【空から配信】「カイロス」初号機、予定時間に発射も直後に爆発か スペースワン社は発射直後に「飛行中断措置」が行われたと発表

和歌山県串本町にある発射場から民間のロケットが打ち上げられましたが、機体は直後に爆発しました。

東京の宇宙ベンチャー企業「スペースワン」は串本町の発射場から、小型ロケット「カイロス」の初号機を午前１１時すぎに打ち上げました。

しかし、直後に機体は爆発し、発射場近くでは火災が発生しました。

ロケットは当初９日の発射予定でしたが、海上の警戒区域に船舶が残っていたため、延期となっていました。

ロケットには政府の小型衛星が搭載されていて、高度５００キロの軌道投入に成功すれば、民間では国内初となる予定でした。

スペースワンは、発射直後に「飛行中断措置」が行われたと発表しました。「原因については確認中です」としています。