「VIVANT」乃木一家を見捨てた人物は…鋭い考察班が公式情報に「違和感」発見「これ絶対何かある」
俳優の堺雅人（49）が主演を務める今夏最大の話題作、TBS日曜劇場「VIVANT（ヴィヴァン）」（日曜後9・30）最終回第10話が、17日に79分拡大版で放送される。数多くの“伏線”が散りばめられる中で、最終回で「とんでもないサプライズが起こるのでは」と、考察班の間で話題となっている。
10日に第9話が79分拡大版で放送され、主人公・乃木憂助（堺）の幼少期と、乃木の父ノゴーン・ベキ（役所広司）による組織「テント」の詳細が明らかとなった。最後は乃木に“裏切り”の容疑がかけられる…という衝撃のラストを迎え、先の読めない展開のまま、17日についに最終回を迎える。
第9話では、憂助が生まれる前から生き別れるまでの、ベキの人生にフォーカス。憂助の母で妻・明美（高梨臨）と結婚し、公安の任務のため、表向きは農業使節団としてバルカ共和国に赴任した経緯などが描かれた。
危険を伴う諜報員の任務の中で、憂助が誕生し、希望に満ちあふれた生活を送っていた乃木一家。そんな中、武装勢力の動きが活発化し、乃木家も襲撃される。ベキは公安に助けを求め、救助ヘリとの待ち合わせ場所に向かうも、あと一歩のところでなぜか公安のヘリは迂回。乃木一家は武装組織に捕らえられ、幼き憂助は人身売買組織に売られ、ベキと明美は組織によって牢屋に閉じ込められる…という壮絶な半生が映し出された。
牢屋の中で命を落とす明美。明美が亡くなる直前、ベキにかけた最期の言葉が「私たちをこんな目に遭わせたやつを、私は絶対に許さない。復讐して、復讐して」という、心からの叫びだった。
だが第9話で、ベキは「日本が最終目的というのは誤解」として「私が祖国を狙うわけがない」と断言している。明美が「復讐して」と恨んだ矛先が、自分たちを見捨てた「公安」なのか、または「武装組織」なのかは定かではないが、裏切った公安、つまり日本を恨んでいたとしてもおかしくはない。
これらのことから、「テントの最終目標はやはり日本ではないか」という考察がネット上に多く見られた。また「ベキを裏切った公安の人物は誰なのか」という考察も活発化している。
「ベキを裏切った公安の人物」については、ここまで説明が一切されていない。公安が提示した資料によると、ベキの生年月日は「昭和30年8月15日」で、現在68歳ということになる。第5話で提示されていた乃木の経歴で「1984年、3歳のときに両親と死別」とあるため、ベキが29歳のときに内乱に巻き込まれたことが分かる。
すると、ベキを見捨てた1984年に公安で働いていた人物が、ベキたちを裏切った人物の可能性がある。
候補となるのは、坂東彌十郎演じる公安部長・佐野雄太郎。坂東の実年齢は67歳で、条件には合致するが、現職であるため設定は50代であると見られる。また、別班の司令官・櫻井里美演じるキムラ緑子も実年齢は61歳。68歳のベキとは年齢に開きがある。
そして第4話で「ブルーウォーカー」太田梨歩（飯沼愛）と不倫関係にあったと告白した、小日向文世演じる長野専務も疑惑が浮上。長野専務は薬物依存からの更生施設に入所していたという“空白の2年間”があり、さらに出身校である一橋大学のキャンパス付近には陸上自衛隊・小平駐屯地があり、長野専務は実は別班の一員…という考察もある。視聴者からは、長野専務が「ただの不倫オヤジ」で終わるとは考えにくい…という根強い声もある。
しかし、長野専務は物語の中で「1962年10月28日生まれ（現在60歳）」という表示もあり、ベキとの年齢差は8歳。ベキが29歳だった当時は21歳となり、ともに働いていた可能性はあるにせよ、ベキを見捨てる判断を下せるような地位にいるとは考えにくい。
そこで、「これまで登場していない人物が、最終回で裏切り者としてサプライズ登場するのではないか」という説が浮上した。
この考察の根拠となるのが、ドラマ公式サイトに表示されている登場人物一覧画像。この一覧に1カ所、不自然な空欄がある。この画面で最初に目に飛び込むのが、バルカ共和国・外務大臣のワニズ（河内大和）の左横の不自然な空間だ。
