福祉優秀校・大分合同新聞賞3校を表彰 「誇りを持って活動に力」

2 個月前
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福祉教育に熱心な学校を顕彰する第36回福祉優秀校・大分合同新聞賞の表彰式が27日、大分市府内町の大分合同新聞社であった。地域貢献や障害者の理解促進に取り組む亀川小(別府市)、東雲中(佐伯市)、三重総合高(豊後大野市)の3校をたたえた。
各校の校長と代表児童生徒の計6人が出席した。長野景一社長が記念の盾を手渡し、「これからも地域や困っている人を元気にしてほしい」とあいさつした。
3校を代表し、東雲中の石川文男校長(59)が「子どもたちはもちろん、地域の人も受賞を喜んでいる。誇りを持って活動に力を入れたい」と謝辞を述べた。
賞は大分合同新聞社と大分合同福祉事業団が毎年贈っている。

<亀川小>
4年生を中心に、太陽の家やオムロン太陽で働く社員らとの交流を通じて障害者への理解を深めてきた。誰もが使いやすいユニバーサルデザインについても学んだ。志賀貴代美校長(59)と4年の高橋由(ゆい)さん(9)は「児童はもちろん、教員の意識も変わった。今後も地域に密着した取り組みを進めていきたい」。

<東雲中>
豊後二見ケ浦大しめ縄の張り替えや海岸清掃といった地域貢献に励む。住民との活発な相互交流は、人口減少と高齢化が進む上浦地区に明るさをもたらしている。石川校長と前期生徒会長の3年奥村愛良(あいら)さん(15)は「地域の人との仲が深まっている。人の気持ちの温かい上浦が、もっと有名になればうれしい」。

<三重総合高>
市内唯一の高校として積極的に地域に出向き、活力の創出に一役買っている。神楽部は文化保存や慰問活動、ボランティア同好会は定期清掃など、部活動や学科ごとに取り組みを重ねてきた。渡辺智久校長(59)と生徒会長の2年阿南陽乃香(ひのか)さん(17)は「住民の方や小中学生と交流する機会をさらに増やしたい」。
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