21:27:42 GMT
話好きの殿さま

話を聞くのが好きな殿様に家来たちが順番に話をしていましたが、
もう話がなくなって困っていました。
そこで殿さまは、あるおふれを出しました。
(福娘童話集から読んでいます)

Tue, 06 Oct 2020 23:41:08 GMT
ふるやのもり

子どもたちがおじいさんに聞きました。
「一番こわいものなんだ?」
その答えを聞いて、屋根裏にひそんでいたどろぼうと、
馬小屋にひそんでいたオオカミは震えあがりました。
(福娘童話集から読んでいます)

Sat, 03 Oct 2020 22:57:22 GMT
おキツネのお産

ある夜、とても腕の良いお産婆さんのところに、男がやってきて、
初めてのお産に苦しむ嫁を見てほしいと言いました。
(福娘童話集から読んでいます)

Fri, 02 Oct 2020 15:49:54 GMT
舟の渡し賃

病気になった舟の船頭の代わりを一日だけ頼まれた吉四六さんの所に、
旅の侍がやってきました。
渡し賃八文のところを六文にまけろと言って聞きません。
(福娘童話集から読んでいます)

Wed, 30 Sep 2020 21:27:42 GMT
あぶらあげ

おいしいと評判のあぶらあげ屋にやってきた身なりの良いキツネ目のさむらい。
百文分注文すると、店先でぺろりと平らげて行きます。
ある日、浮かない顔をしているのでわけを訪ねると・・・
(福娘童話集から読んでいます)

Tue, 29 Sep 2020 21:07:07 GMT
山鳥の恩返し

働き者なのに貧乏な弥助という若者が、お正月のための買い物に出かける途中、
わなにかかった山鳥を見つけて、逃がしてやりました。
わなをしかけた人のためにお金を置いてきたので、さみしい正月を送ることになった弥助の家に
美しい娘が訪ねてきました。
(福娘童話集から読んでいます)

Mon, 28 Sep 2020 13:33:13 GMT
ノミの宿

佐助じいさんが旅の途中で泊った宿には、ノミがたくさんいてとても眠ることはできませんでした。
旅の帰りもまた泊まらなければならないので、佐助じいさんは店の主人にある事を話しました。
(福娘童話集から読んでいます)

Sun, 27 Sep 2020 01:47:19 GMT
猫の茶碗

峠の茶店のおばあさんは、とても高価な茶碗を猫の茶碗として使っていました。
金持ちのだんなは、どうにかしてその茶碗が欲しくてたまりません。
(福娘童話集から読んでいます)

Wed, 23 Sep 2020 21:36:47 GMT
おんぶお化け

おくびょうだけど心優しい男が山道を歩いていると、
「つれてけ~」と怖ろしいお化けの声がします。
(福娘童話集から読んでいます)

Tue, 22 Sep 2020 20:39:39 GMT
白ナス

和尚さんがもらったゆで卵を隠れて食べようとすると、
小僧さんがやってきて「それは何という食べ物ですか?」と聞かれました。
「これは白ナスというものだ」と答えた和尚さんでしたが・・・
(福娘童話集から読んでいます)

Mon, 21 Sep 2020 21:36:40 GMT
金の鳥居

仲の良い夫婦の唯一の悩みは、亭主の頭に毛がないこと。
そこで、鎮守様にどうか亭主の頭に毛をはやしてくださいとお願いしました。
「お礼に金の鳥居をさしあげます」と。
(福娘童話集から読んでいます)

Sun, 20 Sep 2020 21:32:39 GMT
一袋の米

お城につかえる曽呂利さんがお殿様の秀吉公にお願いしました。
「貧しい人に、紙袋一杯の米をわけてやってくれませんか?」
秀吉公はそれくらいならとわけてやることを約束しました。
(福娘童話集から読んでいます)

Wed, 16 Sep 2020 20:48:27 GMT
へっこき嫁さん

かわいくて働き者の嫁さんがだんだん元気がなくなってくるのを心配したお姑さんは、そのわけを聞きました。
すると、へを我慢しておなかが痛くなってきたと言うのです。
(福娘童話集から読んでいます)

Tue, 15 Sep 2020 23:57:04 GMT
彦一の生き傘

彦一は、生き傘と呼ばれる不思議な傘を持っていました。
雨が降ると自然に開き、雨が止むと自然に閉じるというのです。
噂を聞いた殿様は、どうしてもその傘が欲しくてたまりません。
(福娘童話集から読んでいます)

Mon, 14 Sep 2020 21:42:44 GMT
犬と鏡

ある年の暮れの事、吉四六さんが町に買い物に出かけると、女の子が泣いていました。
大切なマリを犬に取られてしまったのです。
(福娘童話集から読んでいます)

