川勝知事は「散り際を知っているから美しい」? 退職届提出で細川ガラシャ辞世の句を引用

3 週前
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静岡県の川勝知事が10日 退職届を県議会議長に提出しました。提出前に報道陣に心境を問われた川勝知事は、戦国時代に壮絶な最期をとげた、明智光秀の娘・細川ガラシャの辞世の句を引用しました。その辞世の句は、どんな状況で詠まれたのでしょうか。

川勝知事が詠んだ句がこちらです。
「散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ」

この句は明智光秀の娘・細川ガラシャの辞世の句で、「花は散る時を知っているからこそ美しい。人もそうあらなければならない。今が散るべき時である」という意味です。

細川ガラシャは細川忠興の正室(正妻)で、1600年に忠興が徳川家康のもとで出兵中に石田光成に屋敷を攻められました。

忠興は「もし敵が攻めて来たら妻・ガラシャを殺した上で全員切腹せよ」と命令していて、ガラシャは命令通り家臣に刀で胸を突かせ絶命し、さらに家臣たちは切腹と同時に屋敷に火を放ったと言われています。

川勝知事はこうした最期を遂げたガラシャの辞世の句を紹介したわけです。

菊地幸夫弁護士:
(知事は)大変ロマンチストな方だと思う。「散り際を知っているから美しい」というのが知事にあてはまるかどうか。今回は「6月議会で(辞表提出)」と言っていたのを前倒しするなどドタバタがあったので、この句が知事に美しくあてはまるかどうかはいろいろな評価があると思う

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