“裏金国会”問題で疑惑の議員は 内閣不信任案否決も捜査進む

5 個月前
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国会は最終日の13日、最大のヤマ場を迎えた。

立憲民主党・泉健太代表(49)「この際、政界から“裏金議員”を一掃せねばなりません。」

午後5時前。

自民党の派閥パーティーをめぐる“裏金疑惑”を受け、立憲民主党が提出した岸田内閣に対する不信任決議案は、与党の反対多数で先ほど否決された。

しかし、日本維新の会のほか、国民民主党・共産党なども賛成に回り、野党が足並みをそろえ、政権にノーを突きつけた形となった。

一方、不信任案をめぐる討論が行われていた本会議場では、岸田政権を揺るがす事態となる中、うつむきがちにじっと目を閉じているのは、自民党安倍派の疑惑の渦中の議員たちの姿だった。

大荒れ国会が幕を閉じ、捜査の手が伸びる中、裏金疑惑の議員たちの今後は...。

午後2時54分、衆議院の本会議場に入ってきたのは、4,000万円を超える裏金を受け取った疑いが持たれている安倍派の谷川弥一議員(82)。

自らの席に着き、氏名票を立てると、かばんから眼鏡を取り出し資料に目を落としていた。

岸田首相は午前11時半ごろから党本部で麻生副総裁ら党幹部と会談。
内閣不信任案への対応などを確認した。

そして午後3時、衆院本会議で不信任決議案の討論が始まった。

その最中、目薬をさす姿があった谷川議員。
途中で目を閉じ、がっくりとうなだれる場面も見られた。

そして、体調不良で本会議を欠席し続けている安倍派の池田佳隆議員(57)。

池田氏の事務所は13日、派閥からの収入およそ3,200万円を政治資金収支報告書に記載していなかったことを初めて認めた。

防衛副大臣を辞任する見通しの安倍派の宮澤議員は、「派閥の方から、かつて収支報告書に記載しなくて良いという指示がありました。3年間で140万円です。こうなった以上、正直に申し上げます。大丈夫かなと思いました。しゃべるなしゃべるな、これですよ」と述べた。

立憲民主党の泉代表による演説の最中には、裏金の言い間違いに思わず笑みを見せた自民党・安倍派の萩生田政調会長(60)。

数百万円のキックバックを受けた疑いが持たれていて、近く辞任を表明するが、交代は来年度予算案が決まる22日以降となる方向。

岸田首相は14日、安倍派の4人の閣僚を交代させ、焦点となっている松野官房長官の後任には、岸田派の林芳正前外相の起用を軸に検討していることが明らかになった。

岸田首相はこのあと官邸で記者会見を行い、人事の方針や裏金問題への今後の対応について説明するとみられる。

FNNプライムオンライン
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