Sat, 12 Sep 2020 09:53:15 GMT
えすがた嫁さん

昔、ある若者にとてもきれいなお嫁さんがいました。
若者がお嫁さんを見てばかりなので、絵にかいたお嫁さんを持って仕事に行かせたところ、
その絵が風に飛ばされて、お城まで飛んで行ってしまいました。
(福娘童話集から読んでいます)














Wed, 09 Sep 2020 21:06:33 GMT
福の神になった貧乏神

働き者なのにとても貧乏な夫婦が年の暮れに大掃除をしていると、
神棚から痩せたネズミのようなものが出てきました。
(福娘童話集から読んでいます)

Mon, 07 Sep 2020 20:59:16 GMT
うわばみ退治

とてもゆかいな人、吉四六さんが小麦を粉にしてもらった帰り道、
うわばみ(大蛇)が出てきました。
さすがの吉四六さんも、うわばみ相手ではとんちが使えません。
(福娘童話集から読んでいます)

Sat, 05 Sep 2020 21:54:01 GMT
かしこい子ども

村で賢いと評判の太吉という子どもがいました。
ある日、お殿様が太吉をお城に呼んで一つのようかんを二つに切って食べさせました。
(福娘童話集から読んでいます)

Thu, 03 Sep 2020 21:26:30 GMT
歯をボロボロにされた鬼

毎日のように村にやってきては、畑を荒らしたり、家にある食べ物を食べてしまう鬼に困った村人は、
鬼をお寺に連れて行って、ごちそうとお酒でもてなすことにしました。
(福娘童話集から読んでいます)

Wed, 02 Sep 2020 20:23:18 GMT
お坊さんにだまされたキツネ

キツネに騙されてはお経をあげにいった帰りにもらうお土産を取られていたお坊さんが、
今度はキツネに仕返ししてやろうと思いました。
(福娘童話集から読んでいます)

Tue, 01 Sep 2020 19:48:15 GMT
山にいたクジラ
昔、クジラは海ではなく山にすんでいました。でも身体が大きくて大変です。(福娘童話集から読んでいます)
Fri, 28 Aug 2020 09:33:27 GMT
お月様が見ているよ
母親を亡くし、一人で男の子を育てている父親が、ある日息子と一緒に歩いていると、畑に美味しそうなカボチャを見つけました。(福娘童話集から読んでいます)
Wed, 26 Aug 2020 14:27:41 GMT
なまけ弁当
庄屋さんからお金を借りた吉四六さんは、庄屋さんの畑で働く事になりました。(福娘童話集から読んでいます)
Tue, 25 Aug 2020 22:55:24 GMT
金の粒を出す馬

お正月だというのに串柿とスルメしか買えなかったおじいさんは、大川に歳暮としてそれを投げ込みました。
すると、美しい娘が現れてお礼にと御殿に連れて行ってくれたのです。
(福娘童話集から読んでいます)

Sun, 23 Aug 2020 01:00:00 GMT
宝船を買ってくる

お父さんに冗談で「宝船を買ってこい」と言われた男の子は本気にして、宝船を買いに町に行きました。
でも、どこにも宝船は売っていません。買えたのは起き上がりこぼし二つだけ。
(福娘童話集から読んでいます)

Fri, 21 Aug 2020 23:48:02 GMT
ウサギとカメとフクロウ

ある日の事、ウサギとカメがかけっこをする事になり、空を飛べるフクロウが審判を引き受けました。
(福娘童話集から読んでいます)

Mon, 17 Aug 2020 21:45:44 GMT
ねじくれもち

ある山寺に、一人の怠け者の和尚さんと働き者の小僧さんが住んでいました。
お正月に小僧さんたちがついた108つのもちを仏さまにお供えする前に和尚さんが食べてしまったので、さあ大変。
(福娘童話集から読んでいます)

Sun, 16 Aug 2020 21:17:53 GMT
若者になったおじいさん

道に迷った漁師のおじいさんが、不思議なカモシカに連れて行かれた立派なお屋敷で、美しい娘さんと出会いました。
そこでお風呂に入ると、皮がぺろんと取れてつるつる肌の若者になってしまいました。
(福娘童話集から読んでいます)

Sun, 16 Aug 2020 02:02:56 GMT
動くかかし

吉四六さんの村にスイカ泥棒が出るようになりました。
村の人たちは見張り小屋で寝ずの番をしますが、なかなか捕まえられません。
すると吉四六さんが、大きなかかしを畑に立てました。
村人たちは「泥棒とカラスを間違えてるぞ」と大笑いです。
(福娘童話集から読んでいます)

