国宝も水に浸かる…空撮で見た被害状況《福島・いわき市上空》河川の氾濫の爪痕…土砂崩れも発生

9月8日からの大雨で甚大な被害が発生した福島県いわき市。その全容は一夜明けてもつかめていない。福島テレビのカメラが上空から被害の様子を撮影した。

＜JR内郷駅周辺＞ 一夜明け、浸水があった地区は水がはけていたが、住民が泥の片付け作業に追われていた。

＜川の水があふれた宮川＞ 強い流れの影響か、川にかかる橋の欄干が流されてた。川沿いには流木が散らばり、草木の傾きを見ると、相当な水の勢いだったことがわかる。

＜国宝・白水阿弥陀堂＞ 元々池があり美しい庭園が広がっているのだが、そのほとんどが水に浸かっていた。また参道のほとんどが水没し、本堂の内部まで水が押し寄せているのがわかる。

＜いわき市内郷白水町＞ 地区を流れる川から水があふれ、濁流で押し流されたのか、複数の車が積み重なっていた。

＜土砂崩れも発生＞ 土砂崩れの現場では重機による土砂のが撤去作業が行われていた。

＜住民が作業に追われる様子も＞いわき市植田町・渋川の流域では、道路一帯が泥をかぶっていて、広い範囲で水に追われたことがうかがえた。また多くの住民が片付け作業を行う様子が見られた。

※動画が見られない場合はFNNプライムオンラインまたは福島テレビのホームページでご覧ください。

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