◆本日の動画にでてきた用語解説
■SOX指数
米国のフィラデルフィア証券取引所が算出、公表している株価指数で、半導体の製造や流通、販売などを手掛ける30銘柄で構成されている。
■リターンリバーサル
相対的に売られ過ぎたと見られる資産の比重を引き下げ、買われ過ぎと見られる資産の比重を引き下げるということを指す。
■CPI（米国消費者物価指数）
アメリカ国内の物価の上昇・下降などの変動を表す経済指数で、米労働省が毎月中旬に公表している。約200項目の品目の価格の変化を調査して指数化したもので、アメリカの国民の生活水準を示す指標のひとつ。
■PPI（生産者物価指数）
Producer Price Indexの略。生産者が出荷した原材料や製品を対象に、企業間で取引される価格を指数化した指標で、物価の動きを測る物差しとして用いられている。川上での価格動向を示すことから、川下であるCPI（消費者物価指数）や企業業績・株価に対する先行指標として注目されている。
■リスクオフ
株式、コモディティなどのリスクのある投資先から安全資産に向かう動き。対義語は「リスクオン」
■グロース250
東証グロース市場上場の新興企業の中から、時価総額を基準としてJPX総研が選定した主力250銘柄を算出対象とする時価総額加重型の株価指数のことを指す。
■春闘
春季闘争の略語で、毎年、春ごろに労働組合と経営側が賃上げや労働時間の短縮などといった労働条件を改善するために行う交渉のことを春闘という。
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◆動画原稿全文
0:00
こんにちは、レオス・キャピタルワークス、トレーディング部の岡田です。
0:13
本日の日経平均株価は前日比マイナス0.06％となる22円98銭安い、38,797円51銭で取引を終えました。
0:23
昨日の米国株は小動き商状に終始し高安まちまちで終えています。CPI発表を今夜に控えて様子見ムードが広がった様ですが、前日急落していたNVIDIAが▲2％、SOX指数は▲1.4％の大幅続落と直近好調であった半導体株への利食いらしき売りが続いています。一方、食品やエネルギーなど昨年来の低パフォーマンスセクターの一角が堅調と、指数自体は小動きながらCPIを前に個別ではリターンリバーサル 商状の動きが活発でした。前回、CPI、PPI共に上振れと直近は物価指標の強さがやや目立っているだけこともあってかあって金利はやや上昇、為替も米ドルがジリ高とマーケット全般CPIを前にやや調整の動きとなっています。
1:16
本日の日経平均株価は続落してスタート、昨日の日中安値を下回りました。輸出関連や銀行が大幅安と昨日同様にリスクオフ寄りの商状では始まりはしましたが、資源関連や証券は下げ渋って始まるなど、前日比ではリスク選好度がやや上昇する環境下、最大で▲1.4％下落して始まったグロース250は早々にプラス圏まで反発しました。
1:43
大型株に関しては根強い戻り売り需要があったか日経平均は暫く前日比▲1％水準で停滞していましたが、前場終盤に入ると反発に転じました。きっかけは植田日銀総裁の発言です。参議院財政金融委員会の答弁にて、金融政策に関して「賃金と物価の動向を中心に点検し適切な判断をくだしたい」などと発言、タカ派と捉えられるような突っ込んだ発言をしなかったことが安心感を誘ったようで円安、株高の動きとなりました。
2:19
午後、植田総裁は「今週発表される春闘の結果を見極めたい」と発言、特に15日に発表予定の経団連による第一次集計結果に注目が集まりそうですが、午前同様にタカ派な発言は特に聞かれず円安、株高の流れが継続し、日経平均株価はマイナス圏ながら日中の高値圏で終了、グロース250は+1.9％と大幅反発で終えています。
2:50
またアジア市場では香港株が急騰しました。明確な背景は不明ですが、中国当局が不動産大手の資金調達の支援を強化しているとの報道から政策期待が高まっているのかも知れません。アジア時間の米国株先物も小確りで推移と、注目度の高い米CPIを控えているもの株式市場は底堅い動きが目立っており、然程警戒感は高まってい無ない様です。
以上、レオス・キャピタルワークスがお送りしました。
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■SOX指数
