【発生から100年】1923年関東大震災(地震シミュレーション)関東などで震度7~大津波警報/解説付き

9 個月前
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(基於 PinQueue 指標)
今回は発生から100年を迎える「関東大震災」の解説と再現シミュレーションです。
実際の放送物ではありません。
シミュレーション部分も「防災」に重きを置いて分かりやすく伝えることを目的としているため、避難を促すことを目的としている実際の放送の呼びかけ方とは異なります。
緊急地震速報などの音がなりますので、誤解を招かないよう周りに十分注意してください。
この映像を訓練や防災教育などに使用することは自由ですが、無断で転載するなどの行為はお控えください。

制作:アークエウス

▼Twitter
https://twitter.com/bousai_gensai_?s=21
▼LINE オープンチャット
https://openchat.line.me/scp/3175/16681

◆参考資料
[解説]
・「関東大震災から100年」特設サイト(気象庁)
・震度データベース検索(気象庁)
・災害教訓の継承に関する専門調査会「報告書(1923 関東大震災)」第4章 揺れと被害(内閣府)
・「防災の日」及び「防災週間」について(内閣府)


[ニュース風シミュレーション]
●震源情報(震源要素)
11時58分から約10分後までの地震発生状況を推定。推定結果と参考にした資料は次のとおり。
11時58分頃 神奈川県西部 M7.9 深さ23km
12時01分頃 東京湾 M7.2 深さ30km
12時03分頃 山梨県東部・富士五湖 M7.3 深さ20km
12時05分頃 相模湾
12時07分頃 相模湾 M6.0 深さ10km

▼11時58分頃の地震
・震度データベース検索(気象庁)

▼12時01分頃の地震
・武村雅之「1923年関東地震の本震直後の2つの大規模余震 -強震動と震源位置-」
※震源の深さはプレート境界の深さから約30kmと仮定

▼12時03分頃の地震
・武村雅之「1923年関東地震の本震直後の2つの大規模余震 -強震動と震源位置-」
※震源の深さはプレート境界の深さから約20kmと仮定

▼12時05分頃の地震
・震度データベース検索(気象庁)
※震央は仮定

▼12時07分頃の地震
・震度データベース検索(気象庁)
※震源の深さはプレート境界の深さから約10kmと仮定


●震度分布
▼11時58分頃の地震
・首都直下のM7クラスの地震及び相模トラフ沿いのM8クラスの地震等の震源断層モデルと震度分布・津波高等に関する報告書(首都直下地震モデル検討会,内閣府)
1923年大正関東地震の強震動断層モデルと震度の再現計算(東京湾奥の強震動生成域あり)
※上記の資料を基に震度観測点(気象庁)の位置から設定
※茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県以外は震度観測点(気象庁)の震度を距離減衰式から算出して設定

▼12時01分頃の地震
・株式会社 小堀鐸二研究所「大きな揺れが繰り返し発生した関東大震災の真相に迫る~熊本地震同様、本震の後に大きな揺れが連続して発生したことが判明~」
※上記の資料を基に震度観測点(気象庁)の位置から設定
※茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県以外は震度観測点(気象庁)の震度を距離減衰式から算出して設定

▼12時03分頃の地震
・株式会社 小堀鐸二研究所「大きな揺れが繰り返し発生した関東大震災の真相に迫る~熊本地震同様、本震の後に大きな揺れが連続して発生したことが判明~」
※上記の資料を基に震度観測点(気象庁)の位置から設定
※埼玉県、東京都、神奈川県、山梨県以外は震度観測点(気象庁)の震度を距離減衰式から算出して設定

▼12時05分頃の地震
・震度観測点(気象庁)の震度を距離減衰式から算出して設定
※震央、マグニチュード、震源の深さは仮定

▼12時07分頃の地震
・震度観測点(気象庁)の震度を距離減衰式から算出して設定


●大津波警報・津波警報・津波注意報
▼大津波警報・津波警報、予想の高さ
・首都直下のM7クラスの地震及び相模トラフ沿いのM8クラスの地震等の震源断層モデルと震度分布・津波高等に関する報告書(首都直下地震モデル検討会,内閣府)
津波高(満潮時)大正関東地震タイプの地震

▼津波注意報
・「日本被害津波総覧」検潮記録による関東地震津波の最大全振幅[東京都,1969による]

▼津波の到達予想時刻
仮定
※参考:首都直下のM7クラスの地震及び相模トラフ沿いのM8クラスの地震等の震源断層モデルと震度分布・津波高等に関する報告書(首都直下地震モデル検討会,内閣府)
海岸への津波の到達時間(津波高1m)大正関東地震タイプの地震

▼津波観測に関する情報
・首都直下のM7クラスの地震及び相模トラフ沿いのM8クラスの地震等の震源断層モデルと震度分布・津波高等に関する報告書(首都直下地震モデル検討会,内閣府)
海岸への津波の到達時間(津波高3m)大正関東地震タイプの地震
海岸への津波の到達時間(津波高5m)大正関東地震タイプの地震
※小田原 12時03分観測中は「日本被害地震総覧599-2012」被害地震各論の「[津波] 熱海には震後約5分で津波が襲い...」を参考とした


●長周期地震動に関する観測情報
・震度観測点(気象庁)の長周期地震動階級を距離減衰式から算出して設定


●緊急地震速報
仮定
※範囲は震度分布(震度4以上の地域)から逆算して設定
※11時58分頃の地震の第1報 、12時01分頃の地震の第1報はPLUM法による警報発表と仮定
※12時03分頃の地震は全報PLUM法による警報発表と仮定(範囲は震度5弱以上の地域)


●震度速報
震度分布は「震度分布」参照
※広がり方は架空
※12時03分頃の地震は、12時01分頃の地震と統合して発表と仮定
※12時07分頃の地震は、12時05分頃の地震と統合して発表と仮定


シミュレーション内の震度は、大正関東地震地震で実際に観測された震度を示したものではありません。大正関東地震と同じ地震が発生した場合の震度を現在の震度観測点を基準に算出したものです。

シミュレーション内の津波警報等は、首都直下地震モデル検討会等の津波の計算結果をそのまま津波警報等の高さに換算し、範囲と高さを設定しています。そのため気象庁の津波予報データベースと異なる可能性があります。
実際に海岸付近で強い揺れや長い揺れを感じた場合は高台に避難するほか、気象庁から発表される津波警報等の情報に留意してください。

同じの場所付近で地震が連続して発生した場合、別の地震によって観測された震度の一部を混在して地震情報を発表することがあります。また緊急地震速報が発表されなかったり、震源に関する情報が発表されなかったりします。



◆音源提供
「環境音チャンネル」様 『【閲覧注意】ニュース速報チャイム(最後に緊急地震速報のサウンドあり)【耳コピ】』(2023年8月27日参照)
https://youtu.be/xe9Dq-pzZrw

「キムフ115形」様 『NHK緊急放送チャイム MIDI再現』(2023年8月27日参照)
https://youtu.be/tSOjcvFWlVM

◆当チャンネルが使用しているBGM・効果音
「ポケットサウンド」
「効果音ラボ」
「OtoLogic」
「DOVA-SYNDROME」
「魔王魂」
「甘茶の音楽工房」
「ノスタルジア(甘茶の音楽工房別館)」
「studio guzli」

◆当チャンネルが使用している映像素材
「Pixabay」
「pexels」

◆当チャンネルが使用している写真素材
「Pixabay」
「写真AC」

0:00 解説
2:17 シミュレーション

#地震 #地震シミュレーション #緊急地震速報
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