宮崎市役所前の自転車ヘルメット着用率は20% 春の全国交通安全運動はじまる

1 年前
-
-
(基於 PinQueue 指標)
春の全国交通安全運動が11日から始まりました。

交通安全運動の重点項目の一つが自転車のヘルメット着用です。
先月、努力義務化されてから1か月が経ちましたが、現状や課題を取材しました。

県庁で行われた「春の全国交通安全運動」の開始式。
県職員や警察など関係者およそ50人が参加し、宮崎農業高校の自転車競技部の部員が交通安全を宣言しました。

(宮崎農業高校・猪野志帆さん・松山陽生さん有光咲希さん・井上隼介さん)
「自転車に乗る人の手本として、交通安全に対する意識の向上に努めることを宣言します。」

交通安全運動では高齢者や横断歩行者の事故防止、それに自転車のヘルメット着用などが重点項目となっています。通勤・通学の時間帯にあわせて宮崎市役所前で行われた街頭キャンペーンでは、特に、自転車のヘルメット着用が重点的に呼びかけられました。

法改正により、先月1日からすべての人を対象に努力義務化された自転車のヘルメット着用。

11日朝、市役所前を通過した自転車を調べたところ、ヘルメットを着用していた人は250人中、50人で、着用率20%でした。

中学生は、学校指定のヘルメットをかぶり、社会人もそれぞれ購入したヘルメットをかぶっている姿が比較的多く見受けられました。

一方、高校生でヘルメットを着用した人は、11日は、ほとんどいませんでした。

県教育委員会によりますと、県内の公立高校ではヘルメット着用について校則などのルールは設けられておらず、本人の努力義務となっています。

県教委では、今年度から3年計画で学校を通じて生徒や保護者にヘルメット着用の安全性を呼びかけ、モデル校の指定も行うなどして生徒の自主的な着用につなげていきたいとしています。

県内では、今年に入って、自転車が絡む事故が115件発生し、1人が死亡。
自治体の担当者はヘルメット着用の重要性を呼びかけます。

(宮崎市地域安全課 鍋島正臣 交通安全担当主幹)
「ヘルメットをかぶっていない場合よりも、ヘルメットをかぶっていた場合のほうが重傷率が低くなるという統計があるということで、年代にかかわらずヘルメットをかぶって事故防止につなげていただきたいと思う」(スタジオ)
実際、高校生の子どもがいるの保護者に話を聞くと、はじめはヘルメットを着用したのですが、周りが着用していないため、恥ずかしくて着用をやめてしまったというケースもあるようです。

若い世代の意識を変えるには、どういう手段が有効かも考える必要があるかも知れません。

春の全国交通安全運動は、今月20日まで行われます。


詳細は NEWS DIG でも!↓
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/mrt/481073
-
-
(基於 PinQueue 指標)
0 則留言