「はしか」の感染の広がりが懸念されています。感染症のはしかは非常に感染力が強く、インフルエンザの10倍ほどとされています。また、インフルエンザのような患者との接触による感染や、せきやくしゃみによる飛沫(ひまつ)感染に加え、空気中に漂うウイルスを吸い込むことによる空気感染もするため、マスクや手洗いで防ぐことはできません。発症した場合の治療法はなく、10日ほどの潜伏期間の後、39℃以上の高熱や体に赤い発疹ができるといった症状が現れ、およそ1000人に1人の割合で死に至る恐れがあります。沖縄県や愛知県に加えて、東