【袴田事件】袴田さんの朝食はタイと赤飯 新聞の朝刊を凝視 再審開始決定から一夜明け

1 年前
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1966年当時の静岡県清水市で一家四人を殺害したとして死刑判決が確定していた袴田巖さんをめぐり、13日 東京高裁は再審開始決定を出しました。一夜明けた日の袴田さんや姉・ひで子さんの様子を取材しました。

袴田巖さん(87)は14日朝は、自分のことが書かれた新聞記事を顔を近づけて見ていたほか、支援者が用意したタイと赤飯をゆっくりと味わっていたということです。

再審開始決定を伝える新聞を見る袴田巖さん。これは姉・ひで子さんと暮らす自宅で撮影された14日朝の写真です。

精神的に不安定な面があるため再審開始決定については伝えられていませんが、支援者によりますと、普段は新聞で日付を確認するだけですが14日朝は記事に顔を近づけて見ていたということです。

また支援者によって朝食に祝福の思いを込めたタイと赤飯が用意され、袴田さんはゆっくり味わっていたということです。

袴田 巖さん 「きょうは蒲田へ行く。東京の蒲田へ(Q蒲田は何が?)最高裁、最高裁に入らないといけない」

午後1時頃にはいつも通り支援者と一緒にドライブに出かけていきました。

そして午後5時前 自宅に戻ったひで子さんは、安堵の表情を見せていました。

姉・袴田 ひで子さん 「ほっとしています。2日間忙しかった。何となくせわしなかった。巖にちょっと報告しようと思います。巌はのんびりしているから『あっそうか』と言うくらいのものだと思う。『ありがとう』とは言わんと思う。『ああ、そう』と言うだけだと思います。それとも『当たり前だ』と言うかもしれない。前は『当たり前だ』と言った」

その30分後には袴田巖さんが支援者との散歩、ドライブから自宅に戻りました。

支援者によりますとひで子さんは、高裁の決定文を見せ「裁判で勝ったから何も心配することはないんだよ」と伝えていたということです。

またひで子さんは特別なお祝いなどは考えておらず、弟とは普段通りの生活したいとも話していました。

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