離島リゾート向けコンパクトEV、未来の乗り物を展示 ジャパンモビリティショー (23/10/25 18:35)

6 個月前
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コロナ禍で休止していた「東京モーターショー」が名前を変えて、4年ぶりに開催されます。未来の乗り物は、私たちの暮らしをどのように変えていくのでしょうか。

国内外から、過去最多となる475の企業や団体が参加した「ジャパンモビリティショー2023」。会場でひときわ注目を集めていたのは、トヨタ自動車です。

「こちらトヨタ自動車の通い箱というEVですが、使い道によって中身をカスタマイズすることができるんです。」(倉橋友和記者)

電気自動車のコンセプトモデル「KAYOIBAKO(カヨイバコ)」。薄型のバッテリーを床下に配置して広い空間を確保し、用途に応じて自由に内装を変えられる「超拡張型」です。もともと「通い箱」は、物流で使われているコンテナで、中の仕切りを変え、様々な部品などの輸送に対応している点に着目したそうです。

「物流だけでなく、個人で車中泊したい方は、カスタマイズしたいと言ってもらえればキャンピングカーとしても提案できる。ベットになったり、荷物を運ぶスペースになったり。幅広いニーズ、社会の課題に対応できるモビリティになればいいなと思う」(トヨタ自動車 曽和丈朗ビジョンデザイン部 主査)

一方、ランドクルーザーの運転席には――

「こちらトヨタのランドクルーザー。運転席の足元にペダルがありません。アクセルとブレーキがハンドルに集約されているんです」(倉橋記者)

足元のペダルをなくし、ハンドルで操作します。トヨタに所属するパラアスリートの声を反映させたといい、運転席への乗り降りもスムーズになっています。

「自動車メーカーからは、やはり電気自動車の出展が目立ちます。技術力だけでなく、車内での新たな過ごし方の提案など、様々な付加価値もアピールしています」(倉橋記者)

「運転手だけが孤立しない環境を」

日本初公開となるのは、ソニー・ホンダモビリティのEV「アフィーラ」。

車内には大きなディスプレイが設置され、移動中に映画やゲームなどを楽しめます。

自動運転の普及に伴い、今後は、車の走行性能よりも「車内での過ごし方」が重視されるようになると予測されています。

「目指すのは、運転手だけが孤立するのではなく、車内の人全員で楽しめる環境を作っていきたい。2025年から販売を開始して、26年春には北米で納車。26年中に日本で納車を検討している」(ソニー・ホンダモビリティ 事業企画部 纐纈潤ゼネラルマネージャー)

そして会場では、名古屋の企業も発見。中村区に本社がある「AIM(エイム)」は、スタイリッシュなスポーツタイプに加え、2人乗りのコンパクトEVも展示しています。

「デザインがとてもかわいらしい軽自動車よっりも小さいこちらのEV。しかし中をみてみると大人2人がゆったり乗れるスペースとなっています」(倉橋記者)

離島のリゾートなど、主に細い道を走ることを想定した設計。1回の充電で120キロ走行でき、2025年から沖縄で生産を始めるそうです。

(10月25日15:40~放送 メ~テレ『ドデスカ!+』より)
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