Thu, 13 Aug 2020 21:00:00 GMT
涼み袋

暑い夏のある日、お侍がお供と一緒に山の峠にある一件の店に立ち寄ると、
表の看板に《涼み袋あり》と書いてありました。
涼み袋は、冬山の冷たい風を閉じ込めた袋です。
お侍は二袋買ってふもとの宿に向かいました。
(福娘童話集から読んでいます)

Wed, 12 Aug 2020 23:56:46 GMT
鏡の中の親父

ある男が町で初めて鏡を見て、その中に亡くなった父親の顔を見つけて喜んで買って帰りました。
そして大切にしまっておいたところ、女房が見つけて、そこに女がいると怒って割ってしまいました。
(福娘童話集から読んでいます)

Thu, 30 Jul 2020 21:15:24 GMT
北風長者

大阪の鴻池の大金持ちの長者と、兵庫の貧しいタコ取りの漁師が、四国の金毘羅道中で親しくなり、あれこれ話をしました。
しかしどうも、お互い勘違いをしているようです。
(福娘童話集から読んでいます)

Mon, 27 Jul 2020 20:43:47 GMT
十数えてごらん

ある年の暮れ、お日様がお坊さんに姿を変えて村にやってきました。
最初に訪ねた庄屋の家では追い返されましたが、隣の貧しいおじいさんとおばあさんは、
快くアワガユを出してくれました。
(福娘童話集から読んでいます)

Sat, 25 Jul 2020 09:17:52 GMT
三吉さま

子どもがない夫婦が明神様に子供を授けてくれるようにお願いしました。
すると道端に捨てられている赤ん坊の声が聞こえてきました。
(福娘童話集から読んでいます)

Thu, 23 Jul 2020 21:12:47 GMT
オオカミの恩返し

病気のお母さんのために夜の山道を医者のいる隣村へと急ぐ息子でしたが、
その行く手に大きなオオカミが立ちはだかりました。
(福娘童話集から読んでいます)

Tue, 21 Jul 2020 23:07:08 GMT
こぼし石

お寺の小坊主よりも小さいカッパのこぼしは、村で評判の馬を見に行きましたが、馬は無視してお尻を向けています。
怒ったこぼしは、馬の尻尾をひっぱって反対にけられて大事な頭のお皿にけがをしてしまいました。
(福娘童話集から読んでいます)

Mon, 20 Jul 2020 19:36:58 GMT
病気を治す地蔵さん

人のからだの悪い所を自分のからだに移しとって治してくれると評判のお地蔵さんのところに、
左のほっぺたを大きく腫らした男が助けを求めてやってきました。
(福娘童話集から読んでいます)

Sun, 19 Jul 2020 20:53:49 GMT
カエルの袈裟衣

伊豆のお寺の和尚さんが、小田原からの帰りの道中にある屋敷に泊まったところ、
夜に不思議な大男が会いに来ました。
男はかつて和尚さんのお寺の池に住んでいたカエルだと言うのです。
(福娘童話集から読んでいます

Sat, 18 Jul 2020 22:20:52 GMT
コイのお腹から出た黄金の鏡

ある日、釣りの好きな侍がいつものように使用人を連れて近くの川に行きました。
なかなか連れず帰り支度を始めたころ、釣り糸に大物がかかり、辛抱強く釣り上げると、
それはそれは大きな金色のコイでした。
(福娘童話集から読んでいます)

Sat, 18 Jul 2020 09:12:57 GMT
みそ買い橋

長吉の夢の中に仙人が現れて「みそ買い橋の上に立っていると良い話が聞けるぞ」と教えてくれました。
さっそく長吉はみそ買い橋の上に立ってみましたが、何も起こりません。
それでも立ち続けていると、ある男が話しかけてきました。
(福娘童話集から読んでいます)

Tue, 14 Jul 2020 21:00:06 GMT
吉崎の嫁おどし

毎日夫婦そろって仲良く吉崎御坊にお参りに行くのを面白く思っていなかった姑は、
ある日、嫁を脅かしてやろうと鬼の面をかぶって待ち伏せます。
(福娘童話集から読んでいます)

Sun, 12 Jul 2020 21:00:00 GMT
なべのふた

お腹を空かせたしげ次郎が歩いていると、どこかから良い匂いがしてきました。
知り合いの家でイモを似ていたのです。
どうにかしてイモを食べてやろうと考えたしげ次郎は、おかみさんに話しかけました。
(福娘童話集から読んでいます)

Sat, 11 Jul 2020 21:00:00 GMT
オニギリ地蔵

母親を亡くした3歳の男の子は、優しそうなお地蔵様に母の面影を見つけて慕います。
やがて来た新しい母親はそんな男の子がかわいく思えません。
ある日、「お地蔵様がオニギリを食べたらお前にもご飯をやろう」と意地悪を言われた男の子は、
お地蔵様にお願いをします。
(福娘童話集から読んでいます)

