4月から「自転車ヘルメット着用」が "努力義務化" ヘルメットがないと17倍の衝撃で頭部外傷も おしゃれタイプ続々登場 (23/03/30 19:30)

1 年前
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この春、自転車のルールが変わります。雪解けが進み、利用者が増えてきましたが、4月からヘルメットの着用が努力義務化されます。

雪解けが一気に進んだ3月。

札幌市内の道路では、アスファルトが顔を出し自転車に乗る人たちも多くなってきました。

自転車をめぐりこの春、あるルールが始まります。


石川 広大 記者:「道交法が改正され、ヘルメットの着用が全年齢で努力義務化されます」

4月1日から施行される改正道路交通法により、自転車に乗るすべての人がヘルメットを着用するよう努めなければならなくなりました。

北海道では5年前から条例でヘルメットの着用が努力義務化され、一層厳格化される形ですが…

自転車の利用者:「いや全然知らなかったですね。小さい頃はつけてたんですけど今はなかなかつけないかな」

自転車の利用者:「恥ずかしいっていうのと、髪の毛とかセットしても崩れちゃう」

民間の調査によりますと、北海道のヘルメット着用率は全国最下位の2%という結果に…


これは、自転車同士の衝突で、ヘルメットありとなしを比較した実験動画です。

時速20キロで衝突し、転倒するとヘルメットありの場合に比べて、なしの場合は頭に17倍もの衝撃があるといいます。

道警によりますと、2022年に起きた自転車が関係する事故で死亡したのは12人。

そのうち7人は頭部への外傷が致命傷になっていました。

命を守るヘルメット。

札幌の自転車販売店を訪ねると、カジュアルなタイプのものも増えてきたと言います。


サイクルプラザ 横澤 武志さん:「こちらは一見、普通の帽子のようですが、中はヘルメット形状になっています。その上に好みのカバーをつけていただいて日常のサイクリングで帽子のように見えるようものも最近はメーカーも用意しています」

サイクルプラザ 横澤 武志さん:「ヘルメットをかぶっていれば守れる命がこれまでもたくさんあった。利用者がつけて悲しい出来事が、今後もかなり減少していくのではと期待はしている」

便利で楽しい自転車ですが安全な運転を心がけることが求められます。
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