1時間待ち！ マイナポイント申請 締め切り前の駆け込み需要 福島市役所の支援窓口 (23/09/26 18:25)

福島テレビ・矢崎佑太郎アナウンサー：「市役所の入口にはマイナポイント支援窓口が設けられています。午前11時時点の待ち時間は1時間10分。きょうも多くの人が申請を待っている状態です」

福島市役所の入り口にできた順番待ち。
マイナンバーカードの取得者に対して最大2万円分のポイントが付与される「マイナポイント」申請期限が9月末に迫り「駆け込み需要」が起きている。

「チェックして・・ここにチェックを入れてください」
福島市役所では支援窓口を設置して登録の手続きをサポートしていて、25日は100人以上が訪れた。数カ月前と比べて1.5倍以上に増えている。
申請に訪れた男性は「買い物とかですね。少しでも負担が少なくなればいいと思いますので」と話した。
また、子ども連れの母親は「息子が何かほしいものがあればと思って」と話し、子供は「プラレールがいいの」「プラレールないじゃん！」「プラレールがいいの」という場面も。
訪れた女性は「色々問題はあったんですけども、マイナポイント今月で終わりということで、少しでも家計の足しになればと思って」と話していた。

福島市では、今年5月マイナポイントの申請手続きの中で、他人の口座と紐づけるミスが相次いだ。誤った登録を行わないよう確認表などを導入し再発防止に努めている。
福島市デジタル推進課の菅野寿和さんは「最終日に向けまして窓口の混雑が予想される所なのですが、一つ一つの手続きを丁寧に確認しながら進めることで、ミスなく手続きの支援を進めていきたい」と話していた。

総務省によると、8月の時点では全国で約2000万人がマイナポイントの申請を行っていなかったが、9月に入り200万人以上が申請したということだ。