「尊い命奪われた遺族忘れないで」袴田事件再審で被害者遺族 姉ひで子さんも意見述べ22日結審へ 検察再び死刑求刑か=静岡地裁

3 週前
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1966年、静岡県の旧清水市で一家4人が殺害されたいわゆる「袴田事件」の再審=やり直しの裁判は5月22日、検察側の求刑を迎えます。

最後の審理では、被害者遺族による書面での意見陳述が行われました。

静岡地方裁判所前から滝澤悠希アナウンサーです。

<滝澤悠希アナウンサー>
「被害者遺族の意見陳述は検察によって代読されました。尊い命を奪われた被害者がいることを忘れないでほしい。再度、真実を明らかにしてほしいという切実な言葉がありました。再審公判はきょうで全ての審理を終え、結審する見通しです」

<袴田巖さんの姉ひで子さん>
「やっぱりこの1年は長く感じましたね。実際に動いてるってこととね、58年は闘っていますが1番長く感じましたね。巖の裁判ですので、巖はいまは話はできないから巖に代わって巖の言いたいことを申し上げるつもり」

袴田巖さんの姉・ひで子さんは「裁判には慣れている」と、平常心で裁判所に向かいました。

<中井秀カメラマン>
「現在午前8時40分、裁判所の前では傍聴券を求め多くの人が列を作っています」

26枚の傍聴券を求めて、224人が列を作った22日朝の静岡地方裁判所。

再審公判は、2023年10月から始まり、15回目の2024年5月22日、結審する見通しで、弁護側の最終弁論では袴田さんの代わりに出廷している姉のひで子さんが意見陳述をする予定です。

また、“証拠のねつ造”も指摘されている検察側が、再び死刑を求刑するかが注目されます。

検察は先ほど、犯人はみそ工場で働く袴田さんであると認められるとして論告を始めました。

詳細は NEWS DIG でも!↓
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/sbs/1183883
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