Fri, 10 Jul 2020 15:06:44 GMT
鬼が笑う

かわいい一人娘が嫁入りの籠ごと攫われてしまった母親は、
どんなことをしても助け出そうと探し続けます。
ある日、お堂であった若い尼さんが鬼の居場所を教えてくれました。
(福娘童話集から読んでいます)


Wed, 08 Jul 2020 21:00:00 GMT
ネコの踊り場

洗って干しておいた手ぬぐいを盗むのは誰なのか、
小僧さんが寝ずの番をしていると、
不思議な事にひとりでに飛んで行くのでした。
(福娘童話集から読んでいます)





Tue, 07 Jul 2020 11:48:15 GMT
七月七日のカッパ

ある男が山のお堂に一晩泊っていると、
お堂の前で神様たちが会話している声が聞こえてきました。
それはどうやら自分の家に生まれた子供の話のようです。
(福娘童話集から読んでいます)














Mon, 06 Jul 2020 21:00:00 GMT
なごのわたり

魚がとれなくて困っていた漁師の村に、ある日あらわれた不思議な少女。
この女の子が泊まった家では翌日必ずたくさんの魚がとれるのです。
でも、それを面白く思っていない男が一人いました。
(福娘童話集から読んでいます)

Sun, 05 Jul 2020 21:00:00 GMT
逃げ出した相撲取り

とても力持ちのおじいさんに、勝負を挑みたい相撲取りが訪ねてきました。
(福娘童話集から読んでいます)

Sat, 04 Jul 2020 23:00:00 GMT
娘に化けた花の精

鉱山で働く男たちの宴会に、突然現れた美しい三人の娘の美しさに、皆心を奪われました。
しかしそれは人間ではなかったのです。
(福娘童話集から読んでいます)

Fri, 03 Jul 2020 22:21:52 GMT
屋敷を救ったカエル

麻布のお屋敷の池にはカエルがいっぱい。ある日、そのカエルたちが屋敷の使用人を引きずり込んでしまったから、さあ大変。屋敷の主人は怒って「カエルを全部殺してしまえ」と言います。しかしその夜、主人の枕元に白い服の老人が立ちます。
(福娘童話集から読んでいます)

Mon, 29 Jun 2020 20:56:30 GMT
クマンバチの山賊退治

大金持ちの旅商人は、ある日、酒蔵の中でクマンバチが酒樽からこぼれた酒を美味しそうに飲んでいるのを見つけます。
追い出すこともなく「ぞんぶんに飲むがいい」と言い残し行商に出た商人は、峠で怖ろしい山賊に襲われました。
(福娘童話集から読んでいます)

Sun, 28 Jun 2020 21:26:40 GMT
貧乏になりたいお金持ち

とてもお金持ちの男は、お金持ちであることにうんざり。
のんびり静かに暮らしたいと、貧乏になることを夢見ます。
でも、そう簡単にはいかないようです。
(福娘童話集から読んでいます)

Sat, 27 Jun 2020 22:37:46 GMT
ネズミ経

山の中の一軒家で暮らすおばあさんは、
仏さまに毎日手を合わせていましたが、お経を知らないのが悩みでした。
そこへある日、旅のお坊さんが道に迷って一夜の宿を求めて来ました。
そのお坊さんの唱えるお経はなんとも妙ちくりんなものだったのです。
(福娘童話集から読んでいます)

Fri, 26 Jun 2020 23:28:58 GMT
ホラふき和尚

いつもホラばかりふいていて村人から信用されていない和尚さんが、
またもやホラで皆をびっくりさせようと考えました。
でも、今度は和尚さん本人がびっくりしてしまいました。
(福娘童話集から読んでいます)

Thu, 25 Jun 2020 20:29:00 GMT
少女ギツネ

少女に化けたキツネは、人に頼んで馬に乗せてもらっては消えるといういたずらを繰り返していました。

ある日、いつものように若者に声をかけたのですが、若者には正体はバレていました。

(福娘童話集から読んでいます)

