西宮神社の福男選び…なぜ「福」をつかめたか?福男のご利益は?その後を取材

4 個月前
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勇壮な福男たちはなぜ福をつかむことができたのか、福をいただくヒントを探ってみました。

午前6時の西宮神社。
(神社の開門)【記者】「ことしの福男を目指す人たちが今一斉に走り出しました」
1325人の応募から抽選で選ばれた108人を筆頭におよそ5000人が230メートルの石畳を走り抜けます。果たして「一番福」は?
【記者】「いま最後のカーブを曲がり…ひとり転倒しました。ことしの福男がいま、決まりました~!!」
一番福は、兵庫県・尼崎市に住む大学1年生、高谷望巳さん。2024年初めての参加です。毎年恒例のこの「福男選び」。十日えびすの本宮の1月10日にあわせて、商売繁盛の神様えべっさんの総本社・西宮神社で戦前から続いています。

1325分の3という極めてわずかな確率で見事に福をつかみとった男たち。
【記者】「福男になれた秘けつ、去年1年どういったことを?」
【一番福 高谷望巳さん】「もともと楽しんで過ごすのが自分の中で決めていることがつながったのかな」
【二番福 山下慎之介さん】「今までは他人事だったが今回新しいことに挑戦してみようということで自分で動いて行動に移せたのが今の結果に繋がった」

福男の役割はつかんだ福を誰かに授けること。はたして誰に届けたいのでしょうか。
【一番福 高谷望巳さん】「一番は地震にあった方々に元気になってもらえたらうれしい」
【二番福 山下慎之介さん】「身近な人から徐々に福が伝わって石川の人に届けばいい」
三番福の多田さんは春からテレビの仕事をするそうですが。
【三番福 多田龍平さん】(取材する側になると思うが意気込みは?)
「(福男に)なったことがあるので、なった側と撮る側の気持ち、両方兼ね備えて取材したい」

実はきょうの福男取材をしたのはまさに10日、50歳の誕生日を迎えたベテランディレクター。
【一番福 高谷望巳さん】「素直に今嬉しいです」
【記者】「私事で恐縮ですがきょう50歳の誕生日でして半世紀生きてきたんですが福をあやかりたいと思って。握手してください」

ところで、福男はその1年をどう過ごすのか?知られざるその裏側を語ってくれたのは2023年の一番福と三番福です。まずは、2023年、圧巻の走りで一番福をつかんだ植本亮太さん。当時は大学4年生、いまはJR西日本の野球部に所属しています。
福岡ソフトバンクホークスのユニフォームを着て走った植本さん、ご利益はどうでしたか?
【植本亮太さん】「ソフトバンクホークスでセレモニアルピッチをさせていただだいたことや、チームメイトの石黒投手が阪神のドラフト5位に選ばれたことが嬉しかったことです」
そんな植本さん実は。
「(10日)現地に行っていました15番目ぐらいにゴールしました。日本で2連覇できるのは僕だけなんで(参加した)」
なんときょうの福男選びの抽選に選ばれるなど、まだ福が残っているようで…。
【植本亮太さん】「運を使い果たしたとかよく言われるんですけど、(去年の福男選びが)終わってからもくじ、抽選が当選してまだ(運が)残っているなと思いました」

続いて取材班は三番福の元へ。
「よろしくお願いします、大阪経済大学の田中大翔です。三番福です」
田中さんにはどんなご利益が?
【田中大翔さん】「初対面の人と会ったときは話のネタは尽きなかったです。話のネタなくなってもそういう言えば去年福男やったんやでっていうともう一回盛り上がって、そこから話題を掘って話が繋がってそこから縁も増えました」
福男には出会いにも恵まれるようです。

実は田中さんも一番福の植本さん同様にきょうの福男選びに参加。すると偶然にも二番福の男性と再会。これも福男のご利益ですね。2024年、福男たちにはどんなご利益が訪れるのでしょうか?
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