全てウソ 大谷翔平会見 水原一平氏との悲しき結末#大谷翔平会見#大谷翔平#水原一平

1 個月前
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試合前に声明「信頼していた方の過ちは悲しく、ショック」
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、長く専属通訳を務めた水原一平氏が違法賭博に関与したとされる問題について声明を発表した。水原氏が大谷の資金を盗用した疑いで解雇された20日以降、この問題について初めて口を開いた。本拠地ドジャースタジアムで行われるエンゼルス戦の試合前に、メモを日本語で読み上げられる形で行われ、全文は次の通り。

【動画】「信頼していた方の過ちは悲しく、ショック」 隣には新しい通訳…真剣な表情で言葉を選びながら話す大谷翔平の実際の会見映像

◇ ◇ ◇

まず皆さん来ていただいてありがとうございます。僕も話したかったので、うれしく思いますし、チームの関係者、僕自身もそうですが、ファンの皆さんもここ1週間くらい、メディアの皆さんも含めて我慢とご理解をしていただいたのは凄くありがたいと思っています。まず、僕自身も信頼していた方の過ちというのは悲しく、ショックですし、今はそういうふうに感じています。

現在進行中の調査もありますので、今日話せることに限りがあるというのをご理解していただきたいのと、今日ここに詳細をまとめた、分かりやすく皆さんにお伝えするためのメモがありますので、何があったのかをまず説明させていただきたい。

まず初めに、僕自身は何かに賭けたり、誰かに代わってスポーツイベントに賭けたり、それを頼んだりということもないですし、僕の口座からブックメーカーに対して、誰かに送金を依頼したことももちろん全くありません。

数日前まで、彼がそういうことをしていたというのも全く知りませんでした。

結論から言うと、彼が僕の口座からお金を盗んで、なおかつ皆に嘘をついていたというのが結論。

まず初めに言うと先週末、韓国ですね。僕の代理人に対してメディアの方から、違法のブックメーカーに僕が関与しているのではないかという連絡がありました。一平さんはこういった取材の依頼があるということを、僕に話していなかったし、僕の方にそういった連絡は来ていなかったということ。代理人は、僕と話して分かったのは、一平さんにではなく、某友人の肩代わりの借金として支払ったと、僕の代理人を含めみんなに話していた。

問題を知ったのは韓国での開幕戦終了後


翌日、さらに尋問で一平さんは僕の代理人に対して、借金は一平さん自身が作ったものだと説明しました。それを僕(大谷)が肩代わりしたという話を、その時に代理人に話したそうです。

これらは全く、全てが嘘だったということです。

一平さんは取材依頼のことを僕にはもちろん伝えていなかったですし、代理人に対しても僕はすでに彼と話して、コミュニケーションをとっていたと嘘をついていました。チームにも、僕とコミュニケーションをとっていたと嘘をついていました。

僕がこのギャンブルに関しての問題を初めて知ったのは、韓国の第1戦が終わった後のチームミーティングです。そのミーティングで彼は英語で全て話していたので、僕に通訳はついておらず、完全には理解できていなくて、何となくこういう内容だろうなと理解していましたが、なんとなく違和感も感じていました。

彼は僕に対して、ホテルに帰った後で2人でより詳しいことを話したいので今は待ってくれと、その時はホテルまで待つことにしていました。

一平さんがその時、ミーティングの時にギャンブル依存症だと知らなかったし、彼が借金をしていることはもちろん知りませんでした。彼の借金返済に同意していませんし、ブックメーカーに対して送金をしてくれと頼んだことも、許可したことももちろんないです。

試合後、ホテルに戻って一平さんと初めて話をして、彼に巨額の借金があることをその時知りました。

彼はその時、僕の口座に勝手にアクセスし、ブックメーカーに送金していたと僕に伝えました。

「正直ショックという言葉が正しいとは思わない」
僕はやっぱりこれはおかしいなと思い、代理人たちを呼んで、そこで話し合いました。話が終わって、代理人も彼に嘘をつかれていたと初めて知り、ドジャースの皆さんと、弁護士に連絡しました。彼らも初めて嘘をつかれていたとその時に知りました。弁護士の人からは、窃盗と詐欺で警察と当局に引き渡すと話されました。

これがそこまでの流れ。僕はもちろんスポーツ賭博に関与していないですし、送金をしていた事実は全くありません。

正直ショックという言葉が正しいとは思わないですし、それ以上の、うまく言葉では表せないような感覚で1週間過ごしてきた。うまく言葉にするのは難しいなと思っています。

ただ、シーズンも本格的にスタートするので、ここからは弁護士の方にお任せしますし、僕自身も警察当局に全面的に協力したいと思う。

気持ちを切り替えるのは難しいですが、シーズンに向けてまたスタートしたいですし、お話しできて良かったと思っている。今日は質疑応答は、これがお話しできる全てなので、質疑応答はしませんが、これからさらに進んでいくと思います。