Mon, 22 Jun 2020 21:14:57 GMT
手土産のウナギ
貧乏な若者が商売を始めようと、お金持ちの長者の家にお金を借りに行きました。しかし、初めて会う若者に長者はお金を貸してはくれません。諦めて若者が帰ろうとすると、戻るようにと呼び止められます。(福娘童話集さんから読んでいます)
Wed, 09 Oct 2019 01:20:27 GMT
正体のばれたキツネ
ある小さな山の茶店に、立派なおさむらいさんがやってきました。お団子を注文しますが、どうも様子が変です。(福娘童話集さんから読んでいます)
Tue, 08 Oct 2019 23:58:26 GMT
牛池
強欲なおばあさんに機を織らされ続けていた娘は、外に出てどこかに行きたいと思っていました。(福娘童話集から読んでいます)
Thu, 11 Jul 2019 22:09:52 GMT
因幡の白うさぎ
隠岐の島に住む1匹の白うさぎは、いつも向こうに見える陸地に渡りたいと思っていました。ある日、良いことを思いついたうさぎは、海のサメに話しかけました。
Wed, 10 Jul 2019 22:02:55 GMT
絵から抜け出した子馬
和尚様から絵を描くのをやめるように言われた小僧さんは、夜中にこっそり絵を描いていました。ある時、村の麦畑の麦が食い荒らされる事が続き、お百姓さんたちが見張っていると、どこからともなく子馬が現れました。(福娘童話集から読んでいます)
Sun, 07 Jul 2019 09:41:59 GMT
犬飼い七夕
日本版の七夕物語。猟犬を育てる仕事をしている犬飼いが、天に戻ってしまった天女のお嫁さんを追って、九十九足のわらじで天に登りましたが、あと少しのところで届きません。(福娘童話集から読んでいます)
Thu, 04 Jul 2019 20:10:06 GMT
笛の名人
昔、京の都のみなもとのひろまさの屋敷に泥棒の集団が押し入りました。泥棒が去った後には戸棚の中に笛が一本残されていました。ひろまさは、その笛を吹き始めました。(福娘童話集から読んでいます)
Fri, 28 Jun 2019 12:01:06 GMT
ヒバリとお日さま
お金持ちのヒバリがお金を貸す商売をしていました。ある日、お日さまがヒバリにお金を借りに来ました。(福娘童話集から読んでいます)
Wed, 26 Jun 2019 22:24:28 GMT
エビの腰はなぜまがったか
ある日、この世で一番大きいと思っているヘビが、お伊勢参りに行くことにしました。(福娘童話集から読んでいます)
Tue, 25 Jun 2019 22:15:51 GMT
タヌキの手習い
空き寺にやってきた新しい和尚さんと最初に仲良しになったのは、人の子に化けた子ダヌキ達でした。(福娘童話集から読んでいます)
Sun, 23 Jun 2019 01:00:38 GMT
若者になったおじいさん
山奥で道に迷ったおじいさんがたどり着いたのは、立派な御殿。すすめられるままお風呂に入ったおじいさんは、若者になり、美しい娘と楽しく過ごすこととなりました。(福娘童話集から読んでいます)
Thu, 20 Jun 2019 10:47:40 GMT
八つ化け頭巾
いたずら好きの和尚さんが、キツネを騙して手に入れた「化け手ぬぐい」。一体何に使うのでしょうか?(福娘童話集から読んでいます)
Tue, 18 Jun 2019 10:02:00 GMT
青テングと赤テング
山のてっぺんで仲良く暮らしていた青テングと赤テングでしたが、ある日、赤テングが「けんかをしよう」と言い出しました。(福娘童話集から読んでいます)
Mon, 17 Jun 2019 10:02:08 GMT
娘の寿命
物乞いの旅のお坊さんが、娘を見て「気の毒に」と言います。娘は十八で死ぬ運命。なんとかならないかと問う父親に、お坊さんはある方法を教えます。(福娘童話集から読んでいます)
Thu, 13 Jun 2019 09:00:28 GMT
オオカミとウサギ
怖ろしいオオカミが、ウサギの家族を襲います。子供たちを逃がそうとお父さんウサギがオオカミを引きつけますが、お母さんウサギも子供たちもお父さんを助けようと大活躍。(福娘童話集から読んでいます)
Wed, 12 Jun 2019 10:03:55 GMT
おむすびコロリン
木こりのおじいさんが落としたおむすびはコロコロ転がって、穴に落ちてしまいました。すると穴からかわいい歌が聞こえてきました。(福娘童話集から読んでいます)
Mon, 10 Jun 2019 15:16:43 GMT
大きな運と小さな運
狗賓さんの占いで竹三本の運の子が生まれると言われた木兵衛と、長者の運の子が生まれると言われた賢二郎。しばらくして二人にそれぞれ元気な男の子と女の子が生まれました。(福娘童話集から読んでいます)
Sat, 08 Jun 2019 10:38:55 GMT
山の神のくれたお嫁さん
病気の母親と暮らす親孝行な息子に、鬼ババが「10日経ったら行くので白いご飯を炊いておけ」と言いました。息子がご飯を炊いて待っていると、ズドンとキレイな箱が落ちてきました。(福娘童話集から読んでいます)
Sat, 08 Jun 2019 10:24:40 GMT
お団子(だんご)コロコロ
転がったお団子を追いかけて、おばあさんは穴の中に落ちてしまいました。そこは広い原っぱで、お地蔵様が立っていました。(福娘童話集から読んでいます)
Fri, 07 Jun 2019 23:39:48 GMT
不思議な岩穴
畑仕事が終わった男がウトウトと居眠りをしていると、連れていた牛が岩穴に引きずり込まれて行くところでした。止めようとした男も一緒に引きずり込まれ、気付くと不思議な場所に来ていました。(福娘童話集から読んでいます)
Thu, 06 Jun 2019 13:31:01 GMT
なまけものと貧乏神
なまけものの家に住み着いていた貧乏神は食べる物もないので引越しをする事にしました。世話になったお礼に大金持ちになるチャンスを与えてくれるのですが、なまけものの男はそのチャンスをつかむことが出来るでしょうか?(福娘童話集から読んでいます)
Wed, 05 Jun 2019 11:06:08 GMT
ふたりになった孫

