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続発していた落下事故?浮かび上がる耐震の死角?

11 年前
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(基於 PinQueue 指標)
NHK かんさい熱視線 2013.5.20.

宮城・利府町にあるショッピングセンターでは、東日本大震災の際、落下してきた巨大な配管の下敷きになり5歳の男の子が亡くなった。救急隊員は、配管は予想していない重さで何百キロ、何トン単位の重量物だったのではと語った。通常配管は、つりボルトと呼ばれる棒で固定されており、正しく付けられていれば地震の揺れにも耐えられるとされている。
現在、東日本大震災ではあちこちの建物で配管などが落下しており、東北空調衛生工事業協会では震災直後の被害を記録した写真を保管している。配管だけでなくエアコンなどの空調機も落下しており、東北空調衛生工事業協会の峯田さんは、その光景にがく然としたと語った。兵庫耐震工学研究センターで、地震の揺れを再現した実験を行ったところ、揺れでつりボルトの根本が折れ落下した。東京大学生産技術研究所の川口教授は、巨大地震特有の揺れが悪影響を及ぼした可能性を指摘した。
野村優夫は、天井裏の配管などが地震時に落下することは死角だったとコメント。また取材した田伏裕美は、東日本大震災での続発していた落下事故の調査は現在も行われていないと話し、国土交通省は落下事故について規制を強化しようとしていると説明。さらに、地震での建物崩壊は少なくなってきたが、取り付けられている設備との連携ができていないと語った。
今月東京都内のホテルで、設備の耐震診断が行われ、耐震総合安全機構の平山理事は、しゅんこう後にやるということの限界があると語った。また、落下の危険がある室外機なども点検し、建物の構造にしっかり固定するよう指摘した。
東京・千代田区にある日建設計では、建物を建てる前から設備が落下しないよう考える取り組みが行われていた。大地震で建物がどの程度歪むのがシュミレーションを元に割り出すと、空調機の落下、建物の外壁など様々な問題が浮上。日建設計の冨樫常務は、地震の揺れが建物の歪みがどんな影響を及ぼすのか、細部に至るまで検討する必要があると語った。
野村優夫は、室外機やタンクなど大きなものが転倒することは信じがたいとコメント。これについて田伏裕美は、東日本大震災で実際に空調機が倒れている写真を紹介した。また、外壁パネルが落下する事故も起きていたと話し、外壁パネルが落下した建物では火災が広がりやすくなるとも指摘。さらに、配管を固定するつりボルトが切れないようにする対策だけでは不十分だと話し、想定外の事態が起きた時にどう防ぐかが大事だと語った。

※この番組では触れてないが、フクイチ1号機4階の非常用復水器が地震で壊れ、それによってメルトダウンなどにつながったのではないかと言われており、まさに原発の配管の耐震性が大きな問題であることは疑いない。
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