大雨から一夜 福島県での被害の爪痕あきらかに 穏やかな川が一変、濁流が住宅を襲う (23/09/09 19:30)

8 個月前
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福島県に被害をもたらした大雨から一夜が明け、被害が徐々に明らかになった。

<片付けに追われる住民>
いわき市内郷白水町では、あらゆるものが押し流されていた。
住民が「綺麗な透き通る水」と話す川が溢れ、周辺の住宅にも濁流が流れ込み、床上浸水の被害が相次いだ。片付けに追われていた住民は「家の中は、どうしていいか分からない状態です。玄関の方から水がバシャバシャ入ってきました」と話す。
住民が経験したことがないと話すほどの雨…「水がどっと押し寄せてきてあっという間に停めてあった車とかが浮いて。その後に家の中に水が入って来た感じ。逃げようと思って表に出たが、腰くらいまで水があったので垂直避難で2階にずっといた」と話す。

<倒木・土砂崩れで通行止め>
いわき市内郷宮町の県道66号では倒木が発生し道路を塞いでいた。また電柱も折れ、電線がぶら下がっている状態だった。大雨による土砂崩れなどで、いわき市周辺の県道・国道で9日夕方時点でも通行止めが続いている。

<避難所も浸水被害>
避難所が開設されたいわき市の内郷宮町の内郷第二中学校。近くを流れる宮川の支流が氾濫し、床の下に溜まった水が換気口から溢れ出し浸水した。当時、避難していた4世帯6人はステージに退避し無事だった。

<県知事もいわき市へ>
いわき市を訪れた内堀雅雄知事は「私が来た朝の時点で、汗を流しながら懸命に泥かき作業をされていて、このエリアの治水に非常に不安を持っていると実感している」と話した。福島県は、いわき市と南相馬市に災害救助法を適用し、自治体と連携しながら大雨被害の復旧にあたることにしている。
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