能登半島地震の被災地で長期化する断水、復旧のメド立たず 町の理容室では井戸水で無料シャンプーを企画 (24/01/15 15:49)

4 個月前
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能登半島地震の被災地で断水が長期化し、被災者に深刻な影響を与えています。一刻も早い復旧が求められています。

石川県志賀町では、ほぼ全域にあたる約8800軒が断水しています。

「午前10時半です。志賀町ではきのうの雪も残る中、横浜市による水道調査が行われています」(記者)

14日は東京都や横浜市から派遣された水道局の職員が試験的に水を送りながら水道管に破損がないかを確認したり、水質に異常がないか、調査しました。

現在、漏水の調査が終わっているのは全体の1割にも届いていないということです。

「現在調査中で復旧の見込みは全くわからない。未定です。被害状況が明らかになってから復旧計画を立てて、それから工事になると思う。まだまだ難しい」(横浜市水道局 福士英二さん)

様々な入浴支援始まる

長期化する断水。入浴もままならない被災者のために、様々な支援が始まっています。

「無料開放されている温泉施設ではみぞれが降り始める中、温泉の整理券を求めて多くの人が訪れています」(記者)

志賀町の温泉施設は町民に限り、無料で入浴することができます。

入浴するための整理券は1時間ほどで配布が終了してしまうといいます。

Q.何時から並んでいた
「朝7時30分。50人は前にいたかな。4日ぶり楽しみ。水道がダメだから」(志賀町民)

町の理容院では、無料でシャンプーをするサービスを始める

お風呂に入れない人のために、町の理容院でも――

無料でシャンプーをするサービスを始めました。

「理容矢田」も被災し、水道水は止まったままですが、井戸水を利用し、今回の無料シャンプーを企画したと言います。

「お風呂に入れないが、シャンプーならうちに来たらできるよ。自分の考える小さい恩返しをと考えたらこういう形になりました。断水が復旧するまではやっていこうかなと考えている」(理容矢田 店主 矢田裕之さん)

民間の大型フェリーが一時的な宿泊施設として解放

そして、七尾市に到着した防衛省がチャーターする民間の大型フェリーでも――

「部屋ではタオルが備え付けられています。水も平常どおり使うことができます」(記者)

一時的な宿泊施設として解放され、大浴場やレストランなどの設備も使うことができます。

1日に200人が寝泊まりできるといいます。

「10日以上、お風呂も入っていない。お風呂も入られるし、楽しみに待っています」(申し込んだ被災者)

(1月15日 15:40~放送 メ~テレ『ドデスカ!+』より)
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