北陸新幹線で赤字予想でも強気の福井県！ 増発ダイヤの第三セクター（並行在来線ハピライン）

北陸新幹線の敦賀駅延伸開業で並行在来線として経営分離された第三セクターハピラインふくい、赤字転落など厳しい予想があるものの増発と快速運転を実施する強気のダイヤとなっている。特急サンダーバード号、しらさぎ号が消滅しても利便性を向上させたい思惑が福井県にある。
駅前に駐車場を整備してパーク・アンド・ライドを実施する予定。少子高齢化と人口減少の中でも鉄道利用者を確保したいとの事。
JR西日本から有償譲渡の交渉の際も割安な価格で引継いだ。
ただし、貨物調整金の問題がある。貨物列車による線路使用料があるが、旅客列車を増やすと国からの補助金が減ってしまうデメリットがある。

#北陸新幹線
#ハピラインふくい

＜画像出典＞
・国土地理院地図、https://maps.gsi.go.jp/
（一部加工して掲載）

参考文献
・読売新聞、『ハピラインふくい 赤字予想、厳しい出発』、2024年2月27日、https://www.yomiuri.co.jp/local/fukui/feature/CO072296/20240226-OYTAT50020/
・NHK、『ハピラインふくい 増便など利便性向上へ 専門家も評価』、https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20230620/3050014968.html
・その他、Wikipedia、各種報道等を参照