月面探査機を軌道に投入 Ｈ２Ａロケット４７号機 打ち上げ成功 鹿児島・種子島 (23/09/07 11:35)

日本初の月面着陸を目指す探査機などを載せたＨ２Ａロケット４７号機が７日午前、種子島宇宙センターから打ち上げられました。

衛星が予定の軌道に投入され打ち上げは成功しました。

「３、２、１、０Ｈ２Ａロケット４７号機いま打ち上げられました」

強い光と轟音を響かせながら宇宙へと進んでいきます。

Ｈ２Ａロケット４７号機は７日午前８時４２分１１秒に種子島宇宙センターから打ち上げられました。

ロケットはまっすぐに宇宙へと進み打ち上げから約１分半後の固体ロケットブースタの分離まで肉眼で確認することができました。

そして、約１４分後に、天体や高温ガスが出すエックス線をとらえて銀河や星の構造を探る観測衛星「ＸＲＩＳＭ」を分離しました。

また、打ち上げから約４７分後に２つ目の月面探査機「ＳＬＩＭ」を予定の軌道に投入し、打ち上げは成功しました。

Ｈ２Ａロケットは４１機連続の打ち上げ成功です。

種子島島内の公園では１００人以上が打ち上げの様子を見守りました。

無人探査機「ＳＬＩＭ」は今後、月の周回軌道に入った後、４カ月後以降に日本初となる月面着陸を目指します。


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