春のセンバツ出場 福島・学法石川が33年ぶり 地元も歓喜 秋の東北大会で宮城・秋田の優勝校撃破が評価 (24/01/26 18:48)

3 個月前
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甲子園を舞台に全国から選ばれた強豪が集う春のセンバツに学法石川の出場が決まった!33年ぶりに届いた春の吉報だ。

1月26日午後3時半…その瞬間がやってきた。
選考委員:「3校目に学校法人石川高校を選出いたしました」

福島テレビ・松山理穂アナウンサー:「いま学法石川の名前が呼ばれました!会場は大きな大きな歓声が上がっています!」

33年ぶりとなる春の吉報に部員たちは抱き合い、涙を流しながら、喜びを分かち合った。学法石川の佐々木順一朗監督は「色んな言葉を発しようと思ったんですけど、全部飛んでしまいました。物凄く嬉しいです。ただ嬉しいのはここまでという事で、ここからは責任が生まれます。選ばれたからには感謝をするだけではなくて、責任ある行動をとって、甲子園で思い切り大暴れする。これが恩返しだと思うので、恩返し出来るように頑張っていきましょう」と集まった生徒・OBなどを前に挨拶した。

センバツ出場の報せに石川町も盛り上がった。
「学法なったね。選ばれた」
野球部員がよく利用するという「お菓子のさかい」野球部OBの酒井信夫さんは活躍に期待を寄せる。お菓子のさかい・酒井信夫さんは「自分が行くみたいにそれ以上に嬉しいです。パンは商売だからいくらでもありますから。いっぱい食べて貰って良い試合してもらいたい」と話す。そして商店街の人たちも。
人形の丸久・生田目保さん:「男全部で6人。皆、学法石川出身なんですよ。だから最高です。暗いニュースばっかりだったんで、石川町にようやく明るいニュースが飛び込んできました」
丸昌精肉店・後藤隆さん:「(肉を買って)保護者さんたちが中心になって作ってくれているので、一杯食べて、力付けて頑張って貰いたいと思います」

各県の優勝校が出場する夏の甲子園とは違い、春のセンバツの選考基準となるのが、全国10地区で行われる大会だ。東北地方であれば「東北大会」今回のセンバツから東北の出場枠が従来の「2校」から「3校」に増えた。つまり、決勝に進んだ2校は出場がほぼ確実になる。

福島県第3代表で挑んだ学法石川は、盛岡中央との初戦で逆転勝利をおさめると。2回戦では宮城第1代表の聖和学園を1点差で撃破。準々決勝では秋田第1代表の金足農業に対し、1年生の大栄利哉選手の投打に渡る活躍でベスト4に進出した。
準決勝では、八戸学院光星に1対0で敗れたため、センバツの切符は同じくベスト4に進んだ岩手・一関学院と争う形となった。

選考委員会は選出理由について「福島県大会3位で東北大会に出場しましたが、宮城県・秋田県の1位校2校を破っての準決勝進出が高く評価されました」と説明した。33年前1991年のセンバツでは、プロ野球でも活躍した川越英隆投手を擁し1回戦を突破した学法石川。甲子園での大暴れを誓う。

***学法石川・小宅善叶主将に話を伺った***
ーー今の気持ちを教えてください。
「素直に嬉しい気持ちです」

ーー皆さんも笑顔で、そして泣いてる選手もいましたね。
「甲子園出たという思いで入ってきた選手が多い中で、込み上げてくるものが自分もありました。みんなで喜びを分かち合えたので、今日の瞬間は一生忘れないって思います」

ーーそして春は33年ぶりです。街の皆さんの喜びもね大きいですよね?
「伝統ある高校。甲子園は33年ぶりということで、次は自分たちが恩返しする番だと思うので、甲子園ではそういう試合にしていきたいなと思います」

ーー選ばれた理由の一つが、秋の東北大会での攻守交代の際のキビキビとした動きということでしたが、意識していた部分だったんでしょうか?
「特に意識はしていなかったが、練習中は切り替えの部分を大切にしようということで常にやってきましたので、そのまま自然に出たかなと思います」

ーー選抜まで2ヶ月弱となりました。強化していくポイント、そしてどんな試合にしたいですか>
「一番はチーム力をもっと上げていきたい。地域に支えてもらった分、次は自分たちが甲子園に出てして恩返しする番だと思うので、全員で協力して戦う甲子園にしていきたいなと思います」
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