今回の主人公は、漁師をしている家系で育った次男坊テツ。 もちろんテツの夢も漁師で、25年前からは水揚げした魚を出す定食屋も始めた。 厨房は父と母のワサビ、祖母のカスミ。 テツは明るい人柄を買われて接客を担当していた。 そんなある日、父のヤナギが体調を崩してしまい、漁には出られるものの定食屋の厨房には出られないことに。 主治医のクルミからは大きな病院を受診するように勧められたのだった。 「これからは自分が頑張らなければ…」と気を引き締めるテツ。 母のワサビは都会の一流企業で働く兄・フジにも連絡をしたという。