「雪の影響か」東北新幹線が郡山駅でオーバーラン“一時運転見合わせ” 南岸低気圧の影響で各地で湿った雪

宮城県内は南岸低気圧の影響で、明け方にかけて各地で湿った雪が積もりました。また、倒木などの影響で、列車に運休や遅れが出ているいるほか、東北新幹線が雪の影響とみられるオーバーランで、一時、運転を見合わせました。星野誠気象予報士：
「午前8時の仙台駅前です。雪はほとんどやんできましたが、足元には非常に水分の多い湿った雪が積もっている所があります」県内は南岸低気圧の影響で、5日夜から6日明け方にかけて各地で雪が降りました。午後6時までの24時間に降った雪の量は、白石で7センチ、仙台で4センチなどとなりました。仙台駅の利用者：
「アパート（住まい）なのですごく廊下が滑って、慣れない革靴だったので転びそうになりました」
「電車がけっこう遅れていて、30分以上いつもよりかかった」交通機関にも影響が出ました。JR東日本によりますと、仙石線は松島海岸駅で竹が倒れるなどして東塩釜駅と石巻駅間の上下で一時運転を見合わせました。また、東北本線も倒木の影響で仙台駅と小牛田駅間の上下で遅れが出ました。現在も東北本線と常磐線に遅れが出ています。一方、東北新幹線は6日朝、郡山駅でオーバーランしたため、東京駅と盛岡駅間の上下で一時運転を見合わせました。鹿児島に行く人：
「鹿児島まで帰るんだけど、東京からの乗り継ぎが心配。動いているのかいないのかも分からない、ただ遅れているというだけで、よく説明がない」
青森に行く人：
「さっき見たときは36分遅れでそれがだんだん伸びていってる感じがして（青森での用事に）間に合わなかったら大変ですね」その後、午前9時50分に運転を再開しましたが、現在も仙台駅と新青森駅間の下り線の一部列車に遅れが出てています。このオーバーランは、雪の影響とみられています。

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