「いろんなことがあっても弓を引くと忘れられる」75歳指導者の男性 弓道が生きがいになっている理由とは

宮城県弓道連盟名誉会長の佐々木和人さん（75）。春の叙勲で旭日双光章を受章しました。旭日双光章受賞 県弓道連盟 佐々木和人名誉会長：
「自分が何かをしたというより、大変な行事も協力してもらい、無事に進められたことに対していただいたものだと思っています」佐々木さんは高校の教員となった22歳から本格的に弓道を始めました。旧石巻市立女子高校や旧石巻女子高校で顧問として弓道部を立ち上げたほか、県弓道連盟の役員としてみやぎ国体などの大会運営にも尽力しました。75歳となった現在も自らの技術を磨きながら週に1度、後輩を指導しています。生徒：
「すごく褒め上手です。褒めて伸ばしてくれます。でも、ちゃんと違うところは違うと教えてくれる」
「優しくて憧れます」50年余りにわたり続けている弓道は生きがいになっているといいます。県弓道連盟 佐々木和人名誉会長：
「仕事上とかでいろんなことがあっても、弓を引くと忘れられるということが結構あったので（弓道は）生きがいと支えです」弓道はどんな人でも楽しむことができると話す佐々木さん。これからも弓道の魅力や楽しさを多くの人に伝えていきたいと意気込んでいます。県弓道連盟 佐々木和人名誉会長：
「年齢関係なく多くの方と弓道を楽しみたい、弓道をしてもらいたい。年齢からしてあとどこまでできるのか分からないが、そのつもりで励みたいと思います」

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