後輩力士に日常的に暴力行為…大相撲・北青鵬に引退勧告の処分案 地元札幌の応援団男性「そういう性格だとは感じられず…」とショック隠せず

大相撲の幕内力士で、札幌市出身の北青鵬（ほくせいほう）が、後輩力士に日常的に暴力行為を行っていたとして、日本相撲協会が「引退勧告」の処分案をまとめたことが、関係者への取材でわかりました。

関係者によりますと、日本相撲協会は、21日のコンプライアンス委員会で、北青鵬に対して引退勧告する処分案を、元横綱・白鵬の宮城野親方には、２階級降格と減俸の処分案をまとめたということです。

北青鵬は、モンゴル生まれの22歳。
７歳から札幌の少年団で相撲を始め、2020年に初土俵、去年の３月場所で初入幕しました。
先月の初場所で６日目から休場し、その後、後輩力士への日常的な暴力行為が発覚したということです。

マチの人
「期待していたんだけどね、残念です」
「本当に言われたことがあったのであればしょうがないと思う」

また、北青鵬の応援団の一員という男性は、HBCの取材に、「ショックを受けた。そういう性格だとはまったく感じられず、がっかりしている」と語りました。
処分案は、23日に開かれる臨時の理事会で協議される予定ですが、宮城野親方をめぐっては、協会内部で「暴力行為を隠していたのでは」「処分が軽すぎる」と異論も出ているということで、23日の議論は紛糾する可能性があります。2024年02月22日(木) 17時22分 更新

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