第2話でワニズは、バルカ共和国の日本大使・西岡英子（檀れい）の“弱み”を握っているかのような振る舞いで、西岡はバルカ側の要求に従い乃木らの身柄を引き渡すことに承諾していた。野崎も西岡について「強気な女だが、なぜかバルカ政府には弱腰なんだ」と語っている。ワニズは西岡に「あなたは一つ重大なことをお忘れのようだ。日本とバルカは未来永劫、友好国でなければならない。日本はアジアでの主権を取り戻す機会を失う」と告げている。
第2話で不穏な空気を醸し出しているワニズは、最終回の予告動画の中で、不敵な高笑いを浮かべている。最終回で、ワニズに関する何かが明かされると考えると、現在空欄のワニズの隣に、新たな人物が登場する可能性もある。
この空欄には「確かに明後日は最終回なのにまだ公式HP一枠空いている」「最終回はね、サムの言ってた得体のしれない組織が出てきてね、ラスボスの北大路欣也さんがサプライズで出てくる」「まだ明かされていない最後の登場人物」「この空きはやっぱり違和感」「ここに絶対何か意味があるはず」と、違和感を唱える声が多く上がった。
そこで、68歳のベキの上官という年齢も当てはまり、「VIVANT」監督・福澤克雄氏作品である「半沢直樹」（主演堺雅人）で“ラスボス”を演じた俳優・北大路欣也がサプライズ登場するのではないか…という考察が多く上がった。
また、同じく福澤監督が手掛けた「下町ロケット」で阿部寛演じる佃航平の佃製作所のライバル企業・帝国重工の社長という“ラスボス”を演じた杉良太郎も実年齢が79歳のため、候補にあがる。阿部が杉良と対峙する結末を迎えれば、日曜劇場ファンは盛り上がりそうだ。
ほかにも「ルーズヴェルト・ゲーム」青島製作所の会長で野球部創始者・青島毅を演じた山崎努（86）や、「半沢直樹」で帝国航空の社長を演じた木場勝己（73）、「陸王」出演・寺尾聰（79）など、大物俳優登場の予想が次々と投稿されている。
果たして、乃木一家を見捨てた“裏切り者”は既出の人物なのか、最終回で新たな人物がサプライズ登場するのか。全ての真相は、17日に解き明かされる。
#話題のニュース
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俳優の堺雅人（49）が主演を務める今夏最大の話題作、TBS日曜劇場「VIVANT（ヴィヴァン）」（日曜後9・30）最終回第10話が、17日に79分拡大版で放送される。数多くの“伏線”が散りばめられる中で、最終回で「とんでもないサプライズが起こるのでは」と、考察班の間で話題となっている。
10日に第9話が79分拡大版で放送され、主人公・乃木憂助（堺）の幼少期と、乃木の父ノゴーン・ベキ（役所広司）による組織「テント」の詳細が明らかとなった。最後は乃木に“裏切り”の容疑がかけられる…という衝撃のラストを迎え、先の読めない展開のまま、17日についに最終回を迎える。
第9話では、憂助が生まれる前から生き別れるまでの、ベキの人生にフォーカス。憂助の母で妻・明美（高梨臨）と結婚し、公安の任務のため、表向きは農業使節団としてバルカ共和国に赴任した経緯などが描かれた。
危険を伴う諜報員の任務の中で、憂助が誕生し、希望に満ちあふれた生活を送っていた乃木一家。そんな中、武装勢力の動きが活発化し、乃木家も襲撃される。ベキは公安に助けを求め、救助ヘリとの待ち合わせ場所に向かうも、あと一歩のところでなぜか公安のヘリは迂回。乃木一家は武装組織に捕らえられ、幼き憂助は人身売買組織に売られ、ベキと明美は組織によって牢屋に閉じ込められる…という壮絶な半生が映し出された。
牢屋の中で命を落とす明美。明美が亡くなる直前、ベキにかけた最期の言葉が「私たちをこんな目に遭わせたやつを、私は絶対に許さない。復讐して、復讐して」という、心からの叫びだった。
だが第9話で、ベキは「日本が最終目的というのは誤解」として「私が祖国を狙うわけがない」と断言している。明美が「復讐して」と恨んだ矛先が、自分たちを見捨てた「公安」なのか、または「武装組織」なのかは定かではないが、裏切った公安、つまり日本を恨んでいたとしてもおかしくはない。
これらのことから、「テントの最終目標はやはり日本ではないか」という考察がネット上に多く見られた。また「ベキを裏切った公安の人物は誰なのか」という考察も活発化している。
