@オレたちのプロレスと格闘技の考察

↓応援頂けるスポンサー様 お問い合わせはコチラから toshihanai1971@gmail.com 以下に2つの資料を示す。1985年1月に出版された「最新版プロレスなんでもベストテン」の「名勝負ベスト10」と、1990年3月に日本テレビの特番で放送された「ファンが選ぶ全日本プロレス名勝負ベスト10」の投票結果である。 まず前者から。10試合とも間違いなく名勝負である。その内訳は、日本プロレスが3位5位6位の3試合、全日本が2位4位8位の3試合、新日本が1位7位9位10位の4試合となっている。国際プロレス

マット界にこれまでなかった出来事が40年前に突如として起こった。 今も語り草となっている新日本・全日本プロレスによる「外国人レスラー引き抜き戦争」である。 ブッチャー、タイガー戸口を引き抜かれた馬場は新日本のやり方に激怒。 企業戦争を仕掛けられた全日本は報復措置

1982年11月4日、新日本プロレスの蔵前国技館大会のメインイベントのアントニオ猪木ｖｓはぐれ国際軍団、ラッシャー木村、アニマル浜口、寺西勇の、1対3の変則タッグマッチ。 今でも、その変則タッグマッチ形式のインパクトとともに、振り返られることの多い同試合だが、実は当

天才にして怪物。対戦した相手が、こぞって「日本人歴代最強レスラー」と絶賛したのが、 全日本プロレスのジャンボ鶴田である。 昭和50年代までの鶴田は、どこか煮え切らず、観客は感情移入しにくかった。 だが〝風雲昇り龍〟天龍源一郎との戦いで変わった。 底なしの強さを持

1985年12月6日、 新日本プロレス両国国技館大会でまさかの光景が現実のものとなった。前年春に新日本を飛び出し、理想の格闘技プロレスを追求していた前田日明をはじめとする旧UWF勢が、業務提携という形ながら古巣に戻ってきたのだ。 新日本マットにスリルと緊張をもたらした

一体どのような経緯で「PRIDE」は消滅したのだろうか？ 総合格闘技ブームが日本を席巻していた2003年1月、『PRIDE』を主催する『ドリームステージエンターテインメント』社長の森下直人が、ホテルの客室で〇亡しているのが発見された。“総合格闘技界のビル・ゲイツ”の異名