米国のフィラデルフィア証券取引所が算出、公表している株価指数で、半導体の製造や流通、販売などを手掛ける30銘柄で構成されている。
■リターンリバーサル
相対的に売られ過ぎたと見られる資産の比重を引き下げ、買われ過ぎと見られる資産の比重を引き下げるということを指す。
■CPI（米国消費者物価指数）
アメリカ国内の物価の上昇・下降などの変動を表す経済指数で、米労働省が毎月中旬に公表している。約200項目の品目の価格の変化を調査して指数化したもので、アメリカの国民の生活水準を示す指標のひとつ。
■PPI（生産者物価指数）
Producer Price Indexの略。生産者が出荷した原材料や製品を対象に、企業間で取引される価格を指数化した指標で、物価の動きを測る物差しとして用いられている。川上での価格動向を示すことから、川下であるCPI（消費者物価指数）や企業業績・株価に対する先行指標として注目されている。
■リスクオフ
株式、コモディティなどのリスクのある投資先から安全資産に向かう動き。対義語は「リスクオン」
■グロース250
東証グロース市場上場の新興企業の中から、時価総額を基準としてJPX総研が選定した主力250銘柄を算出対象とする時価総額加重型の株価指数のことを指す。
■春闘
春季闘争の略語で、毎年、春ごろに労働組合と経営側が賃上げや労働時間の短縮などといった労働条件を改善するために行う交渉のことを春闘という。
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◆動画原稿全文
0:00
こんにちは、レオス・キャピタルワークス、トレーディング部の岡田です。
0:13
本日の日経平均株価は前日比マイナス0.06％となる22円98銭安い、38,797円51銭で取引を終えました。
0:23
昨日の米国株は小動き商状に終始し高安まちまちで終えています。CPI発表を今夜に控えて様子見ムードが広がった様ですが、前日急落していたNVIDIAが▲2％、SOX指数は▲1.4％の大幅続落と直近好調であった半導体株への利食いらしき売りが続いています。一方、食品やエネルギーなど昨年来の低パフォーマンスセクターの一角が堅調と、指数自体は小動きながらCPIを前に個別ではリターンリバーサル 商状の動きが活発でした。前回、CPI、PPI共に上振れと直近は物価指標の強さがやや目立っているだけこともあってかあって金利はやや上昇、為替も米ドルがジリ高とマーケット全般CPIを前にやや調整の動きとなっています。
1:16
本日の日経平均株価は続落してスタート、昨日の日中安値を下回りました。輸出関連や銀行が大幅安と昨日同様にリスクオフ寄りの商状では始まりはしましたが、資源関連や証券は下げ渋って始まるなど、前日比ではリスク選好度がやや上昇する環境下、最大で▲1.4％下落して始まったグロース250は早々にプラス圏まで反発しました。
1:43
大型株に関しては根強い戻り売り需要があったか日経平均は暫く前日比▲1％水準で停滞していましたが、前場終盤に入ると反発に転じました。きっかけは植田日銀総裁の発言です。参議院財政金融委員会の答弁にて、金融政策に関して「賃金と物価の動向を中心に点検し適切な判断をくだしたい」などと発言、タカ派と捉えられるような突っ込んだ発言をしなかったことが安心感を誘ったようで円安、株高の動きとなりました。
2:19
午後、植田総裁は「今週発表される春闘の結果を見極めたい」と発言、特に15日に発表予定の経団連による第一次集計結果に注目が集まりそうですが、午前同様にタカ派な発言は特に聞かれず円安、株高の流れが継続し、日経平均株価はマイナス圏ながら日中の高値圏で終了、グロース250は+1.9％と大幅反発で終えています。
2:50
またアジア市場では香港株が急騰しました。明確な背景は不明ですが、中国当局が不動産大手の資金調達の支援を強化しているとの報道から政策期待が高まっているのかも知れません。アジア時間の米国株先物も小確りで推移と、注目度の高い米CPIを控えているもの株式市場は底堅い動きが目立っており、然程警戒感は高まってい無ない様です。
以上、レオス・キャピタルワークスがお送りしました。
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