大相撲 ▽名古屋場所千秋楽(23日・ドルフィンズアリーナ) 関脇・豊昇龍(24)=立浪=が初優勝を果たした。3敗で並んでいた西前頭17枚目・伯桜鵬(宮城野)を下し、優勝決定戦では同じく3敗を守った西前頭9枚目・北勝富士(八角)を押し出しで破り賜杯獲得を決めた。初土俵から33場所での優勝は9位のスピード記録。立浪部屋からの優勝は7人目で1968年春場所の若浪(元小結)以来55年ぶり。モンゴル出身力士では10人目の優勝力士となった。豊昇龍は直近3場所の成績も33勝となり、場所前から注目されていた大関昇進も決定的