公立校・京山中学校が全国中学校駅伝“男女アベック優勝”なぜ強い?しかも「文武両道」その背景は【岡山】 (23/12/21 18:00)

4 個月前
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12月の全国中学校駅伝で県勢初、史上2校目の男女アベック優勝を達成した岡山市の京山中学校の選手が12月21日、練習を公開しました。公立の中学校が県外の強豪校を破り、全国制覇した強さにはどんな背景があったのでしょうか。

岡山市北区の練習場所で汗を流す京山の選手たち。メンバー全員でつかんだ全国制覇から4日が経ちました。

(女子4区区間賞 石原万結選手(2年))
「全国制覇はずっと目標だった。区間賞取って貢献したいと思っていた。うれしい」

(男子3区で9人抜き 鶴藤健琉選手(3年))
「友達などみんなに言われる。父の会社の人などにも言われるように。優勝できた実感がわいてきた」

12月17日、滋賀県で行われた全国中学校駅伝。女子は2位に49秒差をつけて圧勝し男子は2位と1秒差の接戦を制しました。男女ともに県勢初優勝、アベック優勝は史上2校目の快挙でした。京山の強さの背景は何だったのでしょうか。

指導するのは、部活動指導員を務める横山純子さん(65)。教員時代の10年前には、公立の吉備中学校の男子を駅伝で全国2位に導いています。

(京山 部活動指導員 横山純子さん)
「メンバーが同じくらいの力、安定した力を持っていて、楽しくやらないとなかなか力がつかない。厳しいところもあるけど練習は前向きに取り組む・努力するなど、今後に生かしてもらいたい」

そして、名前が挙がったのが偉大な卒業生。2021年、男子1500メートルで日本中学記録を更新した川口峻太朗選手(現:洛南高校(京都)2年)の存在は選手たちの刺激になっていました。

(男子6区 長原武琉主将(3年))
「エースだった川口先輩が全国の会場で活躍している姿を見た。日本中学記録という結果を出しているのを見て、練習の取り組み方、走り以外から学ぶ部分が多かった」

また、取材を進めると、こんな背景も。

(女子1区 樋口遙選手(3年))
「勉強も部活も両立できて、どっちもが上がっていける選手になりたい」

(男子2区 篠原柊選手(3年))
「両立している人もいれば、偏ってしまう人もいると思う。一番スポーツにも出てくると先生が言っていた」

文武両道を掲げる中、選手一人一人が自覚を持ち、練習では質の高さを追い求めてきました。

(女子5区 黒田六花主将(3年))
「短時間の中で成果を挙げるためには、みんなが集中してやることが大切。声掛けして集中しようと、空気作りを頑張った」

中学校駅伝で歴史に名を刻んだ京山。選手たちはそれぞれの目標に向かってスタートを切っています。
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