おじいさんとおばあさんは、可愛い孫を網元の家に奉公に出しました。ところが夜になると孫が帰ってくるのです。
(福娘童話集から読んでいます)

Tue, 04 Jun 2019 09:00:53 GMT
ツルの恩返し
おじいさんがワナにかかっていたツルを助けてやると、その晩、一人の若い娘が訪ねてきました。(福娘童話集より読んでいます)
Mon, 03 Jun 2019 11:00:58 GMT
天人女房

木こりは泉で水浴びをしていた天女の羽衣を隠して天女と夫婦になりました。しかし、ある日天女は手紙と豆を二粒置いて天に帰ってしまいました。
(福娘童話集から読んでいます)

Sat, 01 Jun 2019 11:00:26 GMT
一人になった鬼の親分

2匹の鬼の親分が、朝までに谷に石の橋をかけて、どちらがよく出来ているか競う勝負をしました。
(福娘童話集から読んでいます)

Fri, 31 May 2019 12:24:58 GMT
サルカニ合戦

柿の種を拾ったサルが、オニギリを持ったカニに出会って、騙して取り替えっこをしました。カニが柿の種を植えて、セッセと水をやると、やがて柿の木に沢山の実がなりました。(福娘童話集から読んでいます)

Thu, 30 May 2019 12:55:17 GMT
畳石の一ぱい水
通りかかる旅人と力比べをしては悪さを働く悪いカッパが出ると聞いて、諏訪の殿様が懲らしめてやろうと馬を出しました。(福娘童話集より読んでいます)
Wed, 29 May 2019 12:32:13 GMT
ふしぎな宝げた
さすけのお母さんが重い病気になりましたが、医者にかかるお金がありません。そこで、お金持ちのごんぞうおじさんにお金を借りに行きましたが、こき使うだけ使って、お金を貸してはくれませんでした。(福娘童話集より読んでいます)
Tue, 28 May 2019 13:04:29 GMT
かぐやひめ
昔々、竹をとって暮らしていたおじいさんが、根元が光る竹を見つけました。切ってみると、なんと中から小さな女の子が出てきました。(福娘童話集より読んでいます)
Tue, 28 May 2019 12:29:59 GMT
鬼が作った鬼の面
昔々、丹後の国分寺というお寺に、夫婦が住み込みで働いておりました。真面目な夫婦でしたが、一つ不思議なことがありました。(福娘童話集より読んでいます)
Mon, 27 May 2019 12:31:54 GMT
地蔵の田植え
働き者の若者は、いつも村はずれのお地蔵様を拝んで大事にしていました。そんな若者がある時、病気になって田植えができなくなってしまいました。(福娘童話集より読んでいます)
Sun, 26 May 2019 12:34:27 GMT
雷様とクワの木
ある日、お母さんが男の子にナスの苗を買ってきてとお使いを頼みました。しかし男の子が買ってきたのは一番高いナスの苗を1本だけ。お母さんはガッカリです。(福娘童話集より読んでいます)
Sun, 26 May 2019 06:43:35 GMT
悲しいとうれしい
ある年のはじめ。きっちょむさんが村の人たちと山に木を切りに行きました。とこらが、みんなが木を切っている間、きっちょむさんは昼寝ばかり。
Wed, 22 May 2019 21:30:58 GMT
比治山の狐
昔、ある能役者が比治山の下の道で、あまり寒いので能面をかぶって歩いていると、一人の男が声をかけました。
Wed, 22 May 2019 21:20:19 GMT
こしき地蔵
娘が川に浸していた米を蒸す時に釜の上にかける「こしき」を引き上げると、中にお地蔵様が入っていた。それで娘はその地蔵様を大事に拝んでいた。
Tue, 21 May 2019 21:28:12 GMT
わしの卵
年老いたお百姓さんが、苗代を荒らす蛇に、やめてくれたら娘を嫁にやると言って追い払うと、その夜から立派な婿が夜遅くに訪ねてくるようになりました。
Mon, 20 May 2019 20:55:42 GMT
毒のあるビワの実
18年も生きている長生きな猫を自分の子供のように可愛がっているお百姓さんがいました。ある時、偶然、猫が尻尾に毒キノコを擦り付けているのを見たお百姓さんは、猫の後をつけてみました。
Thu, 16 May 2019 13:31:21 GMT
生け捕りにされた雷様