「ベキを裏切った公安の人物」については、ここまで説明が一切されていない。公安が提示した資料によると、ベキの生年月日は「昭和30年8月15日」で、現在68歳ということになる。第5話で提示されていた乃木の経歴で「1984年、3歳のときに両親と死別」とあるため、ベキが29歳のときに内乱に巻き込まれたことが分かる。
すると、ベキを見捨てた1984年に公安で働いていた人物が、ベキたちを裏切った人物の可能性がある。
候補となるのは、坂東彌十郎演じる公安部長・佐野雄太郎。坂東の実年齢は67歳で、条件には合致するが、現職であるため設定は50代であると見られる。また、別班の司令官・櫻井里美演じるキムラ緑子も実年齢は61歳。68歳のベキとは年齢に開きがある。
そして第4話で「ブルーウォーカー」太田梨歩（飯沼愛）と不倫関係にあったと告白した、小日向文世演じる長野専務も疑惑が浮上。長野専務は薬物依存からの更生施設に入所していたという“空白の2年間”があり、さらに出身校である一橋大学のキャンパス付近には陸上自衛隊・小平駐屯地があり、長野専務は実は別班の一員…という考察もある。視聴者からは、長野専務が「ただの不倫オヤジ」で終わるとは考えにくい…という根強い声もある。
しかし、長野専務は物語の中で「1962年10月28日生まれ（現在60歳）」という表示もあり、ベキとの年齢差は8歳。ベキが29歳だった当時は21歳となり、ともに働いていた可能性はあるにせよ、ベキを見捨てる判断を下せるような地位にいるとは考えにくい。
そこで、「これまで登場していない人物が、最終回で裏切り者としてサプライズ登場するのではないか」という説が浮上した。
この考察の根拠となるのが、ドラマ公式サイトに表示されている登場人物一覧画像。この一覧に1カ所、不自然な空欄がある。この画面で最初に目に飛び込むのが、バルカ共和国・外務大臣のワニズ（河内大和）の左横の不自然な空間だ。
第2話でワニズは、バルカ共和国の日本大使・西岡英子（檀れい）の“弱み”を握っているかのような振る舞いで、西岡はバルカ側の要求に従い乃木らの身柄を引き渡すことに承諾していた。野崎も西岡について「強気な女だが、なぜかバルカ政府には弱腰なんだ」と語っている。ワニズは西岡に「あなたは一つ重大なことをお忘れのようだ。日本とバルカは未来永劫、友好国でなければならない。日本はアジアでの主権を取り戻す機会を失う」と告げている。
第2話で不穏な空気を醸し出しているワニズは、最終回の予告動画の中で、不敵な高笑いを浮かべている。最終回で、ワニズに関する何かが明かされると考えると、現在空欄のワニズの隣に、新たな人物が登場する可能性もある。
この空欄には「確かに明後日は最終回なのにまだ公式HP一枠空いている」「最終回はね、サムの言ってた得体のしれない組織が出てきてね、ラスボスの北大路欣也さんがサプライズで出てくる」「まだ明かされていない最後の登場人物」「この空きはやっぱり違和感」「ここに絶対何か意味があるはず」と、違和感を唱える声が多く上がった。
そこで、68歳のベキの上官という年齢も当てはまり、「VIVANT」監督・福澤克雄氏作品である「半沢直樹」（主演堺雅人）で“ラスボス”を演じた俳優・北大路欣也がサプライズ登場するのではないか…という考察が多く上がった。
また、同じく福澤監督が手掛けた「下町ロケット」で阿部寛演じる佃航平の佃製作所のライバル企業・帝国重工の社長という“ラスボス”を演じた杉良太郎も実年齢が79歳のため、候補にあがる。阿部が杉良と対峙する結末を迎えれば、日曜劇場ファンは盛り上がりそうだ。
ほかにも「ルーズヴェルト・ゲーム」青島製作所の会長で野球部創始者・青島毅を演じた山崎努（86）や、「半沢直樹」で帝国航空の社長を演じた木場勝己（73）、「陸王」出演・寺尾聰（79）など、大物俳優登場の予想が次々と投稿されている。
果たして、乃木一家を見捨てた“裏切り者”は既出の人物なのか、最終回で新たな人物がサプライズ登場するのか。全ての真相は、17日に解き明かされる。
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