以上です、ありがとうございました。

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平と、その元通訳である水原一平氏を巡る違法賭博スキャンダル。現地3月25日、大谷が事件発覚後初めて声明を発表した。

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事前に球団から告知されていた通り、質疑応答なしという異例の対応。大谷は「信頼していた方だったので悲しくてショック」「彼(水原氏)はみんなに嘘をついていた」「僕自身は賭けていないし送金もしていない」「彼が僕の口座からお金を盗んだ」など、メモを参照しながらおよそ11分間に渡って、あくまで自身の言葉で説明した。

このコメントを受けてX(旧ツイッター)上では議論が百出している。

「大谷は完全無罪だろ」
「すげぇ裏切りじゃないか!」
「衝撃的な内容だったな」
「捜査中だからしょうがないよ」
「話してくれてありがとう」
「それにしても超ショックな顛末だ」
「なぜ口座にアクセスできたのか、の疑問は残る」
「騒動が落ち着くとは思えん」
「また憶測が憶測を呼ぶ?」
「これじゃあアメリカのマスコミは納得しないんじゃないかな」

声明発表後の日本時間10時10分にはじまる古巣ロサンゼルス・エンゼルスとのオープン戦で、大谷は「2番・DH」でスタメンに名を連ねた。本拠地ドジャースタジアムで初の本塁打なるかに期待がかかる。

水原一平氏の違法賭博疑惑をめぐり、ドジャース大谷翔平選手が明日、違法賭博に関する件で取材に応じる意向を示しました。

【写真を見る】【水原一平氏の違法賭博疑惑】大谷翔平選手に処罰は?国際弁護士「MLBは違法賭博に厳しい。グレーでも処罰してきた」【Nスタ解説】

MLBは大谷翔平選手に何かしらの処罰を下す可能性はあるのでしょうか?国際弁護士に詳しく聞きました。

■もし関与していた場合、1年間の試合出場停止処分の可能性も…

国際弁護士 清原博 氏:
メジャーリーグでは、違法なギャンブルに対しての態度が厳しい。今回、大谷選手が、水原氏の違法なギャンブルにどれだけ関与しているかということが調査の対象になります。

ホラン千秋キャスター:
こういった場合、どのような調査が行われる?

国際弁護士 清原博 氏:
大谷選手に直接話を聞くことと、ギャンブルをした水原氏から事情を聞くということ。メジャーリーグの場合は、違法賭博に対しては厳しく、グレーなものであっても処罰をしてきている。もし大谷選手が、水原氏の借金を返すために、自分で元締めに送金したとなれば、メジャーリーグの規定に違反する可能性がある。

違法なギャンブル業者に送金したという認識がなくても、送金したということになれば、結果的に違法業者の利益を生じさせたということで処分されることもある。

最悪な場合、1年間の試合出場停止という厳しい処分まで出る可能性があると、アメリカメディアでは報じられています。

ドジャース・大谷翔平投手は25日午後2時45分(日本時間26日6時45分)、水原一平通訳が違法賭博問題で解雇された件に関して、声明文を発表した。

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大谷は通訳同伴で騒動について説明。「僕自身、何かに賭けたり、スポーツイベントに賭けたり、頼んだこともないですし、送金を依頼したこともありません」と一切の関与を否定。「数日前まで、彼がそうしていたことも知りませんでした。結論から言うと、彼が口座からお金を盗んで、僕の周り、みんなにうそをついていた」と語った。

一時、水原氏が説明していた「肩代わり」も否定。韓国での開幕戦後のミーティングで初めて問題を知り、ふたりでのホテルでの話し合いで「これはおかしい」と気づいたという。

これまで、ESPNの報道では、捜査当局が調べていたブックメーカーに水原氏の借金があり、大谷の口座から少なくとも450万ドル(約6億8000万円)が送金されたことが判明。水原氏が19日に遠征先の韓国で応じた単独インタビューでは、大谷に借金の肩代わりをしてもらったと説明していた。

だが、翌20日に全ての発言を取り消し。自身のギャンブルや借金について大谷には話していないと真逆の証言を口にした。同時に大谷の弁護団から同氏を「大規模な窃盗」で告発する声明文が出されていた。

これまで、ネットではさまざまな臆測も飛んでいたが、大谷の声明を受け、「謎」に納得する声が続々。「昔からよくある話とも言える。保証人の人に裏切られて身を滅ぼすとか」、「結局のところ非常にシンプルな話。水原氏が追い詰められて作り話をした」、「つくづく大谷さんがかわいそう」、「みんな一平を信じていた」、「ギャンブル依存症の人は本当によく嘘をつく」などの声が寄せられている。
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