ある日、雷様が井戸に落ちて出られなくなりました。村の人たちは蓋をして閉じ込めようとしますが、雷様は「助けてくれ」と頼みます。
Wed, 15 May 2019 13:28:57 GMT
養老の泉
年老いた父親と暮らす若者は、仕事帰りに米と酒を買って帰り、父親を喜ばすのが何よりの楽しみでした。
Wed, 15 May 2019 13:16:52 GMT
子を産んだおはる狐
ある医者の所へ、夜にドンドンと戸を叩く者がいます。赤ん坊が生まれかけているが、ひどく苦しんでいるというので、迎えのかごに乗りました。
Tue, 14 May 2019 21:25:52 GMT
こがねの斧
良いおじいさんと悪いおじいさんが隣同士に暮らしていました。ある時、風邪をひいて二、三日仕事を休んだ良いおじいさんは久し振りに山に入りました。
Tue, 14 May 2019 14:46:13 GMT
もぐらと馬と人間
昔、国じゅうがひどい飢饉で食べ物に困っていた時、神様の倉から穀物を盗み出そうとする者たちがいました。
Mon, 13 May 2019 10:35:43 GMT
火の玉
男が夜道を歩いていると、目の前を火の玉がコロコロと転がって行きました。
Sun, 12 May 2019 12:39:21 GMT
おばすて山
むかし、ある村では、老人が60歳になると山に捨てなければならないという掟がありました。しかし孝行者の息子には、年老いた母親を捨てる事が出来ません。
Sun, 12 May 2019 00:14:25 GMT
千里のぞうり
貧乏な家のお母さんは、飢え死にするよりはと、3人の子供を山に捨てました。子供たちは、山奥に明かりの灯る一件の家に行きますが、そこは鬼の家だったのです。
Sat, 11 May 2019 23:23:34 GMT
山伏のたぬき退治
ある百姓の家の物が次々になくなるのは、たぬきのイタズラのせいだと、ご祈祷を頼まれた山伏は、必要なものがあるからと町に買い物に出かけます。
Sat, 11 May 2019 23:12:07 GMT
一寸法師
おじいさんとおばあさんは、神様にお願いをして、指先ほどの小さな男の子を授かりました。何年かして男の子は、都に上りたいと、針の刀を腰にさし、おわんの舟に箸の櫂で川を下って行きました。
Sat, 11 May 2019 11:05:55 GMT
屁ひり嫁
働き者の良い嫁をもらったと思っていたら、その嫁が段々痩せて元気が無くなってきました。姑が心配して訳を聞くと、ずっと屁を我慢していたとのこと。
Sat, 11 May 2019 10:11:16 GMT
ほととぎす兄弟
乱暴者の兄と心優しい弟の2人は、ある日山に山芋を掘りに出かけました。引っこ抜くので折れて取れない兄が帰ってみると、弟が兄のために残しておいたおいしい山芋を食べて、弟はもっとおいしい所を食べたに違いないと怒り出します。
Sat, 11 May 2019 09:55:01 GMT
お夏いも
顔がきれいでも欲張りなお夏という女がいました。ある日、みすぼらしいお坊さんが、お夏の里芋を食べさせて欲しいと頼みました。
Sat, 11 May 2019 09:38:12 GMT
わらしべ長者
貧乏な男が長谷の観音様に願掛けをすると、夢で観音様があるお告げをされました。
Sat, 11 May 2019 06:13:46 GMT
猿のしっぽはなぜ短い
昔、猿のしっぽは今よりずっと長くて、自慢にしていた。ところがそれを面白く思わない熊が、ある日、猿を釣りに誘った。
Sat, 11 May 2019 02:22:44 GMT
ねずみのすもう
ある日、おじいさんは山で不思議な声を聞きます。声のする方を見てみると、2匹のねずみがすもうを取っていました。
Fri, 10 May 2019 11:16:47 GMT
きき耳ずきん
ある男が山で罠にかかって泣いている小狐を助けました。しばらくして山で手招きをする小狐についていくと、竹やぶのなかの住処で狐のお母さんからお礼にと古びた頭巾をもらいました。
Fri, 10 May 2019 10:46:19 GMT
かまど神のおこり
百姓がにわか雨に降られて道祖神の森の木かげで雨宿りしていると、村に生まれる赤子の運を決めるために、道祖神を迎えに来た神様がありました。
Fri, 10 May 2019 10:20:28 GMT
蛇息子
