【国内で75年ぶりの新たな路面電車】芳賀・宇都宮LRTが開業(2023年8月26日ニュース)

芳賀・宇都宮LRTが開業しました。
宇都宮ライトレールは、今日26日、芳賀・宇都宮LRTを開業しました。
芳賀・宇都宮LRTは、栃木県宇都宮市の宇都宮駅東口停留場から芳賀郡芳賀町の芳賀・高根沢工業団地停留場を結ぶ全長14.6kmの新たな路線です。停留場は、起終点駅を含めると19駅が設置されており、全線の所要時間は約48分です。通勤時間帯は約8分間隔、それ以外は約12分間隔で運行します。運賃は、150円～400円となっています。
地盤改良や工事の遅れなどで開業時期が2回延期されましたが、構想から約30年を経て2023年8月26日に開業日を迎えました。国内で新たな路面電車が開業するのは約75年ぶりとなり、すべての線路を新しく建設したLRTは全国初となります。
市東部の交通渋滞解消などが期待されています。
開業初日は、特別列車も運行されて、15時ごろより一般運行が始まりました。
開業と同時に、雷の光をイメージした黄色をシンボルカラーに取り入れた「HU300形」の営業運転も始まったこととなります。
明日27日は始発から定期ダイヤでの運行になる予定です。なお、開業時点では各駅停車のみの運行となりますが、将来的には快速の運行も予定されています。
また、今後、JR宇都宮駅を越えた東武宇都宮駅方面への延伸も検討されています。