【南鳥島（東京都小笠原村）】本当の南鳥島の姿は、多くの人には知られていない。

面積:約1.5平方キロメートル,周囲:約7.6キロメートル,標高:9メートル,人口:71人（2015年現在）
日本でもっとも東に位置する島、南鳥島。
別名はマーカス島。
ここは日本で最も早い朝を迎える。
豊かな自然と、日本の海の環境と、
日本にとって重要な役割を果たす、南鳥島。

東京の中心から、およそ1,950キロメートル離れた南鳥島。
小笠原諸島、父島からでも東南東に約1,300キロメートルもあり、
硫黄島からは東に約1,100キロメートルの位置にある。

南鳥島は、一辺が約2キロメートルのほぼ正三角形の形をしている。
面積の1.5平方キロメートルは、
島でいうと久高島（1.36平方キロメートル）と同じぐらいの広さになる。

隆起珊瑚礁によってできた島で、標高が低く平坦。南東端にある最高点は9メートル。周囲は水深1.5メートル程で、広い珊瑚礁が取り囲むが、
その先は1,000メートルの深海へと落ち込んでいる。

明治始めころに本格的に開拓された島。
南の島の陰には、
暗い戦争の面影が色濃く残る島。

現在一般の人の入島はできない。観光目的で訪問することはできず、
常駐職員以外は調査、取材目的での立ち入りとなる。

島の散歩 http://shimanosanpo.com