子供のいない夫婦が氏神様にお願いをして授かった息子でしたが、大きくなるにつれ次第に長くなってきて、家には置いておかれなくなりました。そこで夫婦は息子を山に捨てたのでしたが、何年かして会った息子は立派な大蛇になっていました。
Thu, 09 May 2019 21:43:57 GMT
かっぱの薬
ある村に住む医者が日暮れに橋を渡りかかると、馬が急に動かなくなりました。見ると何者かが馬の足を抑えています。どうも噂のイタズラ河童のようです。
Thu, 09 May 2019 09:57:04 GMT
なかずの池
昔々、福田の里の寺の中に小さな池がありました。夏になるとカエルがやかましいほどに鳴いていました。ある時、そのお寺に日本中を回っていた弘法大師さまが立ち寄られ、ありがたいお話をしてくださっている途中で、カエルが鳴き始めました。
Thu, 09 May 2019 09:01:33 GMT
猫の盆踊り
文助じいさんの手ぬぐいがよく盗まれるので、手ぬぐい泥棒を捕まえようと見張る事にしました。夜になると、手ぬぐいはひらひらとお宮の森の向こうの大きな松の木のあたりに飛んでいきます。いったい犯人は誰なのでしょうか。
Wed, 08 May 2019 21:12:23 GMT
食わず女房
何も食べない嫁が欲しいと思っていた男に、物を食べない女が嫁いできました。ところが、米びつの米がどんどん減っていきます。怪しんだ男はある日、屋根裏に隠れて女房の様子を見てみました。
Wed, 08 May 2019 20:43:14 GMT
あまのじゃくなかえる
あまのじゃくな子どものお母さんは、死んだら山に埋めてもらおうと、川のそばに埋めてくれるよう頼みました。子どもは反省して最後の願いぐらいはまともに聞こうとその通りにしますが、大雨でお墓が流れてしまいそうになります。
Wed, 08 May 2019 09:33:24 GMT
さるじぞう
草取りに出かけたおじいさんが、木の切り株に座って居眠りをしていると、大勢の猿がお地蔵様と間違えて、お堂に運んで行こうとします。川を渡る時に歌った猿たちの歌がおかしくて笑いそうになりますが、じっと我慢。
Wed, 08 May 2019 09:18:08 GMT
子育てゆうれい
飴屋に毎晩飴を買いに来る一人の女。不思議に思って、飴屋の主人が後をつけていくと、墓場に入っていきました。そして聞こえてきたのは赤ん坊の声。
Tue, 07 May 2019 11:23:18 GMT
こぶとりじいさん
ほっぺたにこぶのあるおじいさんは、ある日、山で焚き木を取っている時に大雨に降られて、洞穴で雨宿りをするうちに眠ってしまいました。目をさますと何やら楽しげな笛や太鼓の音がします。何だろう?と見てみると、びっくり仰天。なんと鬼が酒盛りをしているではありませんか。
Tue, 07 May 2019 11:05:07 GMT
ねずみの嫁入り
大事な娘を嫁にやるなら、世界一偉い人の所がいいと、ねずみのお父さんとお母さんは考えて、おてんとうさまに頼みます。ところが、おてんとうさまは自分よりも偉い人がいると言うのです。
Tue, 07 May 2019 10:49:12 GMT
ゆめ買い長者
旅の途中、大きな木の下で一緒に昼寝をした若い男と老人。すると老人の鼻の穴に1匹のアブが入っていきます。目覚めた老人は不思議な夢の話をし始めました。
Mon, 06 May 2019 21:24:52 GMT
浦島太郎
海辺で年老いた母親と暮らしていた漁師の浦島太郎は、ある日、子供たちにイジメられていた亀を助けました。お礼にと連れていかれた竜宮城で、美しい乙姫様と夢のような時を過ごすのでしたが…
Mon, 06 May 2019 09:26:13 GMT
桃太郎
日本で一番有名で、日本人なら誰でも知っている昔ばなし「桃太郎」。桃から生まれた賢く強く優しい青年が、旅の途中で出会ったイヌ、キジ、サルにおばあさんの手作りのキビダンゴを分け与え仲間にし、怖ろしい鬼どもに闘いを挑みます。
Mon, 06 May 2019 00:11:11 GMT
【民話朗読】おばあちゃんの日本昔ばなし (Trailer)
Sun, 05 May 2019 00:11:11 GMT
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