水城跡で「木の導水管跡」大野城市が市民説明会

国の特別史跡「水城跡」で「木樋（もくひ）」とよばれる木で作られた導水管跡の発掘調査を行っている１０日、福岡県大野城市が説明会を行いました。

大野城市下大利の発掘現場で行われた説明会には約３０人が参加しました。

「水城跡」では昨年度、内濠から外濠に水を流す「木樋」と呼ばれる木製の導水管が抜き取られた痕跡が確認され、今年度はいつ誰になぜ抜き取られたかなどを大野城市が調べていました。

１０日の説明会では大野城市心のふるさと館の担当者が、木樋は１２世紀以降に抜き取られたことや、その根拠となる土器が発見されたことなどを説明していました。