未来のプロサッカー選手を目指しJクラブのアカデミーに所属する選手は日々汗を流しているが、プロの世界までたどり着けるのは一握りの選手に過ぎない。日本代表のMF川辺駿選手らを多数のJリーガーを輩出するサンフレッチェ広島のアカデミーでも毎年、熾烈な競争が繰り広げられている。 2018年には中学年代のクラブチーム日本一を決める大会で優勝したが、ユースへの昇格を果たしたのは5人のみ。 昇格できなかった悔しさを胸に高校サッカーの道へと進んだ残りの11人は、それぞれのステージで奮闘を続けている。 中学卒業から3年経った2