〈新潟県議選〉与野党公認候補5人が3議席を争う 新潟市西区【新潟】 (23/04/07 18:56)

1 年前
-
-
(基於 PinQueue 指標)
4月9日に投開票を控えた県議選の注目選挙区の戦いを紹介しています。7日は新潟市西区。3つの議席を巡り自民党の2人と野党の3人が立候補。与野党の応援も入り乱れ混戦模様です。

県議選新潟市西区選挙区には届け出順に、日本維新の会の新人・野口よそ美さん、自民党の現職・高橋直揮さん、立憲民主党の現職・大渕健さん、自民党の新人・田村要介さん、共産党の新人・平あや子さんの5人が立候補しています。

【維新・新 野口 よそ美 さん】
「身を切る改革とは議員自らの議員報酬議員定数を削減し財源を作り、それを子育て福祉介護に回す」

日本維新の会の野口よそ美さん。補選を含め5回目の挑戦で初めて党の公認を受けての選挙戦となります。

【維新 藤田 文武 幹事長】
「既存政党の政治じゃダメなんじゃないか、これを変えないといけないんじゃないか」

議員報酬削減などの改革のほか、介護福祉士としての経験から、介護職の処遇改善を訴える野口さんは混戦の中、与野党の対立軸にとらわれない選択肢を示すと意気込みます。

【維新・新 野口 よそ美 さん】
「ほかの党でやれないことを日本維新の会はやっている、しがらみなく何もない候補者なので最後まで訴え続け広げていきたい」

【自民・現 高橋 直揮 さん】
「求めるものはしっかりと国に求める、そして新潟県の財政厳しいとは言っても新潟県の経済を回すためにも、県もしっかりと投資する分は投資していかなければならない」

自民党の高橋直揮さんは国とのパイプを強調し経済成長のため投資予算を確保する必要性などを訴えます。

【自民 細田 健一 衆院議員】
「新潟県政の自民党県連のど真ん中で新潟県のために、どんどん力強く働いていかれる方だ」

自民党の国会議員などと連携しm保守票を固める高橋さんですが、西区で自民党が複数の公認候補を擁立するのは今回が初めてで、保守分裂を警戒しながら街頭を回ります。

【自民・現 高橋 直揮 さん】
「私が前回取った票が流れるのは覚悟の上だが、必ず勝ち抜いて4期目県民の負託に応えられるような、そんな県会議員になって頑張っていきたい」

【立憲・現 大渕 健 さん】
「現金給付的な施策はもちろん、税や保険料の減免があってもいい、生活者支援、事業者支援、しっかり目配りをしながら、私の立ち位置から取り組んでいく」

立憲民主党の大渕健さんは物価高騰に対する生活者支援などを先頭に立って進めると訴えます。

【立憲 菊田 真紀子 衆院議員】
「自民党が圧倒的多数を抑えている、そういう県議会の中で、大渕さんはきっちりと言うべき事を言い信念を貫いてきた」

国政の野党第一党でありながら、県議会では改選前1議席のみとなっていた立憲民主党。

議席を増やすべく、大渕さんは国会議員などと連携を強め、まずは自らの議席死守を誓います。

【立憲・現 大渕 健 さん】
「各政党が候補者を立てて、今競争している必死に選挙戦を戦っているさなかである。私も全力を尽くして立憲民主党の議席も確実にしていきたい。その一心であります」

新潟市議からの転身を図る自民党の田村要介さんは拠点化の推進に向け県と市の連携強化などを訴えます。

【自民・新 田村 要介 さん】
「中原丸と花角丸を一緒の方向に、皆さん、そして我々が導いていかなければいけない。市民の声を県政、そして県民の声を国政へつないでそして叶えていく」

【自民 小林 一大 参院議員】
「ファーストペンギン、要は一番最初に海に飛び込む、これが必要なんです。これを今回、田村さんはして頂いた」

国会議員の応援も受け、組織戦を展開する田村さん。

同じ自民党候補とも争わなければいけない難しさを感じながら、独自の票の掘り起こしにも取り組み、自民党の2議席確保を狙います。

【自民・新 田村 要介 さん】
「住宅街の中に入っての街宣活動とか、今までの従来とは違う形。戦いとしては非常に難しい部分があるが何とか保守で2議席という思いが強い」

共産党の平あや子さんは原発の再稼働反対を前面に政権や花角県政への厳しい姿勢を強調します。

【共産・新 平 あや子 さん】
「あらゆる人々の人生に関わるこの原発の問題に正面から取り組んでいきます。エネルギー消費量の10倍もの再生可能エネルギーの潜在量が県内にはある。これをしっかり生かす」

【共産 井上 哲士 参院議員】
「皆さんの願いを実現するためには、これからの運動と共産党の頑張りにかかっている」

今回、共産党は社民党や市民団体と政策協定を結ぶなど協力体制を構築。「市民と野党の共闘を前に進める」と共産党以外の野党支持層の取り込みも図っています。

【共産・新 平 あや子 さん】
「この間、新潟県は野党が一つになって死に物狂いで頑張ることで与党を制してきた輝かしい歴史を持っている。市民と野党の共闘を誰よりも前に進められるのは私だと自負している」

果たして与野党の混戦を制するのはどの候補か…県議選は4月9日投開票です。
-
-
(基於 PinQueue 指標)
0 則留言