日本各地で相次ぐ広域強盗事件で、指示役の疑いがある「ルフィ」と名乗る人物が収容されているフィリピン・マニラの入管施設前には28日、多くの日本メディアが詰めかけた。塀の有刺鉄線は、たわんでいて一部が切れたまま。強制送還などを警戒する報道陣を横目に、施設職員は口をつぐみつつも携帯電話で音楽を聴いてたばこをくゆらせ、緩んだ雰囲気が漂っていた。
入管施設の向かいには治安当局の射撃場があり「パンパン」という乾いた音が周囲に響く。施設は有刺鉄線を備えた高さ約4メートルの塀に囲まれ、フェンスに守られた入り口から業者が果物やジュースを運び込んでいた。
入管施設の向かいには治安当局の射撃場があり「パンパン」という乾いた音が周囲に響く。施設は有刺鉄線を備えた高さ約4メートルの塀に囲まれ、フェンスに守られた入り口から業者が果物やジュースを運び込んでいた。