陸自が一転「意図的に行った」 隊員が報道陣に中指を立てる仕草、木原防衛大臣「事実で大変遺憾」 (23/11/07 11:19)

6日、岐阜市の陸上自衛隊の射撃場で隊員が報道陣に向けて中指を立てるなどの仕草を見せたことについて、当初、事実を否定していた陸上自衛隊は一転して不適切な行為があったと認めました。

岐阜市の陸上自衛隊日野基本射撃場では6月、訓練中に隊員3人が銃で撃たれ死傷し、元自衛官候補生の男(18)が殺人などの疑いで送検されました。

6日、中断されていた訓練が再開されましたが、射撃場から出入りする車両の中から隊員の1人が報道陣に中指を立てるなどの仕草を見せました。

自衛隊は当初、「意図してやったわけではない」としていましたが、7日朝一転して「意図的に行った不適切な行為だった」と認めました。

また、木原稔防衛大臣も「指摘は事実で大変遺憾」と話しました。