【能登半島地震】被災家屋を自己負担なく解体 政府が被災者支援

政府は１月２５日、石川県の能登半島地震の被災者を支援する対策パッケージを決定しました。

被災家屋を自己負担なく解体できるようにすることや旅行代金を補助する北陸応援割などを盛り込みました。

被災者生活支援は▽生活の再建▽なりわいの再建▽災害復旧の３本柱となっています。

今回の地震では多くの家屋が倒壊しました。

このため生活再建では被災した家屋を全壊だけでなく半壊でも、自己負担ゼロで解体できるようにしました。

また自宅が一定規模以上の被害を受けるなどして、住民税が非課税になった世帯には、１世帯当たり１０万円、子ども１人当たり５万円を支給します。

なりわいの再建では中小・小規模事業者が工場や店舗、生産機械などを復旧する場合、１件当たり最大１５億円を補助します。

北陸応援割は１泊あたり２万円を上限として旅行代金の５０％を割り引きます。

対象地域は石川・富山・福井・新潟の４県でゴールデンウィーク前の３月から４月に実施する方向です。

一方、被害の大きかった能登の宿泊施設について岸田総理は次のように述べました。

ほかにも水道や鉄道などインフラの早期復旧に全力を挙げていくとしました。