【ミステリと言う勿れ】「ウザいけどハッとする」久能整が影響された2000年前の名著『自省録』/ 古代ローマ皇帝と久能整の意外な共通点【ローマ史研究者・大谷哲/漫画研究者・藤本由香里】（第1回/全2回）

▼目次
00:30 2022年に『自省録』がヒットした理由
01:45 『ミステリと言う勿れ』のセリフのすごさ
02:52 先入観を覆す主人公の言葉
06:02 マルクス・アウレリウスと久能整くんの共通点

▼番組概要
2022年1月期にフジテレビ月曜９時枠で放送されたドラマ『ミステリと言う勿れ』2023年秋の映画化でさらなる話題を呼ぶ同シリーズ内で、2000年前の名著『自省録』が鍵となったのをご存知でしょうか？ドラマが放映されるやいなや販売部数4万部を突破した、古代ローマの皇帝マルクス・アウレリウスによる書籍です。「哲学者が政治を行った唯一の事例」と呼ばれるように、マルクス・アウレリウスの哲学的な言葉が今を生きる私たちに刺さります。『ミステリと言う勿れ』の主人公・久能整も愛読しているという同書の魅力。そしてマルクス・アウレリウスと久能整の共通点から、なぜ久能整の言葉が現代の私たちに「刺さる」のか解き明かします。
※2022年4月に収録した内容になります。

▼出演者プロフィール
大谷 哲
東海大学文学部講師。専門はローマ帝国史・初期キリスト教史・熊の文化史。共著に『岩波講座 世界歴史』（岩波書店）など。

藤本由香里
明治大学教授。元編集者。専門は漫画文化論・ジェンダー論など。著書に『私の居場所はどこにあるの？』（朝日文庫）など。
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